フェンタニル

この記事は良質な記事に選ばれています
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フェンタニル (Fentanyl) は、鎮痛剤として使用される非常に強力な合成オピオイドである。ほかの薬物とともに、麻酔[1]集中治療室での鎮痛鎮静[2]に用い、術後鎮痛や癌性疼痛の鎮痛にも適応がある[3]

フェンタニル
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
発音 /ˈfɛntənɪl/ or /ˈfɛntənəl/
販売名 フェンタニル[5]、フェントス[6]、イーフェン[7]、アブストラル(Abstral)[8]、デュロテップ[9]、ワンデュロ[10]、Sublimaze[11]、Instanyl[12]、Lazanda[13]
Drugs.com monograph
MedlinePlus a605043
ライセンス EMA:リンクUS Daily Med:リンク
胎児危険度分類
  • AU: C
法的規制
依存性 高い[4]
投与経路 口腔粘膜硬膜外麻酔筋肉内注射髄腔内英語版静脈注射舌下英語版経皮吸収パッチ
薬物動態データ
生物学的利用能92% (経皮)
89% (鼻腔) [14]
50% (頬粘膜)
33% (消化管)
100% (筋肉注射)
80% (吸入)
100% (静脈注射)
血漿タンパク結合80–85%[15]
代謝肝臓、主としてCYP3A4による。
作用発現5分[16]
半減期IV: 6分 (T1/2 α)
1時間 (T1/2 β)
16時間(T1/2 ɣ)
鼻腔内: 15-25時間[17]
経皮: 20–27時間[17]
舌下 (単回): 5–13.5時間[17]
頬粘膜: 3.2-6.4時間[17]
作用持続時間IV: 30–60 minutes[16][18]
排泄主に尿から代謝物が排泄 ( 10%以上は未変化体として)[17]
識別
CAS番号
437-38-7 チェック
ATCコード N01AH01 (WHO) N02AB03 (WHO)
PubChem CID: 3345
IUPHAR/BPS 1626
DrugBank DB00813 チェック
ChemSpider 3228 チェック
UNII UF599785JZ チェック
KEGG D00320  チェック
ChEBI CHEBI:119915 チェック
ChEMBL CHEMBL596 チェック
PDB ligand ID 7V7 (PDBe, RCSB PDB)
化学的データ
化学式C22H28N2O
分子量336.48 g·mol−1
物理的データ
密度1.1 g/cm3
融点87.5 °C (189.5 °F)
テンプレートを表示

概要[編集]

フェンタニルは、主に鎮痛薬として使用される強力な合成ピペリジン系オピオイドである。ヘロインの50倍、モルヒネの100倍の効力を持つ[19]。主な臨床用途は、がん患者や手術患者の術中・術後疼痛管理である[20][21]。フェンタニルは処置時の鎮静・鎮痛にも使用される[22]投与方法にもよるが、フェンタニルは非常に即効性があり、比較的少量で過剰摂取を引き起こす可能性がある[23]。フェンタニルはμオピオイド受容体英語版を活性化することによって作用する[17]

作用は急速で、効果は通常2時間以内に消失する[17]。医療では注射、鼻腔スプレー、皮膚パッチ、トローチ、錠剤などの剤形で頬粘膜から吸収させて用いる[17][24]。医薬品としてのフェンタニルの有害作用は、他のオピオイドの有害作用と同じであり[25]依存症せん妄呼吸抑制(重度かつ未治療の場合、呼吸停止に至る可能性がある)、傾眠吐き気、視覚障害、ジスキネジア幻覚せん妄、「麻薬性せん妄」として知られるこれら精神症状の組み合わせ、イレウス筋硬直便秘意識消失英語版低血圧昏睡死亡などである[22]アルコールと他の薬物(例: コカインおよびヘロインなど)は、フェンタニルの副作用を相乗的に悪化させる。ナロキソンは、オピオイドの過剰摂取の影響を拮抗することができるが、フェンタニルは非常に強力であるため、複数回のナロキソン投与が必要な場合がある[11]

フェンタニルは1959年にポール・ヤンセン(Paul Janssen)英語版によって初めて合成され、1968年に米国で医療用として承認された[17][26]。発売から20年以上、作用時間の短い注射薬のみであったが、様々な剤形の開発が進められた。1990年代には、有効成分を皮膚から長時間送達するために経皮吸収パッチが開発された[27]。1998年にはトローチ製剤が承認され[28]、2009年には口腔粘膜吸収製剤として水溶性フィルムが承認された[29]。2011年、速放製剤のバリエーションとして、フェンタニルを鼻から投与することも可能となった(点鼻薬[30][31]。2015年には、世界中で1,600キログラム(3,500ポンド)が医療に使用された[32]。2017年の時点で、フェンタニルは医療で最も広く使用されている合成オピオイドであった[33]。2019年には、米国で最も処方されている薬の278番目であり、100万以上の処方があった[34][35]。フェンタニルはWHO必須医薬品モデル・リストに掲載されている[36]

フェンタニルは、アメリカにおけるオピオイド過剰摂取の流行英語版に拍車をかけ続けている。2011年から2021年まで、処方オピオイドによる年間死亡者数は横ばいであったが、合成オピオイド過剰摂取による年間死亡者数は2,600人から70,601人に増加した[37]。2018年以降、フェンタニルとその類似体が米国における薬物過剰摂取による死亡のほとんどを占めており、2021年には71,238人以上の死亡を引き起こしている[38][37][39]。フェンタニルは、2018年にヘロインを抜いて以来、米国における薬物過剰摂取による死亡の大部分を占めている[38]アメリカの国立法医学研究所英語版は、連邦、州、地方の鑑識によるフェンタニルの報告は、2014年の4,697件から2020年には117,045件に増加したと推定している[40]。フェンタニルは、コカインやヘロインなどの他の薬物と一緒に混合されたり、摂取されたりすることが多い[40]。フェンタニルは錠剤の形で報告されており、その中にはオキシコドンなどの医薬品を偽装した錠剤も含まれている[40]。他の薬物と混合されたり、医薬品として偽装されたりすることで、過剰摂取の場合に正しい治療法を判断することが難しくなり、その結果、死者が増えることになる[22]。フェンタニルと混合された他の薬物の服用による過剰摂取を防ぐために、薬物検査キットが利用可能である[41][42]。フェンタニルは製造が容易で力価が高いため、密造密輸も容易であり、その結果、フェンタニルは他の乱用される麻薬に取って代わり、より広く使用されるようになった[43]

適応[編集]

麻酔[編集]

フェンタニルは、麻酔および鎮痛を目的としてしばしば静脈注射される[44]。麻酔を導入するために、プロポフォールチオペンタールのような鎮静催眠薬および筋弛緩薬とともに投与される[45]。麻酔を維持するためには、吸入麻酔薬と共に追加のフェンタニルが使用されることがある[45]内視鏡検査手術などの処置中および救急外来において、15~30分の間隔で投与されることも多い[46][47]

手術後の疼痛緩和目的で術中に用いると、麻酔中に必要な吸入麻酔薬の量を減らすことができる[45]。この薬物のバランスをとり、予想される刺激と患者の反応に基づいて薬物を滴定投与することで、処置の間中、血圧心拍数が安定し、痛みを最小限に抑えながら麻酔からの覚醒を早めることができる[45]

脊髄くも膜下麻酔[編集]

フェンタニルは、親油性であるため作用発現が早く(5~10分)、作用持続時間が中程度(60~120分)であることから、髄腔内英語版に投与されるオピオイドとしては最も一般的に使用されている[48]。高比重ブピバカインとフェンタニルとの組み合わせが最適である。フェンタニルのほぼ即時の作用発現により、手技中の内臓の不快感や吐き気さえも軽減される[49]

産科[編集]

フェンタニルは、硬膜外無痛分娩および帝王切開時の脊髄くも膜下麻酔のために、硬膜外腔ないしは髄腔内に投与されることもある。フェンタニルは脂溶性が高いため、その作用はモルヒネよりも局所的であり、より広い範囲の鎮痛を得るためにモルヒネの使用を好む臨床医もいる[50]。最大効果発現までの時間が短く(約5分)、1回の投与で速やかに効果が消失し、比較的心血管系が安定することから、産科麻酔に広く使用されている[51]。産科では、母体から胎児への大量移行が起こらないよう、投与量を厳密に調節する必要がある。高用量では、薬物が胎児に作用して出生後の呼吸抑制を引き起こす可能性がある[51]。このため、妊婦で全身麻酔を導入する場合には、アルフェンタニル英語版レミフェンタニルなどの作用時間の短い薬物の方が適している場合がある[52]

疼痛管理[編集]

フェンタニルの経鼻スプレー。一回100µgが噴霧される。

経鼻フェンタニル製剤の生物学的利用率は約70~90%であるが、鼻孔内凝固、咽頭からの嚥下、および誤った投与により、正確ではない。フェンタニルの経鼻投与は、救急用、緩和医療用ともに、50、100、200、400μgの用量で入手可能である(商品名Pecfent)。救急医療では、約900人の院外患者を対象とした前向き観察研究において、副作用の発現率が低く、疼痛軽減効果が期待できるフェンタニル経鼻投与の安全性が実証された[53]

小児では、フェンタニルの経鼻投与は中等度から重度の疼痛の治療に有用であり、忍容性も良好である[54]。さらに、2017年の研究では、体重13kgまで、ないしは5歳までの小児におけるフェンタニルトローチの有効性が示唆された。トローチは、バッカル錠剤(口腔粘膜投与)とは対照的に、小児が十分な投与量をコントロールできるため、使用されやすい[55]

慢性疼痛[編集]

フェンタニルは、がん性疼痛を含む慢性疼痛管理にも用いられる[56]。多くの場合、経皮吸収パッチが使用される[40]。このパッチは、48~72時間かけてフェンタニルを皮膚から血流にゆっくりと放出することによって作用し、長時間の疼痛管理が可能となる[57]。一般に、経皮吸収率は一定の皮膚温度で一定であるため、投与量はパッチの大きさに基づいて決定される[57]。吸収率は多くの因子に依存している。体温、皮膚のタイプ、体脂肪の量、パッチを貼る場所などが大きな影響を及ぼす。また、メーカーによって使用される送達システムの違いも、個々の吸収率や投与経路に影響する。通常の状況下では、パッチは12~24時間以内にその効果を十分に発揮する。フェンタニル・パッチは、突出痛に対処するために、即効性のオピオイド(モルヒネまたはオキシコドンなど)と一緒に処方されることが多い[57]。フェンタニルが神経因性疼痛の患者に長期的な鎮痛効果をもたらすかどうかは不明である[58]

突出痛[編集]

フェンタニルの舌下錠英語版は、速やかに溶解して舌下粘膜から吸収され、迅速な鎮痛をもたらす[59]。フェンタニルは脂溶性の高い化合物であり[59][60]、舌下投与でよく吸収され、一般に忍容性が高い[59]。このような剤形は、発症が迅速で持続時間が短く強度が強いことが多いがん性疼痛の突出痛(ブレークスルー)に特に有用である[61]

緩和ケア[編集]

1時間当たり12マイクログラムの放出速度を有するフェンタニル経皮パッチを腕に貼付した患者

緩和ケアにおいて、経皮フェンタニルパッチは、以下のような患者に対して、限定的ではあるが決定的な役割を果たす。

経皮パッチを使用する場合、患者は外部熱源(直射日光、暖房パッドなど)を最小限にするか避けるように注意しなければならないが、これは過剰な薬物の放出と吸収を誘発し、致命的な合併症を引き起こす可能性がある[65]

戦傷医療[編集]

アフガニスタンにおけるアメリカ空軍パラレスキュー英語版衛生兵は、即席爆発装置(IED)の爆発やその他の外傷による戦闘負傷者に、ロリポップの形をしたフェンタニルトローチを使用した[66]。棒を指にテープで固定し、飴を頬粘膜英語版でしゃぶらせる。十分なフェンタニルが吸収されると、鎮静状態、すなわち十分な鎮痛効果が得られた患者は一般的にロリポップを口から落とし、過剰摂取の可能性と関連するリスクが軽減される[66]

呼吸困難[編集]

フェンタニルは、患者がモルヒネに耐えられない場合、または息切れにモルヒネが効きづらい場合に、息切れ(呼吸困難)を緩和するのに使用される。フェンタニルは、疼痛および息切れが重篤で強力なオピオイドによる治療が必要な緩和ケアの現場で、このような治療に有用である。ホスピスにおける終末期の呼吸困難の緩和にはクエン酸フェンタニルのネブライザー(噴霧)英語版が用いられている[67][68]

その他[編集]

点鼻薬や吸入薬などの一部の投与経路では、一般に血中濃度が高くなるまでの時間が早く、より即効性の高い鎮痛が得られるが、特に過剰摂取時にはより重篤な副作用も生じる。これらの器具の中には、バッカル剤や経口薬と比較して、はるかに高価なものがあるが、その利点はわずかであるため、価格に見合わないものもある。フェンタニルの経鼻投与は、急性期病院内での管理においてモルヒネの静脈内投与と同等の効果があり、筋肉内注射よりも優れているようである[54]

フェンタニルの患者制御経皮投与システム(patient-controlledtransdermalsystem: PCTS)が開発中であり、術後疼痛を治療するために、患者が皮膚からフェンタニルの投与を制御できるようにすることを目的としている[69]。この技術は、イオン導入により、10分間に40μgの塩酸フェンタニルをオンデマンドで投与する「あらかじめプログラムされた自己完結型の薬物送達システム」から構成されている。大手術後24時間までの中等度から重度の術後疼痛患者189人を対象とした2004年の臨床研究では、鎮痛が不十分であったために25%の患者が離脱した。しかしながら、PCTS法はプラセボよりも優れており、平均ビジュアルアナログスケール(VAS)英語版疼痛スコアが低く、有意な呼吸抑制作用がないことが示された[70]

有害作用[編集]

2ミリグラムのフェンタニル粉末(鉛筆の先端の量)は、ほとんどの人にとって致死量である[71]
全体として、米国における薬物過剰摂取による死亡は2019年から2021年にかけて増加し、2021年には106,000人以上の薬物過剰摂取による死亡が報告された。メサドン以外の合成オピオイド(主にフェンタニル)が関与する死亡は増加し続け、2021年には70,601件の過剰摂取による死亡が報告された。コカインや乱用の可能性のある精神刺激薬(主にメタンフェタミン)を含む覚せい剤に関与するものも増加し続けており、2021年には32,537人の過剰摂取による死亡が報告されている(出典:CDC WONDER)[37]

フェンタニルの最も一般的な副作用は、吐き気、嘔吐、便秘、口の渇き、傾眠せん妄無力感(asthenia)英語版などであり、10%以上の人が罹患する。頻度は低いが、3~10%の人に、腹痛、頭痛、疲労、食欲不振と体重減少、めまい、神経過敏、不安、抑うつ、インフルエンザのような症状、消化不良(dyspepsia)英語版息切れ呼吸抑制無呼吸尿閉が起こることがある。失語とも関連があるとされる[72]。フェンタニルはより強力な鎮痛薬であるにもかかわらず、モルヒネよりも吐き気が少なく、ヒスタミン誘発性のかゆみも少ない傾向がある[73]

フェンタニルの作用時間は時に過小評価され、医療現場での危害につながってきた[74][75][76][77]。2006年、米国食品医薬品局(FDA)はいくつかの呼吸器系の死亡事故について調査を開始したが、英国の医師は2008年9月までフェンタニルのリスクについて警告を受けなかった[78]。 2012年4月、FDAは、フェンタニルスキンパッチへの偶発的な曝露により、12人の幼児が死亡し、さらに12人が重症化したと報告した[79]

呼吸抑制[編集]

フェンタニルの最も危険な副作用は呼吸抑制であり[80]、二酸化炭素に対する感受性の低下により呼吸数が減少し、低酸素性脳損傷または死亡を引き起こす可能性がある。このリスクは、(麻酔時のように)気管チューブ気道が確保されている場合には減少する[81]。このリスクは、閉塞性睡眠時無呼吸症候群英語版の患者など特定の集団で高くなる[81]

呼吸抑制のリスクを増大させる他の因子は以下の通りである[81]

経皮吸収パッチなどの徐放性フェンタニル製剤は、予期しない遅発性呼吸抑制を起こすこともある[82][83][84]

心血管系への影響[編集]

  • 徐脈: フェンタニルは、脳幹の迷走神経緊張を亢進させることによって心拍数を低下させ、副交感神経系を亢進させる[81]
  • 血管拡張: フェンタニルはまた、主に脳幹の血管運動中枢を抑制することにより、中枢性の機序を介して動脈および静脈を拡張させる。程度は弱いが、直接血管にもこの作用は及ぶ[81]。この作用は、高血圧うっ血性心不全の患者のように、交感神経活動がすでに亢進している患者においては、より強く作用する[81]。通常量を投与した場合は、心臓の収縮力には影響しない[81]

筋硬直[編集]

フェンタニルの大量ボーラスを迅速に投与した場合、声帯の筋硬直によって、全身麻酔時のバッグマスク換気が非常に困難になることがある。この作用の正確な機序は不明であるが、神経筋遮断薬を用いて予防および治療が可能である[81]

鉛管現象[編集]

フェンタニルの顕著な特異的副作用には、呼吸不全を誘発する腹筋および横隔膜の硬直の突然の発現も含まれる;これは高用量でみられ、鉛管現象として知られている[85]。この症候群は、フェンタニルの過量投与による死亡の一因であると考えられている[86]

鉛管現象はナロキソンによって逆転されるが、α-アドレナリン受容体を活性化するノルアドレナリンの放出、およびおそらくアセチルコリン受容体の活性化を介して引き起こされると考えられている[87]

鉛管現象は、最も強力なオピオイド(今日では、フェンタニルとその類似体から成る)に特有のものであるが、ヘロインのような他のあまり強力でないオピオイドは、呼吸筋の軽度の硬直を生じるが、その程度ははるかに低い[88][87]

過剰摂取[編集]

フェンタニル。2mg(右の白い粉末)は、ほとんどのヒトにとって致死量である[89] 。アメリカの1セント硬貨 は19mm幅。

フェンタニルは、毒性を生じるのに必要な量が予測できないため、ヒトにおいて例外的に高い過量投与リスクをもたらす[22]。フェンタニルのみに起因する過量投与による死亡のほとんどは、その医薬品形態において、平均25ng/mLの血清濃度で発生し、その範囲は5~27ng/mLである[90]。 多剤併用の状況では、約7ng/ml以上の血中フェンタニル濃度が死亡と関連している[91]。過量服薬例の85%以上で、少なくとも1つ他の薬物を含んでおり、混合物がどのレベルで致死的であるかを示す明確な相関関係はなかった。致死的な混合物の用量は、場合によっては3倍以上も異なっていた。このように他の薬物併用時の変動率の予測が極めて難しいため、致命的な事故を回避することは特に困難である[92]

ナロキソンは、オピオイドの過剰摂取症状を完全に、あるいは部分的に元に戻すことができる[93]。2014年7月、英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は、特に小児において、経皮吸収型フェンタニル・パッチへの偶発的な曝露が生命を脅かす害をもたらす可能性について警告を発し、廃棄する前に粘着面を内側にして折りたたむべきであると助言した[94]。パッチは、フェンタニルの過剰摂取のリスクが最も高い小児から遠ざけておくべきである[95]。米国では、フェンタニルおよびフェンタニル類似物質が2017年に29,000人以上の死亡を引き起こし、以前の4年間よりも大幅に増加した[96][97]

一個あたり600 μg英語版 のフェンタニルを含有するトローチ、30個入り。

フェンタニルによる死亡の増加の中には、処方されたフェンタニルではなく、ヘロインと混合されたり、ヘロインとして販売されたりしている違法に製造されたフェンタニルに関連しているものもある[98]。フェンタニルの過剰摂取による死亡は、2015年9月以来、カナダでは引き続き公衆衛生上の全国的な懸念事項となっている[99]。2016年、ブリティッシュコロンビア州におけるフェンタニルの過剰摂取による死亡者は1日平均2人であった[100]。2017年、ブリティッシュコロンビア州における2017年1月から4月までの過剰摂取による死亡者は368人であり、死亡率は100%以上増加した[101]

2019年の各地域から米国への違法フェンタニルの流入

フェンタニルは、違法に製造されたオピオイドやベンゾジアゼピンだけでなく、ヘロインにも混入し始めている。コカイン、メタンフェタミンケタミンMDMA、その他の薬物へのフェンタニルの混入はよくおこなわれている[102][103]。フェンタニルが混入されたヘロイン1キログラムは10万米ドル以上で取引される可能性があるが、フェンタニル自体は1キログラムあたり約6,000米ドルとはるかに安価に製造される可能性がある。米国に直接密輸されるフェンタニルおよびフェンタニル関連物質の主な供給源はメキシコと中国であるが、完成したフェンタニル粉末およびフェンタニル前駆体化学物質の供給源としてインドが台頭してきている[104][105]。英国内では、自国のフェンタニル生産が輸入に取って代わりつつあるため、英国の違法薬物市場はもはや中国に依存していない[106]

オピオイド未投与の実験被験者の50%を死に至らしめる静脈内投与量(LD50)は「ラットで3mg/kg、ネコで1mg/kg、イヌで14mg/kg、サルで0.03mg/kg」であり[107]、マウスにおけるLD50は静脈内投与で6.9mg/kg、腹腔内投与で17.5mg/kg、経口投与で27.8mg/kgとされている[108]。ヒトにおけるLD50は不明である[109]

2023年6月、米国とカナダにおける過剰摂取による死亡は再び記録的な数に達した。ウィーンに本部を置く国連薬物犯罪事務所(UNODC)の2023年の報告書によると、死亡者数の増加は使用者数の増加だけではなく、フェンタニル自体の致死作用に関連している。フェンタニルは、他の広く乱用されているオピオイドやアヘンよりもかなり毒性が強いため、特別な位置づけが必要だろう。小児における過剰摂取による死亡例についても、数字が懸念されている。JAMA networkの報告によると、1999年から2021年までの小児死亡例の37.5%がフェンタニルに関連しており、そのほとんどが青年(89.6%)と0~4歳児(6.6%)であった。UNODCによれば、「北米におけるオピオイド危機は衰えることなく、前代未聞の過剰摂取による死亡数となっている」[110][111]

二次暴露による警察からの中毒誤報[編集]

2010年代後半、アメリカの一部のメディアは、警察官が粉末状のフェンタニルに触れたり、衣服についたフェンタニルを払ったりした後に入院したという話を報道し始めた[112][113]。フェンタニルへの局所的(または経皮的)および吸入暴露が中毒や過剰摂取を引き起こす可能性は極めて低く(非常に大量のフェンタニルに長期間暴露された場合を除く)、救急隊員警察官などの初期対応者が、無傷の皮膚で偶発的に接触して、フェンタニル中毒となるリスクはほとんどない[114][115]。Journal of Medical Toxicology誌の2020年の論文では、「オピオイドは皮膚から効率的に吸収されず、空気中で運ばれる可能性も低いため、意図的でない曝露による中毒は極めて考えにくいというのが科学界のコンセンサスであることに変わりはない」と述べられている[116]。これらの症例で報告されている頻脈過呼吸悪寒などの症状は、フェンタニルの過剰摂取の症状ではなく、パニック発作と関連することの方が一般的であった[117]

2021年の論文では、フェンタニルに対するこのような身体的恐怖により、駆けつけた警官が不必要な防護措置にさらに時間を費やすことになり、過剰摂取に対する効果的な救急対応が妨げられる可能性があること、また、メディアによる報道により、薬物を使用する人の周囲にいると危険であるという、より広範な社会的スティグマが続いてしまう可能性があることについての懸念が表明された[118]

毒性学の専門家の多くは、警察官が単に触れただけで本当に過剰摂取になることに懐疑的である。ケース・ウェスタン・リザーブ大学救急中毒医学(addiction medicine)英語版専門のライアン・マリーノ医師によれば、「このようなことは一度も起きたことない。皮膚に触れたり、誤ってフェンタニルを吸い込んだりしたことによる過剰摂取は一度もない」[119]

予防[編集]

フェンタニルの誤用と致命的な過剰摂取を防ぐための公衆衛生勧告が、米国疾病管理予防センター(CDC)によって出されている。最初のHAN勧告(Health Alert Network Advisory: 特定の事件や状況に対する重要で一刻を争う情報を提供し、保健当局者、検査技師、臨床医、一般市民による即時の行動や注意を喚起し、最高レベルの重要性を伝える」)は、2015年10月中に発令された[120]。続くHAN勧告は2018年7月に発令され、フェンタニルの乱用や非オピオイドとの混合による死亡者数の増加を警告した[121]。2020年12月のHAN勧告は以下の通りである。

主に、違法に製造されたフェンタニルが関与する過剰摂取による死亡が急激に増加したため、米国全土における薬物過剰摂取による死者は大幅に増加した。薬物過剰摂取による死亡は憂慮すべき勢いで加速し、COVID-19パンデミックに対する広範な緩和措置の実施と同時期、2020年3月から2020年5月にかけての最大の増加が記録された。メタンフェタミン関連の過剰摂取による死亡も大幅に増加した[122]

2019年5月から2020年5月までの12か月間に81,230人の薬物過剰摂取による死亡が発生したが、これは米国で記録された12か月間の薬物過剰摂取の件数としては過去最大であった。CDCは、この増加に対抗するために以下の4つの行動を推奨した[122]

  1. 地域では、ナロキソンの配布と使用、過剰摂取防止教育を拡大する必要がある。
  2. 薬物乱用の治療を周知し、受診しやすくする。
  3. 過剰摂取のリスクが最も高い人に早期に介入する。
  4. 過剰摂取発生の発見率を改善し、より効果的な対応を促進する[122][123]

もう一つの取り組みは、"One Pill Can Kill(一錠でも死ぬ)"と呼ばれる米国麻薬取締局(DEA)によるソーシャルメディアキャンペーンである[71]。このソーシャルメディアキャンペーンの目的は、アメリカで大規模な過剰摂取の蔓延を招いている偽造薬の蔓延に対する認識を広めることである。このキャンペーンでは、偽造薬と本物の錠剤の違いも示している。また、薬物中毒やリハビリテーションのためのリソースも提供している[124]

薬理[編集]

分類[編集]

フェンタニルは、スフェンタニル英語版アルフェンタニル英語版レミフェンタニルカルフェンタニルを含むフェニルピペリジン英語版系の合成オピオイドである[125][126]。カルフェンタニルのようないくつかのフェンタニル類似体英語版は、最大10,000倍モルヒネより強力英語版である[127]

構造活性[編集]

フェンタニルの化学構造は、フェンタログと呼ばれることもある多くの新しいフェンタニル類似体(アナログ)の発見と命名のための現代化学の基礎として使用されてきた。

オピオイドの構造には多くの類似点がある。コデイン、ヒドロコドン、オキシコドン、ヒドロモルフォンなどのオピオイドがモルヒネの単純な修飾によって合成されるのに対し、フェンタニルとその類縁物質はペチジンの修飾によって合成される[81]。ペチジンは完全合成オピオイドであり、アルフェンタニルやスフェンタニルなどのフェニルピペリジン系の他の化合物はこの構造の複雑なバージョンである[81]

他のオピオイドと同様に、フェンタニルは脂溶性が高く、タンパク質と結合し、生理的pHでプロトン化される弱塩基である[81]。これらの因子はすべて、フェンタニルが迅速に細胞膜を通過することを可能にし、体内および中枢神経系における迅速な作用に寄与する[73][125]

フェンタニル類似体[編集]

フェンタニル類似体は、分子のあらゆる位置に様々な化学的修飾を施したフェンタニルの一種であるが、それでもその薬理作用は維持されているか、あるいはそれを上回ることさえある。フェンタニル類似物質の多くは、違法な方法で使用されることのみを目的に合成されるため、「デザイナー・ドラッグ」と呼ばれている。フェンタニル類似体であるカルフェンタニルは、4位にカルボン酸基が付加されている。カルフェンタニルはフェンタニルの20~30倍以上の効力があり、違法薬物販路で一般的である。この薬物は、ゾウやその他の大型動物の鎮静に一般的に使用されている[128]

作用機序[編集]

オピオイド受容体との親和性[129]
リガンド、阻害定数(Ki) 比率
μ受容体 δ受容体 κ受容体 μ:δ:κ
0.39 nM >1,000 nM 255 nM 1:>2564:654

フェンタニルは、他のオピオイドと同様に、オピオイド受容体に作用する。これらの受容体はGタンパク質共役受容体であり、7つの膜貫通部分、細胞内ループ、細胞外ループ、細胞内C末端、および細胞外N末端を含む[81]。細胞外N末端は、異なるタイプの結合基質を区別する上で重要である[81]。フェンタニルが結合すると、下流のシグナル伝達は、cAMP産生の減少、カルシウムイオンの流入の減少、カリウムの流出の増加などの抑制効果をもたらす[81]。これは、中枢神経系の上行経路を抑制し、痛みの知覚を変化させることによって痛覚閾値を増加させる。これは侵害受容英語版シグナルの伝播を減少させることによって媒介され、結果として鎮痛効果をもたらす[130][131]

μ受容体作動薬として、フェンタニルはモルヒネの50~100倍強力に結合する[130]。フェンタニルはδおよびκオピオイド受容体にも結合できるが、親和性は低い。フェンタニルは脂溶性が高く、中枢神経系に浸透しやすい[73][125]。フェンタニルは、伝導速度の遅い非髄鞘型C線維に対する主要な作用で「第二の痛み」を減弱させるが、神経障害性疼痛および細い髄鞘型A線維を介した「第一の痛み」シグナルにはあまり効果がない[81]

フェンタニルは、μ受容体への作用を介して、以下の臨床効果を強く発現することができる[132]

  • 脊髄より上位の鎮痛(μ1受容体)
  • 呼吸抑制2)
  • 身体依存
  • 筋硬直

また、κ受容体作動により、鎮静および脊髄レベルでの鎮痛をもたらす[132]

薬理作用[編集]

  • 疼痛緩和: 主に、フェンタニルは脳および脊髄のμ-受容体に作用して疼痛を緩和する[81]
  • 鎮静:フェンタニルは、投与量を増やすにつれて睡眠と眠気をもたらし、脳波で自然睡眠時によくみられるδ波を発生させることがある[81]
  • 咳嗽反射の抑制: フェンタニルは、咳嗽反射英語版を低下させることによって、気管チューブに対する抵抗や過剰な咳を減少させることができ、覚醒していて気道確保を必要とする人に挿管する際に有用である[81]。フェンタニルのボーラス投与を受けた後、逆に咳が誘発されることもあるが、この原因はよく分かっていない[81]

生体試料中からの検出[編集]

フェンタニルは、乱用を監視し、中毒の診断を確認し、または鑑識を支援するために、血液または尿中で測定されることがある。市販のイムノアッセイが最初のスクリーニング検査としてしばしば使用されるが、確認および定量には一般にクロマトグラフィーが使用される。フェンタニルの存在を検出するために、マーキス試薬(Marquis reagent)英語版を使用することもある。ホルムアルデヒド硫酸を使用し、アヘン薬物と接触させると溶液が紫色に変化する。血中または血漿中のフェンタニル濃度は、薬を治療的に使用している人では0.3~3.0μg/L、中毒者では1~10μg/L、急性過剰摂取の被害者では3~300μg/Lの範囲にあると予想される[133]ペーパースプレー質量分析法(Paper spray ionization)英語版(PS-MS)は、サンプルの初期検査に有用である[134][135]

薬害軽減目的での検出[編集]

薬害軽減団体Dance Safeによる試験紙による検査結果の説明書

フェンタニルは、市販のフェンタニル検査試験紙または検査試薬を使用して、薬物サンプル中から定性的に検出することができる。薬害削減の原則に従い、これらの検査試薬は尿ではなく、薬物サンプルに直接使用する。検査用のサンプルを調製するには、約10mgの薬物を(すなわち1セント硬貨のエイブラハム・リンカーンの頭髪程度の大きさ)ティースプーン1杯(5mL)の水に希釈する必要がある[136]ノートルダム大学のリーバーマン博士の研究室では、希釈が不充分な場合、BTNXフェンタニル検査試験紙はメタンフェタミン、MDMA、ジフェンヒドラミンに対して偽陽性となることが報告されている[137]

核磁気共鳴分光法特性[編集]

核磁気共鳴分光法(NMR)は、存在する官能基に応じて分子の原子の相対的な化学環境に依存し、化合物を調製する化学者にとっては有用な情報が得られる。合成製剤の場合、フェンタニルはプロトンNMRおよび炭素NMRによって特性決定され、確認されている。

プロトン[138]

1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ 7.48−7.37 (m, 3H), 7.33−7.27 (m, 2H), 7.25−7.17 (m, 3H), 7.13−7.05 (m, 2H), 4.88−4.71 (br, 1H), 3.83−3.47 (br, 2H), 3.20−3.09 (br, 2H), 3.09−2.99 (br, 2H), 2.82−2.70 (br, 2H), 2.13−1.99 (br, 4H), 1.94 (q, J = 7.4, 2H), 1.01 (t, J = 7.4, 3H)

炭素[138]

13C NMR (150 MHz, CDCl3) δ 174.0, 138.1, 137.0, 129.9, 129.8, 129.0, 128.9, 128.7, 127.0, 59.1, 52.6, 50.7, 31.3, 28.4, 28.0, 9.5

合成[編集]

フェンタニルは、4-アニロピペリジン系の合成オピオイドである[139]。フェンタニルの合成は、科学文献に報告されている4つの主な方法、すなわち、ヤンセン法、ジークフリード法、グプタ法、またはスー法のいずれかによる[140][141]

ヤンセン法[編集]

関連オピオイドを合成するヤンセン合成法の一部

ポール・ヤンセン(Paul Janssen)が1964年に特許を取得したオリジナルの合成法では、N-ベンジル-4-ピペリドンからベンジルフェンタニル英語版を合成する。得られたベンジルフェンタニルは、ノルフェンタニル英語版の原料として使用される。塩化フェネチルとの反応によってフェンタニルを形成するのはノルフェンタニルである[142]

ジークフリード法[編集]

NPPから4-ANPPを経てフェンタニルに至るジークフリード法

ジークフリード(Siegfried)法では、最初にN-フェネチル-4-ピペリドン英語版(NPP)を合成する。この中間体は還元的アミノ化され、4-アニリノ-N-フェネチルピペリジン英語版(4-ANPP)になる。フェンタニルは、4-ANPPと塩化アシルとの反応後に生成される[143]。ジークフリード法は、2000年代初頭に国内外の秘密製造工場でフェンタニルの製造に使用されている[144]

グプタ法[編集]

4-ピペリドンからフェンタニルへのグプタ法

グプタ(Guptaまたはワンポット合成)法は4-ピペリドンから開始し、4-ANPP/NPPの直接使用を省略する。むしろ、化合物は不純物または一時的な中間体としてのみ形成される。2021年前半、米国麻薬取締局は、押収されたフェンタニルのサンプルにおいて、グプタ法が主たる合成経路であることを発見した[145]。2022年、ブラガと共同研究者らは、グプタ法について記載されたものと同様の試薬を使用する、連続流を伴うフェンタニルの合成について記載した[138]

スー法[編集]

スー(Suhまたは'total synthesis')法は、ピペリジン前駆体の直接的な使用を省略し、その場で環系構造を作り出すことを優先する[146]

歴史[編集]

ポール・ヤンセン像

フェンタニルは、比較的新しく設立されたヤンセンファーマの商標の下、ポール・ヤンセン英語版オランダ語版によってベルギーで初めて1959年に合成された[147]ペチジン(メペリジン)に類似した化学物質をオピオイド活性についてスクリーニングすることによって開発された[148]。フェンタニルは広範に使用され、クエン酸フェンタニル(フェンタニルとクエン酸を1:1の化学量論比で結合して形成される塩)の開発に繋がった[149]。クエン酸フェンタニルは、1968年に全身麻酔薬として医療用に使用されるようになり、McNeil Laboratories英語版社によってSublimazeの商品名で製造された[150]。日本では三共株式会社(現第一三共)よりフェンタネストとして、1972年より販売開始となった[151][注 1]。いずれも注射薬であり、作用時間は短い。

1990年代半ば、ヤンセンファーマは、Duragesicパッチを開発し、臨床試験に導入した。Duragesicパッチは、不活性アルコールゲルにフェンタニルを注入した製剤であり、48~72時間にわたって効果が持続する。一連の臨床試験が成功した後、Duragesicフェンタニルパッチは医療現場に導入された[153]。日本では2008年にデュロテップMTパッチとして販売開始となった[154]

パッチに続いて、クエン酸フェンタニルを不活性充填剤と混合した味付けロリポップが1998年にActiqという商品名で発売され、慢性疼痛の突出痛に使用するフェンタニルの最初の速効性製剤となった[155]

2009年、米国食品医薬品局(FDA)は、オピオイドに耐性のある被験者のがん疼痛管理用の新しい剤形のフェンタニル製剤であるOnsolis(フェンタニルバッカルフィルム)を承認した[156]。この製剤は、BEMA(BioErodible MucoAdhesive)と呼ばれる薬物送達技術を使用しており、様々な用量のフェンタニルを含む溶解可能な小さなポリマーフィルムを頬の内側に貼付するものである[156]

フェンタニルの、米国麻薬取締局(DEA)の行政管理物質コード番号(Administrative Controlled Substances Code Number)英語版(ACSCN)は9801である。その年間総製造割当量は、2015年と2016年の2,300kgから、2021年にはわずか731.452kgと、68.2%近く減少している[157]

社会と文化[編集]

規制[編集]

英国では、フェンタニルは1971年薬物乱用法(Misuse of Drugs Act 1971)に基づく規制薬物クラスAに分類されている[158]

オランダでは、フェンタニルはアヘン法(Opium Law)英語版のリストI物質である[159]

米国では、フェンタニルは規制物質法によりスケジュールII規制薬物である。舌下錠アブストラルの販売業者は、FDAが承認したリスク評価・軽減戦略プログラムの実施が義務付けられている[160][161]。誤用を抑制するため、多くの医療保険会社がバッカル剤Actiqの処方に対して事前認証および/または数量制限英語版を要求し始めている[162][163][164]

カナダでは、フェンタニルはカナダの規制薬物・物質法(Controlled Drugs and Substances Act)英語版に記載されているスケジュールI薬物とみなされている[165]

エストニアは、特にアフガニスタンでタリバンがアヘンケシ栽培を禁止した後、世界で最も長くフェンタニルの流行が記録されている国として知られている[166]

ガーディアンによる2018年の報告によれば、ダークウェブ上の多くの主要な麻薬供給者は、フェンタニルの取引を自主的に禁止している[167]

娯楽目的の使用[編集]

医薬用フェンタニルとその類似体の違法使用は、1970年代半ばに医療界で初めて現れ、現在も続いている。12種類以上のフェンタニルの類似体が、すべて未承認で密造英語版されたものであることが、米国の麻薬取引で確認されている。2018年2月、米国麻薬取締局は、非合法のフェンタニル類似体には医学的に有効な用途がないことを示し、そのため「スケジュールI」の分類を適用した[168]

フェンタニル類似体はヘロインの数百倍の効力がある可能性がある。フェンタニルは経口、喫煙、吸引、注射で使用される。フェンタニルはヘロインやオキシコドンとして販売されることもあり、過剰摂取につながる可能性がある。フェンタニルの過剰摂取の多くは、当初はヘロインの過剰摂取として分類される[169]。EUでは、エストニアのタリン以外では、ヘロインに代わっての娯楽目的使用は特に広まっていない。エストニアでは、娯楽目的の使用が多いため、3-メチルフェンタニル英語版の過剰摂取による死亡率がEUで最も高い[170]

フェンタニルは、正規の医療用品から転用されたDuragesicなどの経皮吸収型フェンタニル・パッチの形で闇市場で販売されることもある。パッチ内部のゲルが経口摂取されたり注射されたりすることもある[171]

街頭に出回っているフェンタニルのもう一つの形態は、ロリポップ製剤"Actiq"である。薬局での小売価格は、トローチの薬効の強さに応じて1個当たり15米ドルから50米ドルであり、闇市場での価格は、用量に応じて5米ドルから25米ドルである[172]。コネチカット州とペンシルベニア州の法務長官は、セファロン社英語版のProvigil、Actiq、Gabitrilの販売および販促を含む、合法的な医薬品市場からの転用に関する調査を開始した[172]

オピオイド耐性のない個人によるフェンタニルの非医療目的の使用は非常に危険であり、多数の死者を出している[171]。オピオイド耐性のある人でさえ、過剰摂取の危険性が高い。他のオピオイドと同様に、フェンタニルの作用は、ナロキソンや他のオピオイド拮抗薬で逆転させることができる。ナロキソンは徐々に一般に入手できるようになってきている。作用時間の長いオピオイドや徐放性オピオイドは、繰り返し投与する必要がある場合がある。米国では、不正に合成されたフェンタニル粉末も出回っている。純粋なフェンタニル粉末の効力は極めて高いため、適切に希釈することは非常に困難であり、結果として得られる混合物は作用が強すぎる場合が多く、したがって非常に危険である[173]

ヘロインの売人の中には、効力を増強したり、低品質のヘロインを補うために、フェンタニル粉末をヘロインと混合する者もいる。2006年には、違法に製造された非医薬品のフェンタニルがコカインやヘロインと混合されることが多く、米国とカナダで過剰摂取による死亡が発生し、オハイオ州デイトンイリノイ州シカゴミシガン州デトロイトペンシルベニア州フィラデルフィアの各都市に集中した[174]

取り締まり[編集]

米国オハイオ州で警察が押収したフェンタニル粉末(23%フェンタニル)[175]

アメリカの法執行機関により、不正に製造された大量のフェンタニルがいくつか押収されている。2016年11月、麻薬取締局DEA)はユタ州コットンウッド・ハイツ英語版の民家でオキシコドンとアルプラゾラムの偽造を摘発した。オキシコドンの外観をした錠剤が約7万錠、アルプラゾラムの外観をした錠剤が2万5000錠以上見つかった。DEAは、この場所から数百万錠の錠剤が長期にわたって流通した可能性があると報告している。被告人は打錠機英語版を所有し、中国から粉末状のフェンタニルを注文していた[176][177]。2019年2月2日、アリゾナ州ノガレス英語版で、米国税関・国境警備局は記録的な量のフェンタニルを押収した。3.5百万米ドルの価値があると推定された254ポンド(115kg)のフェンタニルは、キュウリを輸送するトラックの二重底の床の下の区画に隠されていた[178]。フェンタニルの「チャイナ・ホワイト」型は、密かに生産された数多くのフェンタニル類似体、特にα-メチルフェンタニル英語版(AMF)のいずれかを指す[179]。米国司法省のある出版物は、3-メチルフェンタニルやα-メチルフェンタニルを含む多くのフェンタニル類似体の同義語として「チャイナ・ホワイト」を挙げており[180]、それらは今日のアメリカでは規制物質法対象となっている[179]。AMFを使用する動機のひとつは、合成の観点からは余分な困難さがあるにもかかわらず、結果として得られる薬剤が代謝分解に対してより耐性があることである。その結果、薬物の作用持続時間が長くなる[181]

2013年6月、米国疾病対策予防センター(CDC)は、医療用として認可されたことのない、フェンタニルの合成オピオイド類似体であるアセチルフェンタニル英語版に関連して、ロードアイランド州の静脈内麻薬使用者の間で14件の過剰摂取による死亡が発生したことを警告する健康勧告を救急部門に発表した[182]。2017年10月に、アメリカのインシス・セラピューティクス社の最高経営責任者 (CEO) が過剰処方を促したことで逮捕された。医師や薬剤師にリベートや賄賂を渡し、軽い痛みにも処方されるよう虚偽の説明なども用い、がんでもない患者に売りつけるのは、薬の密売人と変わりないと連邦捜査局は非難した[183]。2019年5月2日、ボストンの連邦陪審は、創業者らに有罪の評決を下した。創業者らは控訴する見込みであったが[184]、同社は6月10日、連邦破産法11条の適用を申請した[185]。アメリカのオピオイドのまん延に関しては、他の製薬企業、ジョンソン・エンド・ジョンソンパーデュー・ファーマも危険性の周知を怠ったとして訴訟の対象となっていた[185]。アメリカのオピオイド危機は、製薬会社による安全性軽視の積極的なプロモーションが原因とする意見がある[186]一方、CDCが実施した別の調査では、フェンタニルの過剰摂取による死亡の82%は違法に製造されたフェンタニルが関与しており、処方箋に由来すると疑われたのはわずか4%であった[187]

2015年以降、カナダでもフェンタニルの過剰摂取が多発した。当局は、この薬物がアジアから組織犯罪グループによって西海岸に粉末の状態で輸入され、擬似オキシコンチン錠剤に成形されているのではないかと疑っていた[188]。この薬物の痕跡は、コカイン、MDMA、ヘロインなどの他のレクリエーショナルドラッグからも見つかっている。この薬物は、10代の若者や若い親を含む、ホームレスの人々から専門家まで、あらゆる階層の人々の死に関与している[189]。国中で死者が増加しており、特にブリティッシュ・コロンビア州では2020年に1,716人、2021年1月から10月までに1,782人の死者が報告されているため[190]カナダ保健省は、薬物の過剰摂取に対抗するために、ナロキソンの処方箋薬剤の制限見直しを急いでいる[191]。2018年、グローバルニュースは、カナダと中国の間の外交的緊張が輸入品押収の協力を妨げており、北京は不作為を非難されているという疑惑を報じた[192]

2017年にはオーストラリアで[193]、2018年にはニュージーランドで[194]、フェンタニルが違法市場で販売されていることが発見された。これに対して、ニュージーランドの専門家は、ナロキソンをより広く利用できるようにすることを求めた[195]

2019年5月、中国はフェンタニル型薬物の全クラスと2つのフェンタニル前駆体を規制した。とはいえ、米国におけるフェンタニルの主な原産地であることに変わりはない。メキシコのカルテルは、武汉远澄科技有限公司(Yuancheng Group)英語版などの中国の供給業者からフェンタニル前駆体を調達し、メキシコで完成させて米国に密輸している[196][197][198]。2022年のナンシー・ペロシの台湾訪問後、中国は麻薬密売との闘いに関する米国との協力を停止した[199]

インドもまた、フェンタニルとフェンタニル前駆体の供給源として浮上しており、メキシコのカルテルはすでに合成麻薬の輸入のためのネットワークを構築している[198]。フェンタニルと前駆体の生産が、ナイジェリア南アフリカインドネシアミャンマーオランダなどの他の国々に分散する可能性もある[197]

2020年、ミャンマーの軍と警察は、990ガロンの「メチルフェンタニル」〔ママ〕と、薬物の不正合成のための前駆体を押収した。国連薬物犯罪事務所によると、ミャンマーのシャン州はフェンタニル誘導体の主要な供給源であることが確認されている。2021年、同事務所はビルマにおけるアヘンケシ栽培は更に減少していることを報告したが、この地域の合成麻薬市場は拡大と多様化を続けている[200][201]

2023年、カリフォルニア州の警察の労働組合英語版役員が、チョコレートに偽装したフェンタニルやタペンタドールを含む合成オピオイドを輸入した罪で起訴された。米国の法執行機関はフェンタニル危機への対応が遅れているとワシントン・ポスト紙は報じた。プレスリリースによれば、フェンタニルの危機に対する連邦政府の対応も遅れていた。フェンタニルや違法に輸入された他のオピオイドによる過剰摂取による死亡は、2019年以降急増しており、現在、米国のすべての州で主要な死因となっている[202][203]

国立公文書館とDEAによれば、中国からのフェンタニルの直接の出荷は2022年以降停止している[204][205]。現在メキシコから米国に流入している違法なフェンタニルと類似品の大部分は、「錠剤」の形をした完成品であり、以前に合成されたフェンタニルが混入されたヘロインである。フェンタニルは精巧に完全化学合成されており、実験室環境における急性毒性から、メキシコの密造施設は、合成そのものよりも、入手可能なフェンタニルから不正な剤形を作ることに関係していると推測されている。捜査当局のさらなる調査によれば、フェンタニルおよび類似物質は、合法的な事業体の外観を持つ工場で合成されるか、製薬工場から流用されている可能性が高い[206][207][208]

連邦機関によるシナロア麻薬カルテルのメンバーの最近の捜査と有罪判決は、米国からメキシコへの違法な武器密売と米国へのフェンタニルの密輸との間に明確な関連性を示した。米国の情報筋によれば、違法な銃がアリゾナ州やウィスコンシン州、さらにはアラスカ州など北の方で簡単に購入され、マネーロンダリングも行っている麻薬カルテルが資金を提供する米国のブローカーや運び屋を経由してメキシコ領内に持ち込まれるという事実がある[209]。つまり、米国で武器規制が行われていないのことが、米国でのオピオイド過剰摂取危機に結びついているのである[210][211]

フェンタニルの流行は、米国政府とメキシコ政府の間で非常に険悪な論争に発展した。米国政府は、国境を越えるフェンタニルの氾濫を主にメキシコの犯罪グループのせいだと非難しているが、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、この合成麻薬の主な供給源はアジアだと主張している。彼は、アメリカにおける家族の価値観の欠如という危機が、人々を麻薬使用に駆り立てていると考えている[212]

リコール[編集]

2004年2月、主要なフェンタニル供給業者であるヤンセンファーマは、フェンタニル(商品名:Duragesic)パッチについて、パッチから薬剤が漏出する可能性のあるシールの破損があったため、1ロットを回収し、その後、ロットを追加回収した。一連のクラスⅡのリコールは2004年3月に開始され、2008年2月にはALZA社英語版が、ゲルリザーバーの小さな切り傷が患者または医療従事者がフェンタニルゲルに誤って曝露する可能性があるという懸念のため、25μg/hのDuragesicパッチを回収した[213]。2023年4月、テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズの米国社は、製品の適切な投与方法に関する安全性情報シートが欠落していたため、フェンタニルバッカル剤の13ロットを回収した。同社は消費者向けにリコール報告書を発表し、オピオイド治療薬の使用と投与における安全性の重要性を強調した[214][215]

価格[編集]

米国では、2020年時点で、800µgの錠剤はトローチの6.75倍の価格である[216][217]。2023年現在、注射用フェンタニル溶液(50µg/mL)の平均価格は、薬局にもよるが、20mL入りで約17米ドルである[218]オーストラリア犯罪学研究所(Australian Institute of Criminology)英語版による2020年の報告書では、100µgの経皮パッチは、非合法市場では75オーストラリアドルから450オーストラリアドルの間と評価されていた[219]。さらに、2020年の別の調査では、様々なダークネットマーケットにおける非医薬品フェンタニルの1グラム当たりの平均価格は、5グラム未満の提供で1,470.40米ドル、5グラム以上の提供の平均は139.50米ドルであった。さらに、同市場で最も一般的な類似品であるDreamMarket英語版のフランフェンタニル(Fu-F)では、1グラム当たりの平均価格は、小売の出品で243.10米ドル、卸売の出品で26.50米ドルであった[220]

保管と廃棄[編集]

フェンタニル・パッチは、子供が誤用した場合、特に有害であり、場合によっては1回の服用で致命的となる可能性がある数少ない医薬品の1つである[221][222]。専門家は、未使用のフェンタニル・パッチは、鍵のかかるキャビネットなど、子供の目や手の届かない安全な場所に保管するよう助言している。

トイレに流したり、ゴミを捨てたりすることに環境上の懸念があるカナダのブリティッシュコロンビア州では、薬剤師は、未使用のパッチをチャイルド・プルーフ英語版の容器に密封し、薬局に返却することを推奨している[223]。パッチを医薬品引取プログラムを通じて返却できないことが多い米国では、パッチの水洗が推奨されている。フェンタニル・パッチを家庭から除去する最も迅速かつ確実な方法であり、子供やペットなど、パッチを使用することを意図していない人による摂取を防ぐことができるためである[222][224]

著名人の死[編集]

事故・事件[編集]

アメリカ合衆国では、2023年9月15日にニューヨーク市の保育園に預けられていた乳児がフェンタニルを誤飲して死亡する事故が起こり英語版、他の子供たち3人も入院した[255][256]

日本においては、2013年8月23日に東京都立墨東病院で、麻酔用鎮痛剤フェンタニルを紛失した。23日夕方に薬剤科の職員が処方せんと施用票を照会して確認すると、病棟で保管していたフェンタニル0.5mg/10mlアンプルの未使用2本と使用済2本が返却されておらず、所在が不明となっていることが判明した。ただちに関係する職員から聴取や院内を捜索するも発見できず、26日に東京都福祉保健局健康安全部へ報告し、本所警察署へ紛失届を提出した[257]

政府による使用[編集]

2018年8月、ネブラスカ州は囚人の死刑執行にフェンタニルを使用した最初のアメリカの州となった[258][259][260]。当時、米国で最も長く収容されていた死刑囚の一人であったキャリー・ディーン・ムーア(Carey Dean Moore)英語版は、ネブラスカ州立刑務所英語版で処刑された[261]。ムーアは、呼吸を抑制し意識を失わせるために、クエン酸フェンタニルを含む4種類の薬物を静脈注射する薬殺刑を受けた。他の薬物には、精神安定剤としてのジアゼパム、筋弛緩剤としてのシスアトラクリウム英語版、心臓を停止させるための塩化カリウム英語版が含まれていた[262][263]。死刑執行におけるフェンタニルの使用は、それが以前にテストされていない薬物カクテルの一部であったため、死刑の専門家の間では懸念の声が上がった[258][260]。この死刑執行はまた、死刑執行中に刑務所で、そして後にネブラスカ州会議事堂で、死刑反対論者英語版によって抗議された[262][263]

ロシアのスペツナズ治安部隊は、2002年のモスクワ劇場占拠事件において、フェンタニルの類似体または誘導体(カルフェンタニルとレミフェンタニルの疑いがある[264])を使用して人々を急速に無力化させた疑いがある。包囲は終結したが、数日間にわたる包囲の間に身体に深刻な負担がかかり、多くの人質がガスによって死亡した[265][266]。後にロシアの保健大臣は、ガスはフェンタニルをベースにしていたと述べている[267]が、正確な化学組成は明確には特定されていない[268]

獣医学領域での使用[編集]

フェンタニルは、小動物の鎮痛、処置時の鎮静・鎮痛および全身麻酔の構成要素として獣医麻酔学英語版領域で一般的に使用されている。フェンタニルの効力は、持続点滴および経皮吸収パッチとして投与された場合、嘔吐、鎮静の深さ、および心血管作用に関して、他の多くの純オピオイド作動薬および合成純オピオイド作動薬よりも高い[269][270][271]。他の純オピオイド作動薬と同様に、フェンタニルは、犬における不快感と関連している[272]

経皮英語版フェンタニルは、その効力と作用時間の短さから、犬猫における術中および術後の鎮痛薬として人気がある[273]。これは通常、慢性疼痛を有するヒト用に製造されたフェンタニルパッチを用いて行われるが、適応外使用である。2012年には、高濃度(50mg/mL)の経皮吸収液(商品名Recuvyra)が犬用にのみ市販されるようになった。FDAの承認は、手術前に1回塗布するだけで4日間の鎮痛効果が得られるというものである。複数回塗布や他の動物種には承認されていない[274]。この薬剤は欧州でも承認されている[275]

注釈[編集]

  1. ^ フェンタネストは2006年に販売名がフェンタニルに切り替えとなった[152]

出典[編集]

  1. ^ "Fentanyl, Fentanyl Citrate, Fentanyl Hydrochloride". The American Society of Health-System Pharmacists. 2017年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月8日閲覧
  2. ^ 人工呼吸中の鎮静のためのガイドライン”. square.umin.ac.jp. 2023年1月2日閲覧。
  3. ^ *フェンタニル注射液0.1mg「テルモ」/ *フェンタニル注射液0.25mg「テルモ」/ *フェンタニル注射液0.5mg「テルモ」”. www.info.pmda.go.jp. 2023年1月2日閲覧。
  4. ^ Today's Medical Assistant: Clinical and administrative procedures. Elsevier Health Sciences. (2012). p. 571. ISBN 978-1-4557-0150-6. オリジナルの10 January 2023時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230110030031/https://books.google.com/books?id=YalYPI1KqTQC&pg=PA571 2019年8月20日閲覧。 
  5. ^ 医療用医薬品 : フェンタニル (フェンタニル注射液0.1mg「テルモ」 他)”. www.kegg.jp. 2024年3月2日閲覧。
  6. ^ 医療用医薬品 : フェントス (フェントステープ0.5mg 他)”. www.kegg.jp. 2024年3月2日閲覧。
  7. ^ 医療用医薬品 : イーフェン (イーフェンバッカル錠50μg 他)”. www.kegg.jp. 2024年3月2日閲覧。
  8. ^ Abstral”. 2011年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月7日閲覧。
  9. ^ 医療用医薬品 : デュロテップ (デュロテップMTパッチ2.1mg 他)”. www.kegg.jp. 2024年3月12日閲覧。
  10. ^ 医療用医薬品 : ワンデュロ (ワンデュロパッチ0.84mg 他)”. www.kegg.jp. 2024年3月12日閲覧。
  11. ^ a b "Fentanyl DrugFacts". National Institute on Drug Abuse. 1 June 2021. 2023年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月20日閲覧
  12. ^ Instanyl (PDF) (Report). EPAR summary for the public. European Medicines Agency. 2012年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ (PDF)。2010年7月28日閲覧
  13. ^ Lazanda (fentanyl nasal spray) CII”. Lazanda.com. 2012年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月14日閲覧。
  14. ^ Panagiotou, Irene; Mystakidou, Kyriaki (2010-07). “Intranasal fentanyl: from pharmacokinetics and bioavailability to current treatment applications”. Expert Review of Anticancer Therapy 10 (7): 1009–1021. doi:10.1586/era.10.77. ISSN 1744-8328. PMID 20645689. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20645689/. 
  15. ^ “Protein binding of fentanyl and its metabolite nor-fentanyl in human plasma, albumin and α-1 acid glycoprotein”. Xenobiotica; the Fate of Foreign Compounds in Biological Systems 45 (3): 207–212. (March 2015). doi:10.3109/00498254.2014.971093. PMID 25314012. 
  16. ^ a b Clinically Oriented Pharmacology (2nd ed.). Quick Review of Pharmacology. (2010). p. 172. https://books.google.com/books?id=PaOhT_4zBL8C&pg=PA172 
  17. ^ a b c d e f g h i "Fentanyl, Fentanyl Citrate, Fentanyl Hydrochloride". The American Society of Health-System Pharmacists. 2017年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月8日閲覧
  18. ^ "Guideline for administration of fentanyl for pain relief in labour" (PDF). RCP. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ (PDF)。2015年10月7日閲覧Onset of action after I.V. administration of Fentanyl is 3–5 minutes; duration of action is 30–60 minutes.
  19. ^ "Fentanyl". Health Canada. 14 November 2018. 2023年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月5日閲覧
  20. ^ "Fentanyl". Centers for Disease Control and Prevention. 7 October 2022. 2022年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月20日閲覧
  21. ^ "Fentanyl: MedlinePlus Drug Information". medlineplus.gov. 2023年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月5日閲覧
  22. ^ a b c d “Fentanyl”. StatPearls. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing. (2022). PMID 29083586. オリジナルの15 March 2023時点におけるアーカイブ。. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK459275/ 2023年2月20日閲覧。 
  23. ^ "Fentanyl". National Institute on Drug Abuse. 21 December 2021. 2023年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月20日閲覧
  24. ^ "Fentanyl buccal 400 mcg tablets". 1 January 2023. 2023年1月1日閲覧
  25. ^ "Fentanyl: Uses, Warnings & Side Effects". Cleveland Clinic. 2023年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月5日閲覧
  26. ^ “The history and development of the fentanyl series”. Journal of Pain and Symptom Management 7 (3 Suppl): S3–S7. (April 1992). doi:10.1016/0885-3924(92)90047-L. PMID 1517629. 
  27. ^ Mandal A (2010年4月11日). SRobertson S: “Fentanyl History” (英語). News-Medical.net. AZoNetwork. 2023年1月27日閲覧。
  28. ^ ACTIQ® (fentanyl citrate) oral transmucosal lozenge (1968 version revised in 2011)”. U.S. Food and Drug Administration (FDA) (2011年12月). 2017年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月26日閲覧。
  29. ^ Silvia L. Cruz: Opioids. Springer International Publishing 2022, ISBN 978-3-031-09935-9, doi:10.1007/978-3-031-09936-6. S. 53, 87.
  30. ^ T. H. Stanley: The Fentanyl Story. In: The Journal of Pain, Band 15, Nummer 12, Dezember 2014, S. 1215–1226, doi:10.1016/j.jpain.2014.08.010
  31. ^ Lazanda (fentanyl) FDA Approval History” (英語). Drugs.com. 2024年3月17日閲覧。
  32. ^ Narcotic Drugs Estimated World Requirements for 2017 / Statistics for 2015 (PDF) (Report). New York: United Nations. 2016. p. 40. ISBN 978-92-1-048163-2. 2017年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ (PDF)。2017年12月14日閲覧
  33. ^ "Fentanyl and analogues". LverTox. 16 October 2017. 2017年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月14日閲覧
  34. ^ The Top 300 of 2019”. ClinCalc. 2021年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月7日閲覧。
  35. ^ Fentanyl Drug Usage Statistics”. ClinCalc. 2020年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月7日閲覧。
  36. ^ World Health Organization model list of essential medicines (22nd list (2021) ed.). Geneva, CH: World Health Organization. (2021). hdl:10665/345533. WHO/MHP/HPS/EML/2021.02 
  37. ^ a b c Drug Overdose Death Rates”. National Institute on Drug Abuse (2023年2月9日). 2023年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月20日閲覧。
  38. ^ a b Fentanyl overtakes heroin as the No. 1 opioid overdose killer”. www.cbsnews.com (2018年12月12日). 2018年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月20日閲覧。
  39. ^ U.S. Overdose Deaths In 2021 Increased Half as Much as in 2020 - But Are Still Up 15%”. www.cdc.gov (2022年5月11日). 2022年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月5日閲覧。
  40. ^ a b c d Fentanyl”. www.dea.gov. Drug Enforcement Administration. 2018年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月4日閲覧。
  41. ^ DrugsData.org: Lab Analysis / Drug Checking for Recreational Drugs”. www.drugsdata.org. 2023年12月12日閲覧。
  42. ^ Nasir, Ace. “Drug Checking | DanceSafe” (英語). 2023年12月12日閲覧。
  43. ^ China's Role in Illicit Fentanyl Running Rampant on US Streets”. Congressman David Trone (2023年1月8日). 2023年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月20日閲覧。
  44. ^ Goodman & Gilman's: The pharmacological basis of therapeutics (13th ed.). New York, NY: McGraw-Hill Education. (5 December 2017). ISBN 978-1-259-58473-2. OCLC 993810322 
  45. ^ a b c d Miller's Anesthesia (9th ed.). Philadelphia, PA: Elsevier. (7 October 2019). ISBN 978-0-323-61264-7. OCLC 1124935549 
  46. ^ “Clinical policy: procedural sedation and analgesia in the emergency department”. Annals of Emergency Medicine 63 (2): 247–58.e18. (February 2014). doi:10.1016/j.annemergmed.2013.10.015. PMID 24438649. 
  47. ^ “An update of evaluation of intravenous sedation on diagnostic spinal injection procedures”. Pain Physician 16 (2 Suppl): SE217–SE228. (April 2013). doi:10.36076/ppj.2013/16/SE217. PMID 23615892. オリジナルの19 October 2015時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151019192759/http://www.painphysicianjournal.com/current/pdf?article=MTg4MQ%3D%3D&journal=74 2017年5月1日閲覧。. 
  48. ^ “Neuraxial Blockade: Subarachnoid Anesthesia”. Essentials of Regional Anesthesia. New York, NY: Springer New York. (28 November 2011). pp. 261–291. doi:10.1007/978-1-4614-1013-3_11. ISBN 978-1-4614-1012-6. オリジナルの8 February 2023時点におけるアーカイブ。. http://dx.doi.org/10.1007/978-1-4614-1013-3_11 2021年7月4日閲覧。 
  49. ^ “Anesthesiology: Longnecker DE, Brown DL, Newman MF, Zapol WM, Editors, McGraw Hill, New York (2007) en:Template:text: 978-0-07-145984-6, 2278 pp, hardcover, $249 ...”. Regional Anesthesia and Pain Medicine (BMJ Journals) 33 (4): 380. (1 July 2008). doi:10.1016/j.rapm.2008.03.003. ISSN 1098-7339. オリジナルの18 July 2021時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210718162807/https://rapm.bmj.com/content/33/4/380 2021年7月18日閲覧。. 
  50. ^ “Current evidence for spinal opioid selection in postoperative pain”. The Korean Journal of Pain 27 (3): 200–209. (July 2014). doi:10.3344/kjp.2014.27.3.200. PMC 4099232. PMID 25031805. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4099232/. 
  51. ^ a b “Pharmacokinetics and transplacental distribution of fentanyl in epidural anesthesia for normal pregnant women”. European Journal of Clinical Pharmacology 61 (7): 517–522. (August 2005). doi:10.1007/s00228-005-0967-9. PMID 16021436. 
  52. ^ “Induction opioids for caesarean section under general anaesthesia: a systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials”. International Journal of Obstetric Anesthesia 40: 4–13. (November 2019). doi:10.1016/j.ijoa.2019.04.007. hdl:10072/416502. PMID 31230994. オリジナルの22 May 2022時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220522185407/https://researchonline.nd.edu.au/cgi/viewcontent.cgi?article=2384&context=med_article 2022年5月23日閲覧。. 
  53. ^ “Safety of intranasal fentanyl in the out-of-hospital setting: a prospective observational study”. Annals of Emergency Medicine 63 (6): 699–703. (June 2014). doi:10.1016/j.annemergmed.2013.10.025. PMID 24268523. 
  54. ^ a b “Intranasal fentanyl for the management of acute pain in children”. The Cochrane Database of Systematic Reviews 10 (10): CD009942. (October 2014). doi:10.1002/14651858.CD009942.pub2. PMC 6544782. PMID 25300594. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6544782/. 
  55. ^ “The use of rapid onset fentanyl in children and young people for breakthrough cancer pain”. Scandinavian Journal of Pain 17 (1): 256–259. (October 2017). doi:10.1016/j.sjpain.2017.07.010. PMID 29229211. 
  56. ^ “Opioids for cancer pain: the challenge of optimizing treatment”. Metabolism 59 (Suppl 1): S47–S52. (October 2010). doi:10.1016/j.metabol.2010.07.010. PMID 20837194. 
  57. ^ a b c (ドイツ語) Austria-Codex (62nd ed.). Vienna, AU: Österreichischer Apothekerverlag. (2007). pp. 2621 ff. ISBN 978-3-85200-181-4 
  58. ^ “Fentanyl for neuropathic pain in adults”. The Cochrane Database of Systematic Reviews 10 (5): CD011605. (October 2016). doi:10.1002/14651858.CD011605.pub2. PMC 6457928. PMID 27727431. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6457928/. 
  59. ^ a b c Abstral sublingual tablets”. UK Electronic Medicines Compendium (2016年5月). 2017年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月1日閲覧。
  60. ^ “Abstral (Fentanyl Sublingual Tablets for Breakthrough Cancer Pain)”. P & T 36 (2): 2–28. (February 2011). PMC 3086091. PMID 21560267. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3086091/. 
  61. ^ “The UK breakthrough cancer pain registry: Origin, methods and preliminary data”. BMJ Supportive & Palliative Care 1: A24. (2011). doi:10.1136/bmjspcare-2011-000020.71. 
  62. ^ “Pain management in patients with chronic kidney disease and end-stage kidney disease”. Current Opinion in Nephrology and Hypertension 29 (6): 671–680. (November 2020). doi:10.1097/MNH.0000000000000646. PMC 7753951. PMID 32941189. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7753951/. 
  63. ^ “Opioids switching with transdermal systems in chronic cancer pain”. Journal of Experimental & Clinical Cancer Research 28 (1): 61. (May 2009). doi:10.1186/1756-9966-28-61. PMC 2684533. PMID 19422676. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2684533/. 
  64. ^ “Opioid switch from low dose of oral oxycodone to transdermal fentanyl matrix patch for patients with stable thoracic malignancy-related pain”. BMC Palliative Care 13 (1): 46. (8 October 2014). doi:10.1186/1472-684X-13-46. PMC 4195703. PMID 25313295. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4195703/. 
  65. ^ Fentanyl (Transdermal Route) Precautions - Mayo Clinic”. www.mayoclinic.org. IBM Watson Health. 2023年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月19日閲覧。
  66. ^ a b Shachtman N (10 September 2009). "Airborne EMTs Shave Seconds to Save Lives in Afghanistan". Danger Room. Wired. 2010年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月1日閲覧
  67. ^ “Opioids in patients with COPD and refractory dyspnea: literature review and design of a multicenter double blind study of low dosed morphine and fentanyl (MoreFoRCOPD)”. BMC Pulmonary Medicine 21 (1): 289. (September 2021). doi:10.1186/s12890-021-01647-8. PMC 8431258. PMID 34507574. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8431258/. 
  68. ^ “Fentanyl for the relief of refractory breathlessness: a systematic review”. Journal of Pain and Symptom Management 46 (6): 874–886. (December 2013). doi:10.1016/j.jpainsymman.2013.02.019. PMID 23742735. 
  69. ^ “Postoperative pain management with a patient-controlled transdermal delivery system for fentanyl”. American Journal of Health-System Pharmacy 62 (11): 1171–1176. (June 2005). doi:10.1093/ajhp/62.11.1171. PMID 15914877. オリジナルの6 August 2018時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180806203216/https://www.medscape.com/viewarticle/505784_2 2016年3月28日閲覧。. 
  70. ^ “The safety and efficacy of a fentanyl patient-controlled transdermal system for acute postoperative analgesia: a multicenter, placebo-controlled trial”. Anesthesia and Analgesia 98 (2): 427–433. (February 2004). doi:10.1213/01.ANE.0000093314.13848.7E. PMID 14742382. 
  71. ^ a b One Pill Can Kill”. US Drug Enforcement Administration. 2023年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
  72. ^ Fentanyl”. Drugs@FDA. U.S. Food and Drug Administration (FDA). 2013年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月4日閲覧。
  73. ^ a b c “Fentanyl HCl patient-controlled iontophoretic transdermal system for the management of acute postoperative pain”. The Annals of Pharmacotherapy 40 (12): 2178–2186. (December 2006). doi:10.1345/aph.1H135. PMID 17164395. オリジナルの1 October 2012時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121001210131/http://www.medscape.com/viewarticle/549359_3 2010年12月17日閲覧。. 
  74. ^ “Delayed respiratory depression with fentanyl”. Anesthesia Progress 26 (2): 47–48. (1979). PMC 2515983. PMID 295585. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2515983/. 
  75. ^ “A comparison of alfentanil and fentanyl in short operations with special reference to their duration of action and postoperative respiratory depression”. Der Anaesthesist 30 (8): 397–399. (August 1981). PMID 6116461. 
  76. ^ “Postoperative analgesia following thoracotomy. Danger of delayed respiratory depression”. Chest 88 (5): 779–780. (November 1985). doi:10.1378/chest.88.5.779. PMID 4053723. 
  77. ^ “Recurrence of respiratory depression following neurolept analgesia”. Acta Anaesthesiologica Scandinavica 26 (3): 240–241. (June 1982). doi:10.1111/j.1399-6576.1982.tb01762.x. PMID 7113633. 
  78. ^ “Fentanyl patches: serious and fatal overdose from dosing errors, accidental exposure, and inappropriate use”. Drug Safety Update 2 (2): 2. (September 2008). オリジナルの1 January 2015時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150101054043/http://www.mhra.gov.uk/Publications/Safetyguidance/DrugSafetyUpdate/CON025631. 
  79. ^ Fentanyl patch can be deadly to children”. U.S. Food and Drug Administration (FDA) (2012年4月19日). 2013年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月30日閲覧。
  80. ^ “Respiratory arrest after low-dose fentanyl”. Annals of Saudi Medicine 25 (6): 508–510. (Nov 2005). doi:10.5144/0256-4947.2005.508. PMC 6089740. PMID 16438465. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6089740/. 
  81. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s Pharmacology and Physiology for Anesthesia: Foundations and clinical application (2nd ed.). Philadelphia, PA: Elsevier. (19 October 2018). ISBN 978-0-323-56886-9. OCLC 1063667873 
  82. ^ “Transdermal fentanyl and respiratory depression”. Palliative Medicine 11 (5): 419. (September 1997). doi:10.1177/026921639701100515. PMID 9472602. 
  83. ^ “Respiratory changes during treatment of postoperative pain with high dose transdermal fentanyl”. Acta Anaesthesiologica Scandinavica 39 (6): 835–839. (August 1995). doi:10.1111/j.1399-6576.1995.tb04180.x. PMID 7484044. 
  84. ^ “Severe respiratory depression and sedation with transdermal fentanyl: four case studies”. Palliative Medicine 17 (8): 714–716. (December 2003). doi:10.1191/0269216303pm838cr. PMID 14694924. 
  85. ^ “Section 2 – Respiratory physiology: Chapter 25: Anaesthesia and the lung”. Basic Physiology for Anaesthetists. Cambridge medicine (2nd ed.). Cambridge, UK: Cambridge University Press. (1 September 2019). pp. 107–110. doi:10.1017/CBO9781139226394.027. ISBN 978-1-108-46399-7. OCLC 1088737571. オリジナルの8 February 2023時点におけるアーカイブ。. https://books.google.com/books?id=5ma8BQAAQBAJ&pg=PA107 2021年8月9日閲覧。 
  86. ^ “Could chest wall rigidity be a factor in rapid death from illicit fentanyl abuse?”. Clinical Toxicology (McLean英語版, VA: American Academy of Clinical Toxicology (AACT)英語版 / European Association of Poisons Centres and Clinical Toxicologist / Taylor & Francis) 54 (5): 420–423. (June 2016). doi:10.3109/15563650.2016.1157722. OCLC 8175535. PMID 26999038. 
  87. ^ a b “Noradrenergic Mechanisms in Fentanyl-Mediated Rapid Death Explain Failure of Naloxone in the Opioid Crisis”. The Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics (Rockville, Maryland, United States of America: American Society for Pharmacology and Experimental Therapeutics英語版) 371 (2): 453–475. (November 2019). doi:10.1124/jpet.119.258566. LCCN sf80-806. OCLC 1606914. PMC 6863461. PMID 31492824. オリジナルの9 March 2020時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200309222939/https://jpet.aspetjournals.org/content/jpet/371/2/453.full-text.pdf 2021年8月9日閲覧。. 
  88. ^ “Chest wall rigidity in fentanyl abuse: illicit fentanyl could be a major factor in sudden onset of this potentially lethal adverse event”. Contemporary Pedriatics (Cranbury英語版, New Jersey, United States of America: Intellisphere, LLC./ MJH Life Sciences (Multimedia Medical LLC)) 33 (9). (1 September 2016). ISSN 8750-0507. OCLC 10956598. https://link.gale.com/apps/doc/A464982083/AONE?u=anon~4087cc99 2021年8月9日閲覧。. [リンク切れ]
  89. ^ Fentanyl. Image 4 of 17. US DEA (Drug Enforcement Administration). See archive with caption: "photo illustration of 2 milligrams of fentanyl, a lethal dose in most people".
  90. ^ “Causes, Nature and Toxicology of Fentanyl-Associated Deaths: A Systematic Review of Deaths Reported in Peer-Reviewed Literature”. Journal of Pain Research 13: 3281–3294. (7 December 2020). doi:10.2147/JPR.S280462. PMC 7732170. PMID 33324089. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7732170/. 
  91. ^ Fentanyl drug profile”. European Monitoring Centre for Drugs and Drug Addiction. 2022年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月10日閲覧。
  92. ^ "Fatalities caused by novel opioids: a review" Olaf H. Drummer 2018.
  93. ^ Narcan (Naloxone hydrochloride injection)”. RxList. 2019年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月3日閲覧。
  94. ^ “Fentanyl patches warning”. オリジナルの2016年4月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160408211133/http://www.pharmaceutical-journal.com/news-and-analysis/notice-board/fentanyl-patches-warning/20066029.article 2016年3月28日閲覧。 
  95. ^ “MHRA warns about fentanyl patches after children exposed”. オリジナルの2016年4月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160409000816/http://www.pharmaceutical-journal.com/news-and-analysis/news-in-brief/mhra-warns-about-fentanyl-patches-after-children-exposed/20065930.article 2016年3月28日閲覧。 
  96. ^ Overdose Death Rates (Report). National Institute on Drug Abuse英語版 (NIDA). 29 January 2021. 2015年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月22日閲覧
  97. ^ “The first count of Fentanyl deaths in 2016 – up 540% in three years”. The New York Times. (2017年9月2日). オリジナルの2017年9月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170904123700/https://www.nytimes.com/interactive/2017/09/02/upshot/fentanyl-drug-overdose-deaths.html 2017年9月4日閲覧。 
  98. ^ "Reported law enforcement encounters testing positive for Fentanyl increase across U.S." (Press release). U.S. Centers for Disease Control and Prevention (CDC). 9 August 2021. 2022年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月3日閲覧
  99. ^ “Fentanyl Overdose”. (2016年5月20日). オリジナルの2016年6月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160605035409/http://www.huffingtonpost.ca/news/fentanyl-overdose/ 2016年6月4日閲覧。 
  100. ^ Fentanyl-detected in illicit drug overdose deaths, January 1, 2012 to April 30, 2016 (PDF) (Report). British Columbia Coroners Service. 2016年6月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2016年6月9日閲覧
  101. ^ “Fentanyl contributed to hundreds of deaths in Canada so far this year”. (2017年7月31日). オリジナルの2017年9月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170914082850/http://globalnews.ca/news/3637148/fentanyl-overdoses-canada-2017/ 2017年9月14日閲覧。 
  102. ^ “How Fentanyl is contaminating America's cocaine supply”. Rolling Stone. (2018年10月9日). オリジナルの2018年11月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181106053222/https://www.rollingstone.com/culture/culture-features/fentanyl-cocaine-how-contamination-happens-735155/ 2018年11月5日閲覧。 
  103. ^ Exclusive data reveals just how often Fentanyl is in cocaine”. Vice (2019年7月30日). 2020年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月9日閲覧。
  104. ^ Fentanyl Flow to the United States”. www.dea.gov (2020年1月). 2022年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月24日閲覧。
  105. ^ “What it means for the U.S. that China will label Fentanyl as 'a controlled substance'”. NPR. (2018年12月3日). オリジナルの2018年12月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181206025755/https://www.npr.org/2018/12/03/673022614/what-it-means-for-the-u-s-that-china-will-label-fentanyl-as-a-controlled-substan 2018年12月6日閲覧。 
  106. ^ “Coronavirus triggers UK shortage of illicit drugs”. The Guardian. (2020年4月12日). オリジナルの2020年5月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200509113021/https://www.theguardian.com/society/2020/apr/12/coronavirus-triggers-uk-shortage-of-illicit-drugs 2020年4月23日閲覧。 
  107. ^ Fentanyl citrate injection, USP”. U.S. Food and Drug Administration (FDA). 2020年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月3日閲覧。
  108. ^ “Synthesis and biological evaluation of some novel 1-substituted fentanyl analogs in Swiss albino mice”. Interdisciplinary Toxicology 7 (2): 93–102. (June 2014). doi:10.2478/intox-2014-0013. PMC 4427721. PMID 26109885. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4427721/. 
  109. ^ Fentanyl”. Drugbank. 2017年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月18日閲覧。
  110. ^ Gaither JR. "National Trends in Pediatric Deaths From Fentanyl, 1999-2021." Archived 26 June 2023 at the Wayback Machine. JAMA Pediatr. Published online 8 May 2023. doi:10.1001/jamapediatrics.2023.0793. Accessed 26 June 2023
  111. ^ "UNODC World Drug Report 2023" reliefweb.int. Accessed 26 June 2023.
  112. ^ “Are people really falling ill from touching fentanyl? In most cases, scientists say no”. (2017年8月9日). オリジナルの2021年8月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210807091036/https://www.statnews.com/2017/08/09/fentanyl-falling-ill/ 2021年8月7日閲覧。 
  113. ^ “Analysis | Why you're hearing so much about fentanyl these days”. The Washington Post. (2022年7月15日). オリジナルの2022年7月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220715220749/https://www.washingtonpost.com/politics/2022/07/15/why-youre-hearing-so-much-about-fentanyl-these-days/ 2022年9月16日閲覧。 
  114. ^ "Position Statement on Fentanyl Exposure". American College of Medical Toxicology (Press release). 18 July 2017. 2018年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  115. ^ “Skin penetration and decontamination efficacy following human skin exposure to fentanyl”. Toxicology in Vitro 67: 104914. (September 2020). doi:10.1016/j.tiv.2020.104914. PMID 32540164. 
  116. ^ “Media Reports of Unintentional Opioid Exposure of Public Safety First Responders in North America”. Journal of Medical Toxicology 16 (2): 112–115. (April 2020). doi:10.1007/s13181-020-00762-y. PMC 7099103. PMID 32096007. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7099103/. 
  117. ^ “State Departments Issue Guidance Around Fentanyl Exposure”. www.tn.gov. オリジナルの2022年9月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220913201552/https://www.tn.gov/behavioral-health/news/2022/8/24/state-departments-issue-guidance-around-fentanyl-exposure-.html 2022年9月16日閲覧。 
  118. ^ “Can touch this: training to correct police officer beliefs about overdose from incidental contact with fentanyl”. Health & Justice 9 (1): 34. (November 2021). doi:10.1186/s40352-021-00163-5. PMC 8612110. PMID 34817717. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8612110/. Accessed 5 April 2023.
  119. ^ “Cops say they're being poisoned by fentanyl. Experts say the risk is 'extremely low'”. オリジナルの2023年11月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20231127123606/https://www.npr.org/2023/05/16/1175726650/fentanyl-police-overdose-misinformation 2023年11月27日閲覧。 
  120. ^ Increases in Fentanyl Drug Confiscations and Fentanyl-related Overdose Fatalities HAN 00384”. Health Alert Network. U.S. Centers for Disease Control and Preventation (2015年10月15日). 2022年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月21日閲覧。
  121. ^ Rising Numbers of Deaths Involving Fentanyl and Fentanyl Analogs, Including Carfentanil, and Increased Usage and Mixing with Non-opioids - 00413”. Health Alert Network (HAN). U.S. Centers for Disease Control and Preventation (2018年7月11日). 2022年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月21日閲覧。
  122. ^ a b c Increase in Fatal Drug Overdoses Across the United States Driven by Synthetic Opioids Before and During the COVID-19 Pandemic - HAN 00438 - Health Alert Network Advisory”. emergency.cdc.gov. U.S. Centers for Disease Control and Prevention (2020年12月17日). 2022年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月21日閲覧。
  123. ^ Fentanyl | CDC's Response to the Opioid Overdose Epidemic | CDC”. U.S. Centers for Disease Control and Prevention (CDC) (2021年10月2日). 2022年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月27日閲覧。
  124. ^ Drug Free NJ – Home”. drugfreenj.org. 2022年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月27日閲覧。
  125. ^ a b c Goodman & Gilman's: The Pharmacological Basis of Therapeutics. New York, NY: McGraw-Hill. (2011). ISBN 978-0-07-162442-8 
  126. ^ Basic & Clinical Pharmacology (14th ed.). New York, NY: McGraw-Hill. (2017). ISBN 978-1-259-64115-2. OCLC 1015240036 
  127. ^ "Commission on Narcotic Drugs takes decisive step to help prevent deadly fentanyl overdoses" (Press release). Commission on Narcotic Drugs, United Nations Office on Drugs and Crime. 16 March 2017. 2017年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月19日閲覧
  128. ^ “Carfentanil - from an animal anesthetic to a deadly illicit drug”. Forensic Science International 320: 110715. (March 2021). doi:10.1016/j.forsciint.2021.110715. PMID 33581655. 
  129. ^ “Pharmacological characterization of the cloned kappa-, delta-, and mu-opioid receptors”. Molecular Pharmacology 45 (2): 330–334. (February 1994). PMID 8114680. 
  130. ^ a b “A review: Fentanyl and non-pharmaceutical fentanyls”. Drug and Alcohol Dependence 171: 107–116. (February 2017). doi:10.1016/j.drugalcdep.2016.11.033. PMID 28068563. 
  131. ^ Fentanyl”. www.drugbank.ca. 2017年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月18日閲覧。
  132. ^ a b Morgan & Mikhail's Clinical Anesthesiology (6th ed.). New York, NY: McGraw-Hill Education. (21 August 2018). ISBN 978-1-259-83442-4. OCLC 1039081701 
  133. ^ Baselt, R. (2017) Disposition of Toxic Drugs and Chemicals in Man, 11th edition, Biomedical Publications, Foster City, CA, pp. 883–886.
  134. ^ “Paper spray mass spectrometry for the direct, semi-quantitative measurement of fentanyl and norfentanyl in complex matrices”. Clinical Biochemistry 54: 106–111. (April 2018). doi:10.1016/j.clinbiochem.2018.02.005. PMID 29432758. 
  135. ^ “Paper spray mass spectrometry for the direct, semi-quantitative measurement of fentanyl and norfentanyl in complex matrices”. Clinical Biochemistry 54: 106–111. (April 2018). doi:10.1016/j.clinbiochem.2018.02.005. PMID 29432758. 10.25316/IR-4343. 
  136. ^ Fentanyl Test Strip Guidance”. Office of Addiction Services and Supports. State of New York (2023年3月22日). 2023年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月3日閲覧。
  137. ^ “High concentrations of illicit stimulants and cutting agents cause false positives on fentanyl test strips”. Harm Reduction Journal 18 (1): 30. (March 2021). doi:10.1186/s12954-021-00478-4. PMC 7941948. PMID 33750405. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7941948/. 
  138. ^ a b c “Synthesis of Fentanyl under Continuous Photoflow Conditions”. Organic Letters 24 (45): 8331–8336. (November 2022). doi:10.1021/acs.orglett.2c03338. PMID 36346151. 
  139. ^ “Fentanyl-related compounds and derivatives: current status and future prospects for pharmaceutical applications”. Future Medicinal Chemistry 6 (4): 385–412. (March 2014). doi:10.4155/fmc.13.215. PMC 4137794. PMID 24635521. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4137794/. 
  140. ^ “Gas Chromatography-Mass Spectrometry Analysis of Synthetic Opioids Belonging to the Fentanyl Class: A Review”. Critical Reviews in Analytical Chemistry 52 (8): 1938–1968. (17 November 2022). doi:10.1080/10408347.2021.1927668. PMID 34053394. 
  141. ^ News: April 2022 – UNODC: Three precursors of the most common synthesis routes used in illicit fentanyl manufacture now under international control”. www.unodc.org. 2023年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
  142. ^ Fentanyl Synthesis”. GPTA India (2020年6月18日). 2022年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月18日閲覧。
  143. ^ Synthesis of Fentanyl”. Rhodium. Siegfried. 2022年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月24日閲覧。
  144. ^ Designation of Benzylfentanyl and 4-Anilinopiperidine, Precursor Chemicals Used in the Illicit Manufacture of Fentanyl, as List I Chemicals”. federalregister.gov. DEA (2020年4月15日). 2021年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月28日閲覧。
  145. ^ Fentanyl Profiling Program Report”. Special Testing and Research Laboratory. Drug Enforcement Administration. p. 1-2. 2023年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月25日閲覧。
  146. ^ “Total synthesis of fentanyl”. Archives of Pharmacal Research 21 (1): 70–2. (February 1998). doi:10.1007/BF03216756. PMID 9875518. 
  147. ^ “The consolidation of neuroleptic therapy: Janssen, the discovery of haloperidol and its introduction into clinical practice”. Brain Research Bulletin 79 (2): 130–141. (April 2009). doi:10.1016/j.brainresbull.2009.01.005. PMID 19186209. 
  148. ^ “A personal perspective on Dr. Paul Janssen”. Journal of Medicinal Chemistry 48 (6): 1687–1688. (March 2005). doi:10.1021/jm040195b. PMID 15771410. オリジナルの10 October 2007時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071010091139/http://www.pauljanssenaward.com/janssen/A_Personal_Perspective.pdf. 
  149. ^ Fentanyl citrate injection, solution [Hospira, Inc.]”. Daily Med (Dailymed.nlm.nih.gov). U.S. National Institutes of Health. 2010年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月31日閲覧。
  150. ^ “Fentanyl (sublimaze)”. Clinical Pharmacology and Therapeutics 9 (5): 704–706. (September 1968). doi:10.1002/cpt196895704. PMID 5676808. 
  151. ^ フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」/フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」”. www.info.pmda.go.jp. 2024年3月12日閲覧。
  152. ^ 山口大学病院薬剤部 (2006年10月13日). “薬剤部だより”. 山口大学病院. 2024年3月16日閲覧。
  153. ^ Fentanyl History”. News-Medical.net. AZoNetwork (2010年4月11日). 2023年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月27日閲覧。
  154. ^ デュロテップMTパッチ2.1mg/デュロテップMTパッチ4.2mg/デュロテップMTパッチ8.4mg/デュロテップMTパッチ12.6mg/デュロテップMTパッチ16.8mg”. www.info.pmda.go.jp. 2024年3月12日閲覧。
  155. ^ ACTIQ® (fentanyl citrate) oral transmucosal lozenge (1968 version revised in 2011)”. U.S. Food and Drug Administration (FDA) (2011年12月). 2017年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月26日閲覧。
  156. ^ a b Questions and Answers about Onsolis (fentanyl buccal soluble film)”. U.S. Food and Drug Administration (FDA) (2009年7月16日). 2017年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月26日閲覧。
  157. ^ 2022 Aggregate Production Quota History for Selected Substances”. 2023年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月7日閲覧。
  158. ^ Misuse of Drugs Act 1971”. 2012年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月22日閲覧。
  159. ^ Opiumwet” [Opium Act] (オランダ語). Ministerie van Binnenlandse Zaken en Koninkrijksrelaties. 2023年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月19日閲覧。
  160. ^ RelayHealth's pharmacy connectivity network and reach, aligned with McKesson Specialty Care Solutions' REMS expertise, expands cancer patients' access to pain therapy” (2011年1月20日). 2016年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月5日閲覧。
  161. ^ “With a few stumbles, REMS begins to hit its atride”. (2011年4月22日). オリジナルの2016年1月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160129174603/http://www.pharmaceuticalcommerce.com/brand_communications?articleid=2389%22%20%5Ct%20%22_blank 2015年11月5日閲覧。 
  162. ^ Procedures, programs and drugs that require precertification: Participating provider precertification list”. Aetna Inc.. 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月4日閲覧。
  163. ^ Notice regarding precertification requirement”. BlueCross BlueShield of Arizona (2007年11月5日). 2010年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年11月5日閲覧。
  164. ^ Medications requiring precertification”. Oxford Health Plans. 2006年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年10月15日閲覧。
  165. ^ Canada's Controlled Drugs and Substances Act”. laws.justice.gc.ca. 2018年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月8日閲覧。
  166. ^ What we can learn from a tiny Baltic country's two-decade Fentanyl crisis”. Vice (2020年1月6日). 2021年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月31日閲覧。
  167. ^ “Dark web dealers voluntarily ban deadly fentanyl”. The Guardian. (2018年12月1日). オリジナルの2018年12月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181202232730/https://www.theguardian.com/society/2018/dec/01/dark-web-dealers-voluntary-ban-deadly-fentanyl 2018年12月3日閲覧。 
  168. ^ Ducharme J (3 December 2018). "China has promised to crack down on Fentanyl. Here's what that could mean for overdose deaths in the U.S." Time. 2018年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月6日閲覧
  169. ^ “Fentanyl-laced street drugs "kill hundreds"”. Lancet 368 (9535): 569–570. (August 2006). doi:10.1016/S0140-6736(06)69181-2. PMID 16909503. 
  170. ^ “Synthetic drug fentanyl causes overdose boom in Estonia”. (2012年3月30日). オリジナルの2018年7月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180728214747/https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-17524945 2018年6月21日閲覧。 
  171. ^ a b Fentanyl”. U.S. Drug Enforcement Administration (2015年3月). 2016年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月2日閲覧。
  172. ^ a b "Painkiller is topic of inquiry” (2004年11月11日). 2007年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2004年11月11日閲覧。
  173. ^ “Illicit fentanyls in the opioid street market: desired or imposed?”. Addiction 114 (5): 774–780. (May 2019). doi:10.1111/add.14474. PMC 6548693. PMID 30512204. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6548693/. 
  174. ^ Centers for Disease Control Prevention (CDC) (July 2008). “Nonpharmaceutical fentanyl-related deaths--multiple states, April 2005-March 2007”. MMWR Morb Mortal Wkly Rep 57 (29): 793–6. PMID 18650786. オリジナルの2 December 2022時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221202101157/https://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5729.pdf 2022年12月2日閲覧。. 
  175. ^ DEA Microgram Bulletin”. U.S. Drug Enforcement Administration (2006年6月). 2009年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月22日閲覧。
  176. ^ “Thousands of fentanyl pills confiscated in Utah drug raid”. The Salt Lake Tribune英語版. (2016年). オリジナルの2016年11月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161124094546/http://www.sltrib.com/news/4623595-155/thousands-of-fentanyl-pills-confiscated-in 2016年11月23日閲覧。 
  177. ^ Cottonwood Heights drug bust one of the largest in Utah history”. fox13now.com (2016年11月22日). 2016年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月23日閲覧。
  178. ^ “U.S. border officers make largest-ever fentanyl bust: 254 pounds hidden under cucumbers”. The Washington Post. (2019年1月31日). オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200608203341/https://www.washingtonpost.com/world/national-security/us-border-officials-announce-largest-ever-fentanyl-seizure/2019/01/31/a43eeb62-258c-11e9-90cd-dedb0c92dc17_story.html 2020年6月8日閲覧。 
  179. ^ a b List of Schedule I Drugs”. U.S. Department of Justice. 2010年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月9日閲覧。
  180. ^ “Behind the identification of China White”. Analytical Chemistry 53 (12): 1379A–1386A. (October 1981). doi:10.1021/ac00235a003. PMID 7294353. 
  181. ^ “Synthetic analgesics. Synthesis and pharmacology of the diastereoisomers of N-(3-methyl-1-(2-phenylethyl)-4-piperidyl)-N-phenylpropanamide and N-(3-methyl-1-(1-methyl-2-phenylethyl)-4-piperidyl)-N-phenylpropanamide”. Journal of Medicinal Chemistry 17 (10): 1047–1051. (October 1974). doi:10.1021/jm00256a003. PMID 4420811. 
  182. ^ CDC Health Alert Network (2013年6月20日). “Recommendations for Laboratory Testing for Acetyl Fentanyl and Patient Evaluation and Treatment for Overdose with Synthetic Opioids”. U.S. Centers for Disease Control and Prevention (CDC). 2013年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月20日閲覧。
  183. ^ メリナ・デルキック、河原里香・訳 (2017年10月27日). “米製薬大手、中毒性のオピオイド「密売」でCEOら逮捕 (Big Pharma Exec Arrested for Opioid Bribes)”. ニューズウィーク日本版. http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/ceo-13.php 2017年12月5日閲覧。 
  184. ^ "米陪審、製薬会社創業者に有罪評決 「オピオイド薬の乱用招いた」". ロイター. 3 May 2019. 2019年5月3日閲覧
  185. ^ a b "米製薬会社が破産法11条申請、オピオイド問題訴訟で". 日本経済新聞. 11 June 2019. 2024年2月10日閲覧
  186. ^ 伸治, 林; 敏史, 高薄; 重樹, 山口 (2021). “「日本でのオピオイドクライシスを防ぐために」―製薬会社の立場から”. 日本ペインクリニック学会誌 28 (12): 245–252. doi:10.11321/jjspc.21-0059. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc/28/12/28_21-0059/_html/-char/ja. 
  187. ^ Characteristics of Fentanyl overdose — Massachusetts, 2014–2016 (Report). U.S. Centers for Disease Control and Prevention (CDC). 14 April 2017.
  188. ^ Lethal fentanyl profiting gangs in Western Canada while deaths climb”. CTV News (2015年8月6日). 2022年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月16日閲覧。
  189. ^ Fentanyl doesn't discriminate, killing the homeless and young professionals” (2015年8月22日). 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月22日閲覧。
  190. ^ “2021 is now B.C.'s deadliest year in the opioid crisis, with 2 months of data left to collect”. (2021年12月9日). オリジナルの2021年12月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211225152051/https://bc.ctvnews.ca/2021-is-now-b-c-s-deadliest-year-in-the-opioid-crisis-with-2-months-of-data-left-to-collect-1.5700104 2021年12月25日閲覧。 
  191. ^ “Winnipeg Naloxone-distribution program could prevent fentanyl deaths”. CBC. オリジナルの2018年5月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180531104801/http://www.cbc.ca/news/canada/manitoba/winnipeg-naloxone-distribution-program-could-prevent-fentanyl-deaths-1.3197131 2018年1月16日閲覧。 
  192. ^ “China won't stop flood of fentanyl into Canada, sources say”. Global News (Canada). (2018年12月1日). オリジナルの2021年6月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210613085610/https://globalnews.ca/news/4658188/fentanyl-china-canada-diplomatic-tensions/ 2021年7月21日閲覧。 
  193. ^ “Could fentanyl be Australia's next deadly drug epidemic?”. Australian Broadcasting Corporation. (2017年10月13日). オリジナルの2018年5月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180508164151/http://www.abc.net.au/news/2017-10-13/could-fentanyl-be-australias-next-deadly-drug-epidemic/9048530 2018年4月6日閲覧。 
  194. ^ Fentanyl found at New Zealand festival”. KnowYourStuffNZ (2018年3月20日). 2018年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月6日閲覧。
  195. ^ “NZ's 'deadly' indifference to drug overdose antidote”. (2018年3月27日). オリジナルの2018年4月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180407054328/http://healthcentral.nz/opinion-julian-buchanan-nzs-deadly-indifference-to-drug-overdose-antidote/ 2018年4月6日閲覧。 
  196. ^ “'We Are Shipping To The U.S.': Inside China's Online Synthetic Drug Networks”. NPR. (2020年11月17日). オリジナルの2022年10月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221001144517/https://www.npr.org/2020/11/17/916890880/we-are-shipping-to-the-u-s-china-s-fentanyl-sellers-find-new-routes-to-drug-user 2022年10月1日閲覧。 
  197. ^ a b China and synthetic drugs control: Fentanyl, methamphetamines, and precursors”. Brookings (2022年3月23日). 2022年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  198. ^ a b Fentanyl Flow to the United States”. Drug Enforcement Administration (2020年1月). 2022年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月4日閲覧。
  199. ^ White House confirms China has stopped cooperating on anti-drug measures”. South China Morning Post (2022年9月29日). 2022年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月1日閲覧。
  200. ^ Raids reveal massive fentanyl production in Myanmar” (2020年5月19日). 2021年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月2日閲覧。
  201. ^ UNODC report: Opium production drops again in Myanmar as the synthetic drug market expands. UNODC (Myanmar) (Report). 2021年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月2日閲覧
  202. ^ A California police union director is being charged with importing opioids, including fentanyl, disguised as chocolate and wedding favors Archived 2 April 2023 at the Wayback Machine. CNN. Accessed 2 April 2023.
  203. ^ "Cause of death: Washington faltered as fentanyl gripped America. Archived 25 March 2023 at the Wayback Machine.". The Washington Post. Accessed 2 April 2023.
  204. ^ DEA zeroes in on China as fentanyl deaths soar - CBS News”. www.cbsnews.com (2022年5月10日). 2023年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
  205. ^ DHS Investigation Leads to Indictments Against China-Based Companies and Employees for Fentanyl Trafficking | Homeland Security”. www.dhs.gov. 2023年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
  206. ^ "U.S. indicts major Chinese traffickers and three Americans for selling fentanyl online" Archived 5 April 2023 at the Wayback Machine. (17 October 2017) Reuters. Accessed 4 April 2023.
  207. ^ "China’s Role in Illicit Fentanyl Running Rampant on US Streets" Archived 16 February 2023 at the Wayback Machine. trone.house.gov. Accessed 4 April 2023.
  208. ^ "Briefing on the Senate Foreign Relations Committee Countering Illicit Fentanyl Trafficking Hearing" Archived 5 April 2023 at the Wayback Machine. Wilson Center. Accessed 4 April 2023.
  209. ^ “Felon Arrested for Attempting To Trade Fentanyl for Four Firearms” ATF.gov. Retrieved 16 December 2023.
  210. ^ “Treasury Sanctions Individuals Linked to CJNG’s Arms Trafficking, Fuel Theft, and Money Laundering” home.treasury.gov.Retrieved 16 December 2023.
  211. ^ “Mexican drug cartels pay Americans to smuggle weapons across the border, intelligence documents show”. cbs.news.com. Retrieved 16 December 2023.
  212. ^ As fentanyl crisis grows, U.S.-Mexico divide deepens”. www.washingtonpost.com. 2023年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月1日閲覧。
  213. ^ Pricara recalls 25 mcg/hr Duragesic (Fentanyl transdermal system) c II pain patches”. U.S. Food and Drug Administration (FDA) (2008年2月12日). 2008年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月10日閲覧。
  214. ^ Teva Initiates Voluntary Nationwide Recall of Specific Lots of FENTANYL Buccal Tablets CII Due to a Labeling Error”. Office of Regulatory Affairs. U.S. Food and Drug Administration (2023年4月28日). 2023年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
  215. ^ Teva Initiates Voluntary Nationwide Recall of Specific Lots of FENTANYL Buccal Tablets CII Due to a Labeling Error”. USA TODAY. 2023年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
  216. ^ Fentanyl Buccal”. 2020年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月27日閲覧。
  217. ^ Fentanyl Citrate Generic Actiq”. GoodRx. 2020年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月27日閲覧。
  218. ^ Fentanyl Prices, Coupons, Copay & Patient Assistance”. Drugs.com. 2023年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月26日閲覧。
  219. ^ Fentanyl availability on darknet markets”. p. 1 (2020年2月). 2023年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月26日閲覧。
  220. ^ “Listed for sale: Analyzing data on fentanyl, fentanyl analogs and other novel synthetic opioids on one cryptomarket”. Drug and Alcohol Dependence 213: 108115. (June 2020). doi:10.1016/j.drugalcdep.2020.108115. PMC 7736148. PMID 32585419. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7736148/. 
  221. ^ Office of the Commissioner (26 January 2022). “Accidental Exposures to Fentanyl Patches Continue to Be Deadly to Children”. FDA. オリジナルの12 April 2022時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220412190113/https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/accidental-exposures-fentanyl-patches-continue-be-deadly-children 2022年4月12日閲覧。. 
  222. ^ a b Disposal of Unused Medicines: What You Should Know”. U.S. Food and Drug Administration (FDA) (2019年2月1日). 2019年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月2日閲覧。
  223. ^ Safe Disposal of Fentanyl Patches”. College of Pharmacists of British Columbia (2019年). 2019年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月2日閲覧。
  224. ^ Drug Disposal: Flush Potentially Dangerous Medicine (Flush list)”. U.S. Food and Drug Administration (FDA) (2018年12月19日). 2019年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月2日閲覧。
  225. ^ Hardcore History: The Extremely Unauthorized Story of ECW. Sports Publishing. (1 March 2006). p. 211. ISBN 978-1-59670-021-5. https://books.google.com/books?id=kiMCOJKZtvAC&pg=PT252 
  226. ^ “Is Wilco's Jeff Tweedy Living the Life He Sings About?”. Memphis Flyer. (2009年5月14日). http://www.memphisflyer.com/SingAllKinds/archives/2009/05/14/is-wilcos-jeff-tweedy-living-the-life-he-sings-about 2009年5月24日閲覧。 
  227. ^ “Coroner: Painkiller killed ex-Wilco member”. Chicago Tribune. (2009年6月23日). オリジナルの2009年6月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090625053327/http://www.chicagobreakingnews.com/2009/06/coroner-painkiller-killed-ex-wilco-member.html 2009年6月23日閲覧。 
  228. ^ "Ex-Wilco guitarist died of a drug overdose, says coroner: Jay Bennett had been taking pain medication". NME. 2016年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月23日閲覧
  229. ^ “Slipknot bassist died of an overdose of morphine”. Associated Press. MSNBC. (2010年6月21日). オリジナルの2010年6月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100624024552/http://today.msnbc.msn.com/id/37836072/ns/today-entertainment/ 2010年6月21日閲覧。 
  230. ^ a b “Prince died from accidental overdose of opioid painkiller”. The New York Times. (2016年6月2日). オリジナルの2017年8月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170805222747/https://www.nytimes.com/2016/06/03/arts/music/prince-death-overdose-fentanyl.html 2017年3月1日閲覧。 
  231. ^ "Official: Mislabeled pills found at Prince's estate contained fentanyl". Chicago Tribune. 22 August 2016. 2016年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月22日閲覧
  232. ^ “Patton Oswalt reveals wife died due to prescription medications and undiagnosed heart condition”. People. (2017年2月3日). オリジナルの2018年4月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180411161423/http://people.com/celebrity/patton-oswalt-wife-cause-of-death/ 2017年11月5日閲覧。 
  233. ^ “Oswalt says heart condition, meds killed wife”. Associated Press. (2017年2月3日). オリジナルの2018年4月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180430114344/https://apnews.com/cb50f829c93348e2adf9c2b71cc112d3 2018年4月30日閲覧。 
  234. ^ a b “Completing Vancouver musician's album cathartic for those he left behind”. Vancouver Courier英語版. (2019年6月18日). オリジナルの2020年10月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201021004640/https://www.vancourier.com/news/completing-vancouver-musician-s-album-cathartic-for-those-he-left-behind-1.23859396 2020年1月21日閲覧。 
  235. ^ “Toxic combo of prescription drugs killed rapper”. The New York Times. (2017年12月8日). オリジナルの2017年12月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171210015603/https://www.nytimes.com/aponline/2017/12/08/us/ap-us-lil-peep-cause-of-death.html 2017年12月9日閲覧。 
  236. ^ “Lil Peep, hero to the emo and hip-hop scenes, dies of suspected overdose at 21”. Los Angeles Times. (2017年11月16日). オリジナルの2017年11月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171118080606/http://www.latimes.com/entertainment/music/la-et-ms-lil-peep-obituary-20171116-story.html 2017年11月16日閲覧。 
  237. ^ “Tom Petty Died From Accidental Drug Overdose Involving Opioids, Coroner Says”. The New York Times. (2018年). ISSN 0362-4331. オリジナルの2018年1月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180120025725/https://www.nytimes.com/2018/01/19/arts/music/tom-petty-cause-death-opioid-overdose.html 2018年1月20日閲覧。 
  238. ^ “Mac Miller's cause of death: Accidental Fentanyl, cocaine overdose”. Rolling Stone. (2018年11月5日). オリジナルの2018年11月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181105202930/https://www.rollingstone.com/music/music-news/mac-miller-cause-of-death-fentanyl-cocaine-alcohol-751974/ 2018年11月5日閲覧。 
  239. ^ “'Mike's candyshop': Behind the overdose death of HQ Trivia's Colin Kroll”. The New York Times. (2019年10月3日). ISSN 0362-4331. オリジナルの2019年10月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191003172004/https://www.nytimes.com/2019/10/03/nyregion/colin-kroll-hq-trivia-overdose.html 2021年4月29日閲覧。 
  240. ^ "Tyler Skaggs' autopsy: Fentanyl, oxycodone and alcohol led to death by choking on vomit". Los Angeles Times. 30 August 2019. 2019年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月30日閲覧
  241. ^ MLB=エンゼルス元職員に禁錮22年、スカッグス元投手急死巡り」『Reuters』、2022年10月12日。2024年2月11日閲覧。
  242. ^ "Accidental overdose killed St. Paul rapper Lexii Alijai". MPR News. 28 January 2020. 2021年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月26日閲覧
  243. ^ “Justin Townes Earle death ruled an accidental drug overdose”. Rolling Stone. (2020年12月1日). オリジナルの2021年11月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211109000140/https://www.rollingstone.com/music/music-country/justin-townes-earle-cause-of-death-fentanyl-1097043/ 2020年12月29日閲覧。 
  244. ^ "Riley Gale, Singer for Thrash Metal Band Power Trip, Dead at 34". Rolling Stone. 25 May 2021. 2021年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月19日閲覧
  245. ^ Goffeney A. "Statement from a family member". Big Toe rocks. 2021年8月18日閲覧
  246. ^ Raferty M (14 March 2021). "PASSAGES: MARK GOFFENEY, "BIG TOE" MUSICIAN WITHOUT ARMS". East County Magazine. 2023年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月18日閲覧
  247. ^ Atkinson K (10 June 2021). "Digital Underground's Shock G Cause of Death Revealed". Billboard. 2022年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月16日閲覧
  248. ^ Moshtaghian A (24 September 2021). "Michael K. Williams' cause of death determined by medical examiner". CNN. 2022年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月8日閲覧
  249. ^ Cordero R, Hipes P (24 September 2021). "Michael K. Williams' Died From Accidental Overdose, New York Medical Examiner Says". Deadline Hollywood. 2021年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月24日閲覧
  250. ^ "Coroner says rapper Coolio died at 59 from effects of several drugs". ABC7 Los Angeles. 6 April 2023. 2023年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧
  251. ^ Franklin M (21 September 2023). "Angus Cloud's Cause of Death Revealed: Actor Overdosed on Fentanyl, Cocaine and More". Variety. 2023年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月25日閲覧
  252. ^ “54歳で急死した米元子役、死因が判明”. シネマトゥデイ. (2023年6月26日). https://www.cinematoday.jp/news/N0137648 2023年12月1日閲覧。 
  253. ^ “元天才子役が自宅で死去、35歳 子役時代大ヒットドラマや映画で活躍も、近年は俳優として出演作なし”. デイリースポーツ. (2023年11月8日). https://www.daily.co.jp/gossip/foreign_topics/2023/11/08/0017005848.shtml 2023年12月1日閲覧。 
  254. ^ “35歳で死去した『CSI:マイアミ』『24』元子役エヴァン・エリングソンの死因が判明”. 海外ドラマNAVI. (2023年11月29日). https://dramanavi.net/articles/233378 2023年12月1日閲覧。 
  255. ^ “US child dies from fentanyl kept under nursery nap mat”. BBC News. (2023年9月19日). オリジナルの2023年9月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230920000740/https://www.bbc.com/news/world-us-canada-66861588 2023年9月20日閲覧。 
  256. ^ 伊藤弘毅 (2023年9月23日). “保育所の床下から大量の薬物、1歳男児は「過剰摂取」で死亡 米NY:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年2月11日閲覧。
  257. ^ "都立墨東病院で医療用麻薬紛失". QLifePro 医療ニュース. 31 August 2013. 2023年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月18日閲覧
  258. ^ a b “Nebraska first to use fentanyl in execution”. (2018年8月14日). オリジナルの2018年8月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180815025008/https://www.bbc.com/news/world-us-canada-45185687 2018年8月15日閲覧。 
  259. ^ “Nebraska becomes first state to use fentanyl in execution”. (2018年8月14日). オリジナルの2018年8月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180814234427/https://www.nbcnews.com/storyline/lethal-injection/nebraska-set-become-first-state-use-fentanyl-execution-n900576 2018年8月15日閲覧。 
  260. ^ a b “Nebraska carries out 1st execution using Fentanyl in U.S.”. オリジナルの2018年8月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180814235530/https://www.npr.org/2018/08/14/638250649/nebraska-prepares-to-carry-out-first-execution-using-fentanyl 2018年8月15日閲覧。 
  261. ^ “Nebraska will make history in its execution of a death row inmate”. Newsweek. (2018年8月14日). オリジナルの2018年8月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180814232910/https://www.newsweek.com/carey-dean-moore-nebraska-fentanyl-lethal-injection-death-row-execution-1071741 2018年8月15日閲覧。 
  262. ^ a b “Fentanyl used to execute Nebraska inmate, in a first for U.S.”. The New York Times. (2018年8月14日). オリジナルの2018年8月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180814182425/https://www.nytimes.com/2018/08/14/us/carey-dean-moore-nebraska-execution-fentanyl.html 2018年8月15日閲覧。 
  263. ^ a b “Nebraska executes inmate using powerful opioid fentanyl”. Public Broadcasting System. (2018年8月14日). オリジナルの2018年8月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180815013302/https://www.pbs.org/newshour/nation/nebraska-executes-inmate-using-powerful-opioid-fentanyl 2018年8月15日閲覧。 
  264. ^ “Analysis of clothing and urine from Moscow theatre siege casualties reveals carfentanil and remifentanil use”. Journal of Analytical Toxicology 36 (9): 647–656. (2012). doi:10.1093/jat/bks078. PMID 23002178. 
  265. ^ Gas 'killed Moscow hostages'」『BBC』、2002年10月27日。2023年4月7日閲覧。オリジナルの2017年7月31日時点におけるアーカイブ。
  266. ^ “115 Hostages in Moscow Killed by Gas”. The Washington Post. (2002年10月27日). オリジナルの2007年3月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070313010058/https://pqasb.pqarchiver.com/washingtonpost/access/224294031.html?dids=224294031:224294031&FMT=ABS&FMTS=ABS:FT&fmac=&date=Oct+28%2C+2002&author=Susan+B.+Glasser+and+Peter+Baker&desc=Gas+in+Raid+Killed+115+Hostages 
  267. ^ “Russia names Moscow siege gas”. BBC News. (2002年10月31日). オリジナルの2018年6月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180619064228/http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/2377563.stm 2018年5月18日閲覧。 
  268. ^ "How Opioids Were Used as Weapons During the Moscow Theater Hostage Crisis". 5 October 2023. 2023年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧
  269. ^ “The history and pharmacology of fentanyl: relevance to a novel, long-acting transdermal fentanyl solution newly approved for use in dogs”. Journal of Veterinary Pharmacology and Therapeutics 35 (Suppl 2): 3–19. (August 2012). doi:10.1111/j.1365-2885.2012.01416.x. PMID 22731771. 
  270. ^ “Postoperative analgesic effects of either a constant rate infusion of fentanyl, lidocaine, ketamine, dexmedetomidine, or the combination lidocaine-ketamine-dexmedetomidine after ovariohysterectomy in dogs”. Veterinary Anaesthesia and Analgesia 42 (3): 309–318. (May 2015). doi:10.1111/vaa.12215. PMID 25039918. 
  271. ^ “Comparison of medetomidine and fentanyl-droperidol in dogs: sedation, analgesia, arterial blood gases and lactate levels”. Canadian Journal of Veterinary Research 57 (2): 99–105. (April 1993). PMC 1263601. PMID 8490814. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1263601/. 
  272. ^ “Prevalence of dysphoria after fentanyl in dogs undergoing stifle surgery”. Veterinary Surgery 42 (3): 302–307. (April 2013). doi:10.1111/j.1532-950X.2012.01080.x. PMID 23231071. 
  273. ^ Perioperative Pain Management”. p. 11. 2023年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月19日閲覧。
  274. ^ Original new animal drug application: Recuvyra”. U.S. Food and Drug Administration (FDA). 2015年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月22日閲覧。
  275. ^ Recuvyra”. European Medicines Agency. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月28日閲覧。

外部リンク[編集]