フェラーリ・F12ベルリネッタ

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フェラーリ・F12ベルリネッタ
Ferrari F12berlinetta
2012-03-07 Motorshow Geneva 4309.JPG
製造国 イタリア
販売期間 2012年-
デザイン ピニンファリーナ
乗車定員 2
ボディタイプ クーペ
エンジン 6,262ccV12DOHC
最高出力 740PS/8,250rpm
最大トルク 690N·m/6,000rpm
変速機 7速DCT
駆動方式 FR
サスペンション (前)ダブルウィッシュボーン
(後)マルチリンク
全長 4,618mm
全幅 1,942mm
全高 1,273mm
ホイールベース 2,720mm
車両重量 1,525kg
先代 599GTBフィオラノ
-自動車のスペック表-

F12ベルリネッタ(F12berlinetta)は、イタリアの自動車メーカー、フェラーリが製造しているFRのGTカーである。なお、「ベルリネッタ(berlinetta)」はサブネームではなく、F12ベルリネッタ(F12berlinetta)で一つの単語であり、これが正式な車名である[1]

概要[編集]

599GTBフィオラノの後継車として2012年2月29日に発表され、3月6日サロン・アンテルナショナル・ド・ロトにてお披露目された。車名はF620と噂されていたが、気筒数を表すと思われるF12ベルリネッタとなった。

日本国内へはフェラーリ・ジャパンを通じて2012年7月5日に正式に導入され、同年12月より納入開始された[2]

メカニズム[編集]

フロント・ミッドシップに搭載されたエンジンは65度V12、ボア×ストロークφ94×75.2mmで6,262cc。圧縮比13.5で最大出力545kW(740PS)/8,500rpm、最大トルク690N·m/6,000rpmを発生し、これまでのフェラーリのロードカーのなかでは最もパワフルである。

トランスアクスル レイアウトにてDCTを搭載し0-100km/hまでの加速は3.1秒、200km/hまでは8.5秒、最高速度は340km/h。HELEシステムの採用によってCO2排出量を350g/kmに抑えている。

ブレーキはカーボンセラミック製。

スタイリング[編集]

F12ベルリネッタは全長4,618mm、全幅1,942mm、全高1,273mmとなり599より全長47mm、全幅20mm、全高63mmそれぞれ小さくなった。エンジンの搭載位置と着座位置は下げられため車高は低くなり、スポーティーなスタイリングをかもしだしている。フロントタイヤとドアの間にはエアロブリッジと呼ばれるダクトが設けられ、えぐられたドアを通り空気を整流する仕組みとなっている。テールランプは2灯式となりこれですべての現行フェラーリが2灯式となった。リアフォグランプはリアビューカメラが内蔵されたLEDタイプを採用しF1のテールランプ風の中央一灯式となっている。トランクは独立したリッドではなくリアガラスハッチごと跳ね上げる方式である。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

フェラーリ ロードカータイムライン 1970年代-<- Previous  
タイプ 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
FR V12 365GTB/4 550マラネロ 575Mマラネロ 599GTBフィオラノ F12ベルリネッタ
2+2 365GTC/4 365GT/4・2+2 400 400i 412 456 GT 456M GT 612スカリエッティ
V8 カリフォルニア
MR V6/V8 ディーノ246 308 308QV 328 348 348G 360モデナ F430 458イタリア
208 F355
2+2 ディーノGT4 モンディアル
V12 365GT4BB 512BB 512BBi テスタロッサ 512TR F512M
4WD/4シーター FF
スペシャル 288GTO F40 F50 エンツォフェラーリ ラ・フェラーリ
XXプログラム FXX 599XX