ピーター・マーティン・ダンカン

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ピーター・マーティン・ダンカン
生誕 (1824-04-20) 1824年4月20日
イギリスの旗 イギリス トゥィックナム
死没 (1891-05-28) 1891年5月28日(67歳没)
研究分野 古生物学
出身校 キングズ・カレッジ・ロンドン
主な受賞歴 ウォラストン・メダル(1881年)
プロジェクト:人物伝
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ピーター・マーティン・ダンカン(Peter Martin Duncan、1824年4月20日 - 1891年5月28日)は、イギリス古生物学者である。サンゴ化石で知られる。

生涯[編集]

トゥィックナム (Twickenham) で生まれた。キングス・カレッジ・ロンドン医学を学び、ロチェスターで修行したあと、1848年からコルチェスター医師を開業し、1年間は市長も務めた。1860年にロンドンに戻りブラックヒース (Blackheath) で数年間医師を開業した後、植物学地質学古生物学に専念した。サンゴの化石に注目し、1963年に西インド諸島のサンゴの化石についての論文を発表した。引き続き、世界各地のサンゴの化石の研究に行い、この分野の権威となった。1870年にキングズ・カレッジの地質学教授となり、1876年からロンドン地質学会の会長を務めた。1881年にウォラストン・メダルを受賞した。

関連項目[編集]