連邦住宅抵当公庫

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Federal National Mortgage Association
(Fannie Mae)
種類 Public
市場情報
NYSE FNM
本社所在地 ワシントンD.C.
設立 1938年
業種 金融業
売上高 538億ドル2003年
従業員数 5400人
外部リンク http://www.fanniemae.com
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連邦住宅抵当公庫(れんぽうじゅうたくていとうこうこ、: Federal National Mortgage Association, FNMA)は、アメリカ金融機関ファニー・メイ(Fannie Mae, 以下、本文中に用いる)の通称が広く浸透している。

概要[編集]

1938年、アメリカ国内の住宅供給の安定化を目的とした特殊法人(GSE 政府援助法人)として設立。大恐慌後の経済対策から銀行のバランスシート上の不動産貸付債権を買い取って、不動産融資をしやすくし、マイホーム保有を促進するのが目的だった。 当初は政府系金融機関であったが、1968年に民営化され、ニューヨーク市場等に上場。1977年に民主党ジミー・カーター政権と議会は「地域再投資法」を成立させ、低所得層の住宅保有を促進するために、業務の拡大を支援した。

主要な業務は、民間金融機関に対する住宅ローン債権の保障業務。サブプライムローン問題が問題化するまでは、ファニー・メイ発行の証券は政府機関債と見做され、米国債に次ぐ高い信用力を保っていた。

だが、2006年には、98年から2004年にかけてのデリバティブ評価額の不正操作(約60億ドルの利益水増し)により、旧経営陣が不当に高額賞与を得ていたとして提訴されている。また、2007年にはいわゆるサブプライムローン問題が起き、約21億ドルの損失計上となった。2008年9月現在、米政府の管理下にあり、普通株と優先株の配当が停止されている。2010年7月16日、ニューヨーク証券取引所の上場を廃止。

関連項目[編集]