ビルマメダマガメ

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ビルマメダマガメ
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 VU.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: カメ目 Testudines
亜目 : 潜頸亜目 Cryptodira
上科 : リクガメ上科 Testudinoidea
: イシガメ科 Geoemydidae
: メダマガメ属 Morenia
: ビルマメダマガメ
M. ocellata
学名
Morenia ocellata
(Duméril & Bibron, 1835)
シノニム

Emys ocellata
Duméril & Bibron, 1835

和名
ビルマメダマガメ
英名
Burmese eyed turtle

ビルマメダマガメ(緬甸目玉亀、Morenia ocellata)は、動物界脊索動物門爬虫綱カメ目イシガメ科メダマガメ属に分類されるカメ。メダマガメ属の模式種。別名ビルマモレニアガメワモンメダマガメ

分布[編集]

和名のビルマはミャンマーの旧名で、英名(Burmese)と同義

ミャンマー南部固有種

形態[編集]

最大甲長22cm。オスよりもメスの方が大型になる。背甲はややドーム状に盛り上がる。椎甲板には筋状の盛り上がり(キール)が入る。背甲の色彩は褐色。椎甲板と肋甲板には暗褐色を明褐色で囲った目玉のような斑紋(眼状斑)が入る。種小名ocellataは「眼状斑がある」の意。眼状斑は老齢個体では消失することもある。腹甲は黄褐色や淡黄色で、斑紋はない。

頭部は小型で、吻端はあまり突出しない。皮膚の色彩は褐色や緑褐色で、頭部から頸部にかけて左右に3本ずつ白く細い縦縞が入る。

幼体は後部縁甲板がやや尖るが、成長に伴い縁甲板は滑らかになる。

生態[編集]

三角州にある小規模な河川湿地、水路等に生息する。水棲傾向が非常に強く、日光浴のために上陸することもまずない。

食性は植物食で、水草や藻類等を食べる。

繁殖形態は卵生。

人間との関係[編集]

生息地では食用とされることもある。

ワシントン条約附属書Iに掲載され商業目的の商取引は禁止されているが、生息地での個体数は少なくないとされる。しかし食用の乱獲等により生息数は減少している。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、203頁。
  • 海老沼剛 『水棲ガメ2 ユーラシア・オセアニア・アフリカのミズガメ』、誠文堂新光社2005年、20頁。
  • 安川雄一郎 「バタグールガメ属グループの分類と生活史2」『クリーパー』第29号、クリーパー社、2005年、31-40頁。

外部リンク[編集]