ピアノ協奏曲第16番 (モーツァルト)

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ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した16番目のピアノ協奏曲である。

概要[編集]

1784年3月22日にウィーンで作曲されたピアノ協奏曲であるが、その1週間前に作曲された前作のピアノ協奏曲第15番よりオーケストラの規模が大きくなり、シンフォニックな作品となっている。作品はピアノの扱いが少なく、幾分地味な印象が見受けられるが、その反面交響曲風な作風を作り上げている。このことについて音楽学者のアルフレート・アインシュタインは「ピアノ・オブリガート付きの交響曲」と表現している。

初演は同年の3月31日であるといわれている。

楽器編成[編集]

独奏ピアノ、フルート1、オーボエ2、ファゴット2、トランペット2、ティンパニヴァイオリン2部、ヴィオラ、 バス

構成[編集]

全3楽章から構成され、演奏時間は約23分。

  • 第1楽章 アレグロ・アッサイ
  • 第2楽章 アンダンテ
  • 第3楽章 ロンド(アレグロ・ディ・モルト)

両端の楽章にはモーツァルト自身のカデンツァが残されている。また当時作品への評価は概ね好評を博したが、大編成のオーケストラの評価に関しては、種々の意見があったといわれる。