ピサラディエール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ピサラディエール

ピサラディエール、もしくはピサラディーナ(プロヴァンス語ではピサラディエラ、リグリア語ではピサランドレアと呼ぶ)は、ピザに似たフランス南部の料理である。ニースマルセイユトゥーロンヴァール県の周辺地域、イタリアリグーリア州インペリア県で見かけることができる。

アヴィニョン捕囚の時期にローマの料理人が伝えたと言われ、トマトを使わない白いピザとして考案された。[要検証 ]一般的に生地は古典的なイタリアンピザよりも厚みがあり(パイ生地で代用されることもある)、トッピングにはアメ色になるまで炒めたタマネギオリーブガーリックアンチョビを用いる。チーズはフランス地域で使用しないが、フランス近郊のイタリアの町サンレーモでは、モッツァレラチーズが使用される。伝統的には朝食として食されてきたが、今日では前菜の一品として添えられるようになっている。

料理名の語源は、ラテン語piscis古フランス語pescion に由来し[1]、転じて pissalat(ピサラ)になったとされる(オック語のニース訛りで、塩漬けの魚を peis salat と呼ぶ)[2]

参考文献[編集]

  1. ^ David, Elizabeth (1999). A Book of Mediterranean Food. London: Grub Street. pp. 38/39. ISBN 1902304276. 
  2. ^ Benvenuto, Alex. Les cuisines du Pays niçois, Serre éditeur. Nice: 2001. ISBN 2-86410-262-5

外部リンク[編集]