ピューリッツァー賞 戯曲部門

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ピューリッツァー賞 戯曲部門(ピューリッツァーしょう ぎきょくぶもん、Pulitzer Prize for Drama)は、ピューリッツァー賞の部門の一つ。

受賞リスト[編集]

1910年代・1920年代[編集]

受賞作 作者 備考
1918年 Why Marry? ジェシー・リンチ・ウィリアムズ
1919年 なし
1920年 『地平線の彼方』
Beyond the Horizon
ユージン・オニール
1921年 『悩める花』
Miss Lulu Bett
ゾーナ・ゲイル
1922年 『アナ・クリスティ』
Anna Christie
ユージン・オニール
1923年 Icebound オーウェン・デイヴィス
1924年 『奔流天に騰る』
Hell-Bent Fer Heaven
ハッチャー・ヒューズ 1926年に映画化。
1925年 They Knew What They Wanted シドニー・ハワード 1940年に映画化。
1926年 Craig's Wife ジョージ・ケリー 1936年に映画化。
1927年 In Abraham's Bosom ポール・グリーン
1928年 奇妙な幕間狂言
Strange Interlude
ユージン・オニール
1929年 Street Scene エルマー・ライス 1931年に映画、1946年にはオペラとなった。

1930年代[編集]

受賞作 作者 備考
1930年 The Green Pastures マーク・コネリー 1936年に映画化。邦題は『緑の牧場』。
1931年 Alison's House スーザン・グラスペル
1932年 Of Thee I Sing ジョージ・S・カウフマン、モリー・リスキンド、アイラ・ガーシュウィン ミュージカル
1933年 Both Your Houses マクスウェル・アンダーソン
1934年 Men in White シドニー・キングスレイ
1935年 The Old Maid ゾー・エイキンス 原作はイーディス・ウォートン。1939年に映画化。
1936年 『愚者の喜び』
Idiot's Delight
ロバート・E・シャーウッド
1937年 『我が家の楽園』
You Can't Take It with You
モス・ハートジョージ・S・カウフマン 1398年に映画化され、アカデミー作品賞を受賞。
1938年 わが町
Our Town
ソーントン・ワイルダー 1940年に映画化。
1939年 『エイブ・リンカーン』
Abe Lincoln in Illinois
ロバート・E・シャーウッド 1940年に映画化。

1940年代[編集]

受賞作 作者 備考
1940年 『君が人生の時』
The Time of Your Life
ウィリアム・サローヤン 『ウィリアム・サローヤン戯曲集』早川書房に収録
1941年 There Shall Be No Night ロバート・E・シャーウッド
1942年 なし
1943年 『危機一髪』
The Skin of Our Teeth
ソーントン・ワイルダー
1944年 なし
1945年 『ハーヴェイ』
Harvey
メアリー・チェイス 1950年に映画化。
1946年 『愛の立候補宣言』
State of the Union
ハワード・リンゼイ、ラッセル・クローズ 1948年にフランク・キャプラ監督で映画化。
1947年 なし
1948年 欲望という名の電車
A Streetcar Named Desire
テネシー・ウィリアムズ
1949年 セールスマンの死
Death of a Salesman
アーサー・ミラー

1950年代[編集]

受賞作 作者 備考
1950年 南太平洋
South Pacific
ジョシュア・ローガンリチャード・ロジャースオスカー・ハマースタイン2世 ミュージカル
1951年 なし
1952年 『もず』
The Shrike
ジョセフ・クラム
1953年 『ピクニック』
Picnic
ウィリアム・インジ
1954年 『八月十五夜の茶屋』
The Teahouse of the August Moon
ジョン・パトリック トニー賞も受賞。1956年に映画化。
1955年 熱いトタン屋根の猫
Cat on a Hot Tin Roof
テネシー・ウィリアムズ 1958年に映画化。
1956年 『アンネの日記』
The Diary of Anne Frank
アルバート・ハケット、フランセス・グッドリッチ トニー賞も受賞。
1957年 夜への長い旅路
Long Day's Journey into Night
ユージン・オニール トニー賞も受賞。1962年に映画化。
1958年 『天使よ故郷を見よ』
Look Homeward, Angel
ケティ・フリングス 原作はトマス・ウルフ
1959年 J.B. アーチボルド・マクリーシュ トニー賞も受賞。

1960年代[編集]

受賞作 作者 備考
1960年 Fiorello! ジェリー・ボック、シェルドン・ハーニック、ジェローム・ウェイドマン、ジョージ・アボット トニー賞も受賞。ミュージカル。
1961年 All The Way Home タッド・モーゼル 原作はジェームズ・エイジーの『家族の中の死』。
1962年 努力しないで出世する方法
How to Succeed in Business Without Really Trying
フランク・レッサーエイブ・バローズ トニー賞も受賞。
1963年 なし
1964年 なし
1965年 『バラが問題だ』
The Subject Was Roses
フランク・D・ギルロイ トニー賞も受賞。
1966年 なし
1967年 『デリケート・バランス』
A Delicate Balance
エドワード・オールビー 1973年にトニー・リチャードソン監督で映画化。
1968年 なし
1969年 『ボクサー』
The Great White Hope
ハワード・サックラー トニー賞も受賞。

1970年代[編集]

受賞作 作者 備考
1970年 No Place to be Somebody チャールズ・ゴードン
1971年 The Effect of Gamma Rays on Man-in-the-Moon Marigolds ポール・ジンデル 1972年にポール・ニューマン監督で映画化。
1972年 なし
1973年 That Championship Season ジェイソン・ミラー 1982年に映画化。邦題は『栄光の季節』。
1974年 なし
1975年 『海の風景』
Seascape
エドワード・オールビー
1976年 コーラス・ライン
A Chorus Line
マイケル・ベネット、ニコラス・ダンテ、ジェイムズ・カークウッドJr、エドワード・クレバン、マーヴィン・ハムリッシュ トニー賞では9部門受賞。1985年に映画化された。
1977年 『シャドウボックス』
The Shadow Box
マイケル・クリストファー トニー賞も受賞。
1978年 The Gin Game ドナルド・L・コバーン
1979年 埋められた子ども
Buried Child
サム・シェパード

1980年代[編集]

受賞作 作者 備考
1980年 『タリー家のボート小屋』
Talley's Folly
ランフォード・ウィルソン
1981年 『クライムス・オブ・ザ・ハート』
Crimes of the Heart
ベス・ヘンリー 1986年に映画化。邦題は『ロンリー・ハート』。
1982年 A Soldier's Play チャールズ・フラー 1984年に映画化。邦題は『ソルジャー・ストーリー』。
1983年 『おやすみ、母さん』
'night, Mother
マーシャ・ノーマン 1986年に映画化。
1984年 グレンギャリー・グレン・ロス
Glengarry Glen Ross
デヴィッド・マメット 1992年に映画化。邦題は『摩天楼を夢みて』。
1985年 サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ
Sunday in the Park with George
ジェームズ・ラパインスティーヴン・ソンドハイム
1986年 なし
1987年 Fences オーガスト・ウィルソン トニー賞も受賞。
1988年 『ドライビング・ミス・デイジー』
Driving Miss Daisy
アルフレッド・ウーリー 1989年に映画化。
1989年 『ハイジ・クロニクル』
The Heidi Chronicles
ウェンディ・ワッサースタイン トニー賞も受賞。

1990年代[編集]

受賞作 作者 備考
1990年 Piano Lesson オーガスト・ウィルソン
1991年 ロスト・イン・ヨンカーズ
Lost in Yonkers
ニール・サイモン トニー賞も受賞。1993年に映画化。
1992年 The Kentucky Cycle ロバート・シェンカン
1993年 エンジェルス・イン・アメリカ- 至福千年紀
Angels in America: Millennium Approaches
トニー・クシュナー トニー賞も受賞。
1994年 『幸せの背比べ』
Three Tall Women
エドワード・オールビー
1995年 The Young Man From Atlanta ホートン・フート
1996年 レント
Rent
ジョナサン・ラーソン トニー賞も受賞。ミュージカル。
1997年 なし
1998年 How I Learned To Drive ポーラ・ヴォーゲル
1999年 『ウィット』
Wit
マーガレット・エドソン 2001年にマイク・ニコルズ監督で映画化。

2000年代[編集]

受賞作 作者 備考
2000年 『ディナー・ウィズ・フレンズ』
Dinner with Friends
ドナルド・マーグリーズ
2001年 プルーフ/証明
Proof
デヴィッド・オーバーン トニー賞も受賞。2005年に映画化。邦題は『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』。
2002年 『TOPDOG/UNDERDOG』
Topdog/Underdog
スーザン=ロリ・パークス
2003年 Anna in the Tropics ニロ・クルス
2004年 『I AM MY OWN WIFE 私が私自身の妻である』
I Am My Own Wife
ダグ・ライト トニー賞も受賞。
2005年 ダウト 疑いをめぐる寓話
Doubt: A Parable
ジョン・パトリック・シャンリィ トニー賞も受賞。2008年にシャンリィ監督で映画化。邦題は『ダウト〜あるカトリック学校で〜』。
2006年 なし
2007年 ラビット・ホール
Rabbit Hole
デヴィッド・リンゼイ=アベアー
2008年 『8月の家族たち』
August: Osage County
トレイシー・レッツ トニー賞も受賞。
2009年 Ruined リン・ノッテージ

2010年代[編集]

受賞作 作者 備考
2010年 ネクスト・トゥ・ノーマル
Next to Normal
トム・キット、ブライアン・ヨーキー
2011年 Clybourne Park ブルース・ノリス
2012年 Water by the Spoonful キアラ・アレグリア・ヒュディス
2013年 Disgraced Ayad Akhtar
2014年 The Flick アニー・ベイカー

外部リンク[編集]