ビルダグリプチン

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ビルダグリプチン
Vildagliptin Structural Formulae.png
IUPAC命名法による物質名
(S)-1-[N-(3-hydroxy-1-adamantyl)glycyl]pyrrolidine-2-carbonitrile
臨床データ
ライセンス EMA:リンク
胎児危険度分類
  • Not recommended
法的規制
投与方法 経口
薬物動態的データ
生物学的利用能 85%
血漿タンパク結合 9.3%
代謝 Mainly hydrolysis to inactive metabolite; CYP450 not appreciably involved
半減期 2 - 3 時間
排泄 Renal
識別
CAS番号 274901-16-5
ATCコード A10BH02
PubChem CID 6918537
ChemSpider 5293734 チェック
KEGG D07080 チェック
ChEMBL CHEMBL142703 チェック
別名 (2S)-1-{2-[(3-hydroxy-1-adamantyl)amino]acetyl}pyrrolidine-2-carbonitrile
化学的データ
化学式 C17H25N3O2 
分子量 303.399 g/mol

ビルダグリプチン(ビルダグリプチンリン、Vildagliptin)は、DPP-4 (Dipeptidyl Peptidase-4) 阻害薬に分類される経口血糖降下薬である[1]。DPP-4はGLP-1 (グルカゴン様ペプチド-1:Glucagon-like peptide-1) を分解する酵素であり、これを阻害する結果、血糖依存的にインスリン分泌を促進すると同時にグルカゴン分泌を抑制し、血糖値を低下させる。また、インスリン抵抗性を改善する作用があるとされる。 GLP-1アナログ製剤と同じくインクレチン関連薬の1つであり、SU剤に代表される経口血糖降下薬に比べて低血糖のリスクが少ないとされるが、SU剤との併用で重篤な低血糖が発現することがある[1](重要な基本的注意参照)。

2014年現在日本国内ではノバルティスからエクア®として販売されている。

副作用[編集]

重大な副作用として、肝炎、肝機能障害、血管浮腫、低血糖症、横紋筋融解症、急性膵炎、腸閉塞、間質性肺炎 が記載されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b エクア錠50mg 添付文書”. 2014年10月31日閲覧。

外部リンク[編集]

エクア情報サイト