ピノキオ√964

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ピノキオ√964
監督 福居ショウジン
脚本 福居ショウジン
浜口真
合田尚志
製作 合田尚志
出演者 鈴木はぢ
ONN-CHAN
北公次
音楽 長嶌寛幸
撮影 平澤和則
編集 福居ショウジン
公開 日本の旗 1991年9月14日
上映時間 97分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ピノキオ√964』(ピノキオルートきゅーろくよん)は1991年に公開されたホラー映画

概要[編集]

自主製作映画で注目されていた福居ショウジンの初の16ミリ映画[1]。福居の短編8ミリ映画『ゲロリスト』と同様の嘔吐シーンが存在する[1]

上映劇場を作り替えて国内初の巨大スピーカーPAシステム+BBEを導入している[1]

2008年12月22日にDVDが発売された。

ストーリー[編集]

禁断のロボトミー手術を受け、ダッチワイフならぬダッチハズバンドと化したピノキオ√964は、街のゴミ捨て場で記憶を失った女、ヒミコと出会う。一緒に暮らし始める二人だったが、ある日突然ピノキオが壊れる。ピノキオは激痛に苦しみ、吐血し、体が溶け始めるのだった。その様子を見たヒミコは発狂し、ピノキオに虐待の限りを尽くす。ピノキオは更に壊れ、ヒミコの家を飛び出し製造元の会社へ向かい、社長に助けを請う。しかし冷たい反応を返されたピノキオは逆上し、社長を殺害。そこへ再びヒミコが現れ、ピノキオvsヒミコの最終決戦が始まる。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

海外映画祭 上映履歴[編集]

  • 1992年 ロッテルダム国際映画祭(オランダ)(招待作品)。
  • 2013年  t-mobile ニューホライゾン国際映画祭(ポーランド)(Midnight Madness : Cyberpank(サイバーパンク)部門)。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 石井博士ほか『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、347頁。ISBN 4766927060 

外部リンク[編集]