フィンガー (単位)

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フィンガー
finger
ヤード・ポンド法
長さ
SI 1.905~2.2225 cm
定義 3478 インチ
由来 の幅
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フィンガー
finger
ヤード・ポンド法
長さ
SI 11.43 cm
定義 4 12 インチ
由来 中指の長さ
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手に由来する長さの単位
1: シャフトメント(Shaftment)
2: ハンド(Hand)
3: パーム(Palm)
4: スパン(Span)
5: フィンガー(Finger)
6: ディジット(Digit)


フィンガー(finger)は、ヤード・ポンド法で使用される長さの単位である。大きく分けて2種類(細かく分けるとさらに多く)の異なる定義がある。

3478 インチ[編集]

成人男性の「親指以外の (finger)」の幅に由来する。この意味のフィンガーは、フィンガーブレドス (finger‐breadth、「指の幅」の意) ともいい、日本語では「指幅」と訳されることがある。

具体的な長さは一定せず、

と各種の定義がある(換算に使った「ディジット」は、指の幅に由来するもう一つの単位である)。また、「1インチ近く」とも表現される[3][4]

主に、特に、水割りする前のウィスキーの計量に用いられ、グラスに入れたときの液高(液底から液面までの高さ)をフィンガーで計る。実際には、正確に3478インチ単位で計るわけではなく、自身の指(通常、中指人差指親指)を使うので、人によって1フィンガーの液高は異なり、グラスが異なればそれに対応する液量も異なる。この液量をアメリカでは俗にニップ (nip) とも呼ぶ[1]と呼ぶが、ニップは 16 英ジル ≒ 23.667 mL ないし 75032 mL = 23.4375 mL に等しい体積の単位でもある。

4 12 インチ[編集]

18 ヤード = 4 12 インチ[3][5]= 11.43 cm と定義される。中指の長さに由来する[1]

地の寸法を計るのに使われる。

出典[編集]

  1. ^ a b c 二村隆夫監修『丸善 単位の辞典』「フィンガー」丸善 2002年
  2. ^ 松田徳一郎監修『リーダーズ英和辞典』「finger」研究社 1984年
  3. ^ a b Noah Webster (1896). Webster's collegiate dictionary. G. & C. Merriam. p. 332. http://books.google.com/books?id=4aEMAAAAYAAJ&pg=PA332 2012年1月14日閲覧。. 
  4. ^ William Markham (1739). A general introduction to trade and business: or, The young merchant's and tradesman's magazine .... A. Bettesworth and C. Hitch. p. 104. http://books.google.com/books?id=HYNZAAAAYAAJ&pg=PA104 2012年1月25日閲覧。. 
  5. ^ The Encyclopedia Americana. Encyclopedia Americana Corp.. (1920). p. 165. http://books.google.com/books?id=BagrAAAAYAAJ&pg=PA165 2012年1月14日閲覧。.