ビリー・ブレムナー (ミュージシャン)

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ビリー・ブレムナー
Billy Bremner
1980年のステージ
基本情報
出生名 William Bremner
生誕 1946年
イギリスの旗 イギリス
スコットランドの旗 スコットランドアバディーン
ジャンル ロックロックンロール
ロカビリーカントリー
職業 ミュージシャン作曲家
担当楽器 ギターボーカル
活動期間 1964年 - 現在
共同作業者 ロックパイルデイヴ・エドモンズ
ニック・ロウ, プリテンダーズ
ニール・イネスカーリーン・カーター
シェイキング・スティーヴンス
ルル
公式サイト https://myspace.com/billybremnermusic

ビリー・ブレムナー(William "Billy" Bremner, 1946年 - )は、スコットランド出身のミュージシャンロックギタリスト作曲家ロックパイルプリテンダーズでの活動が有名。

初期[編集]

ルルのバックバンドもつとめたザ・ラヴァーズ (The Luvvers) に参加したことで業界に名を知られるようになり、1966年パーロフォンからリリースされたルルのシングル『ハウス・オンザ・ヒル』(The House On The Hill) のレコーディングにも参加した。

1971年にはコリン・ヘア(元ハニーバス)のファースト・ソロ・アルバムにギタリストとして参加。

その後、TVシリーズ『ラトランド・ウィークエンド・テレビジョン』(Rutland Weekend Television) のサウンドトラックを制作中の、ニール・イネスのバンドファスト (Fatso) に加入した。

ロックパイル[編集]

1976年にはニック・ロウデイヴ・エドモンズテリー・ウィリアムズとともにロックパイルを結成。

バンド名義のアルバムは1枚のみだが、ロウ、エドモンズ名義のアルバムも実質上バンドでレコーディングしたほか、ミッキー・ジャップカーリーン・カーターのレコーディングにもバンドとして参加した。

ギターのみならず時折リードボーカルも担当し、1980年にリリースした唯一のロックパイル名義のアルバム『セカンズ・オヴ・プレジャー』(Seconds of Pleasure) でも「ハート」(Heart)、「ユー・エイント・ナッシング・バット・ファイン」(You Ain't Nothing But Fine) の2曲を歌った。

エドモンズのヒット曲「トラブル・ボーイズ」(Trouble Boys) を書いた際には、同郷で同姓同名の有名なサッカー選手と間違われないよう、「ビリー・マーレー」(Billy Murray) なる変名を使用した。

ソロ & セッション[編集]

1981年のロックパイル解散後、スティッフ・レコードから2枚のソロ・シングル(「ラウド・ミュージック・イン・カーズ」(Loud Music In Cars)、「ラーフター・ターンズ・トゥ・ティアーズ」(Laughter Turns to Tears))を発表。

この年、日本のポップ・シンガー沢田研二の16枚目のアルバムS/T/R/I/P/P/E/R(ストリッパー)のレコーディングにも参加している。

1982年、オリジナルメンバー2人を失ったプリテンダーズに助っ人として雇われ、シングル「バック・オン・ザ・チェインギャング」(Back on the Chain Gang) のレコーディングに参加。

シングルはビルボードHot100の5位まで上昇、ビルボードHotメインストリーム・ロック・チャートの4位、UKシングル・チャートでも17位と大ヒットした。

1984年には『ラーニング・トゥ・クロール』(Learning to Crawl) にも一部参加した。

おなじく1984年、ザ・レコーズのウィル・バーチとの共作やエルヴィス・コステロのカバーなどを含む初のソロ・アルバム『バッシュ!』(Bash!) をリリース。

ベースにファスト・バックのデイヴ・カー・クレメンソン、ドラムスにロックパイル時代の同僚テリー・ウィリアムズを配し、ブレムナーがすべてのギター・パートをひとりで担当した。

1990年には、メンバーがクリッシー・ハインドひとりだけになってしまったプリテンダーズを再度ヘルプし、アルバム『パックト!』(Packed!)のレコーディングに参加した。

パット・マクラフリン (Pat McLaughlin) とのコラボレートによるロサンゼルスナッシュビルでの活動の後、1990年代にスウェーデンに拠点を移し、当地のバンド、リフレッシュメンツのアルバム It's Gotta Be Both Rock 'n' Roll でプロデュースとギターを担当。

2枚目のソロ・アルバム『ア・グッド・ウィークス・ワーク』(A Good Week's Work)(1999年)、3枚目の『ノー・イフス・バッツ、メイビーズ』(No Ifs, Buts, Maybes)(2006年) はいずれもスウェーデン録音である。

主な参加作品[編集]

ソロ
  • Bash! 1984
  • Good Week's Work 1998
  • No Ifs, Buts, Maybes 2006
ロックパイル
  • Seconds of Pleasure 1980
  • Provoked Beyond Endurance 1991
  • They Call It Rock
デイヴ・エドモンズ
  • Subtle as a Flying Mallet 1975
  • Tracks on Wax 4 1978
  • Repeat When Necessary 1979
  • Twangin...' 1981
  • Pile of Rock: Live 2001
ニック・ロウ
  • Jesus of Cool (UK) Pure Pop for Now People (US) 1978
  • Labour of Lust 1979
  • Nick the Knife 1982
  • 16 All Time Lowes 1984
  • Quiet Please... The New Best of Nick Lowe 2009
  • Nick Lowe & His Cowboy Outfit 1984
プリテンダーズ
  • Learning to Crawl 1984
  • Packed! 1990
  • Pirate Radio 2006
シェイキング・スティーヴンス
  • Give Me Your Heart Tonight 1982
  • Hits and More 2003
  • Collectable 2004
  • Collection 2005
カーリーン・カーター
  • Musical Shapes 1980
  • Blue Nun 1981
ザ・コール・ポーターズ
  • Land of Hope and Crosby 1994
  • London 1995
  • Rebels Without Applause 1996
ニール・イネス
  • Taking Off 1977
  • The Rutland Weekend Songbook 1976
沢田研二
  • S/T/R/I/P/P/E/R 1981

外部リンク[編集]