ヴィトール・ペレイラ

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この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓（母方の姓）はデ・オリヴェイラ、第二姓（父方の姓）はロペス・ペレイラです。
ヴィトール・ペレイラ
名前
本名 ヴィトール・マヌエル・デ・オリヴェイラ・ロペス・ペレイラ
Vítor Manuel de Oliveira Lopes Pereira
ラテン文字 Vítor PEREIRA
基本情報
国籍 ポルトガルの旗 ポルトガル
生年月日 (1968-07-26) 1968年7月26日（55歳）
出身地 ポルト
ユース
1981-1982 ポルトガルの旗 エスピーニョ
1982-1986 ポルトガルの旗 アヴァンカ
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
1986-1987 ポルトガルの旗 アヴァンカ
1987-1988 ポルトガルの旗 オリヴェイレンセ
1988-1990 ポルトガルの旗 アヴァンカ
1990-1991 ポルトガルの旗 エスモリズ
1979-1982 ポルトガルの旗 エスタレージャ
1982-1985 ポルトガルの旗 フィアエス
1985-1993 ポルトガルの旗 サン・ジョアン・デ・ヴェル
1993-1994 ポルトガルの旗 ロバン
監督歴
2002-2003 ポルトガルの旗 パドロエンセ (ジュニア)
2003-2004 ポルトガルの旗 ポルト (ジュニア)
2004-2005 ポルトガルの旗 サンジョアネンセ
2005-2007 ポルトガルの旗 エスピーニョ
2007-2008 ポルトガルの旗 ポルト (ジュニア)
2008-2010 ポルトガルの旗 サンタ・クララ
2010-2011 ポルトガルの旗 ポルト (アシスタントコーチ)
2011-2013 ポルトガルの旗 ポルト
2013-2014 サウジアラビアの旗 アル・アハリ
2015 ギリシャの旗 オリンピアコス
2015-2016 トルコの旗 フェネルバフチェ
2017 ドイツの旗 TSV1860ミュンヘン
2017-2020 中華人民共和国の旗 上海上港
2021 トルコの旗 フェネルバフチェ
2022 ブラジルの旗 コリンチャンス
2023 ブラジルの旗 フラメンゴ
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ヴィトール・マヌエル・デ・オリヴェイラ・ロペス・ペレイラ（Vítor Manuel de Oliveira Lopes Pereira、1968年7月26日 - ）は、ポルトガル・ポルト出身の元サッカー選手、サッカー指導者。

経歴[編集]

29歳で現役を退いた後、ユースチームや下部クラブを率い実績を積む。2010年、FCポルトのアシスタント・コーチに就任し、アンドレ・ビラス・ボアス監督の右腕として、リーガ・ゾン・サグレス、タッサ・デ・ポルトガル、UEFAヨーロッパリーグ 2010-11の3冠達成に貢献した。

2011年6月21日、内部昇格という形でFCポルトの監督に就任[1]。初采配となったスーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラのヴィトーリア・ギマランイス戦 (2-1) では見事勝利を収めるなど、好発進に成功したかと思えたが、采配、選手起用に徐々に自分の色を出し始め、主力の一人であったラダメル・ファルカオの退団を招いてしまった。その結果、リーガ・ゾン・サグレスでは成績不振、タッサ・デ・ポルトガルの4回戦で格下アカデミカ・コインブラ戦 (0-3) でのまさかの惨敗、UEFAチャンピオンズリーグ 2011-12ではグループリーグ3位となり、UEFAヨーロッパリーグ 2011-12の決勝トーナメント1回戦に回ったが、マンチェスター・シティFCにあっさり敗れるなど批判に晒された。それでも自らの信念を貫きリーガ・ゾン・サグレス2連覇を達成した。

2013年6月9日、2年契約でサウジアラビアのアル・アハリ・ジッダの監督に就任することが発表されたが1年で解任された。

2015年1月7日、オリンピアコスFCの監督に就任した[2]。

2017年1月1日、TSV1860ミュンヘンの監督に就任した。

2017年12月12日、上海上港集団足球倶楽部の監督に就任。1年目の2018年にリーグ制覇を成し遂げ、翌年の2019年にはスーパーカップを制覇した。2020年シーズンはリーグ4位に終わり、12月31日に退任した[3]。

2021年7月2日、フェネルバフチェ2年契約で復帰[4]。しかし、リーグ首位のトラブゾンスポルに勝ち点14の差をつけられ、12月20日に解任された[5]。1か月後、エヴァートンFCのオーナーであるファルハド・モシリから監督候補として挙げられたが、フランク・ランパードの監督就任を望んでいたファンからは非難された[6]。

2022年2月23日、コリンチャンスの監督に年末までの契約で就任[7]。

タイトル[編集]

指導者[編集]

FCポルト
オリンピアコスFC
上海上港集団足球倶楽部

監督成績[編集]

クラブ 就任 退任 記録
試合 勝 分 負 勝率 %
サンタ・クララ 2008年6月1日 2010年6月3日 69 31 21 17 044.93
ポルト 2011年6月22日 2013年6月7日 92 64 16 12 069.57
アル・アハリ 2013年7月1日 2014年5月4日 37 19 10 8 051.35
オリンピアコス 2015年1月8日 2015年6月10日 20 12 5 3 060.00
フェネルバフチェ 2015年6月11日 2016年8月15日 62 38 15 9 061.29
1860ミュンヘン 2017年1月1日 2017年5月31日 20 6 3 11 030.00
上海上港 2017年12月13日 2020年12月31日 118 69 27 22 058.47
フェネルバフチェ 2021年7月2日 2021年12月20日 25 11 7 7 044.00
コリンチャンス 2022年2月23日 2022年12月31日 64 26 21 17 051.56
フラメンゴ 2023年1月3日 2023年4月11日 21 12 2 7 060.32
合計 531 294 129 108 055.37

脚注[編集]

  1. ^ “ポルト、ビラス・ボアス監督の後任にペレイラ氏”. UEFA.com (2011年6月22日). 2011年6月22日閲覧。
  2. ^ “オリンピアコス新監督に元ポルト指揮官”. Goal (2015年1月8日). 2015年1月8日閲覧。
  3. ^ “アントワープを電撃辞任のイバン・レコ監督が上海上港が新指揮官に就任!”. 超サッカーWORLD (2020年1月2日). 2020年1月2日閲覧。
  4. ^ Gillen, Sean (2021年7月2日). ““An unfinished love” Vítor Pereira returns as Fenerbahçe manager”. PortuGOAL. 2021年7月5日閲覧。
  5. ^ Gillen, Sean (2021年12月21日). “Official: Fenerbahce sack Portuguese coach Vítor Pereira”. PortuGOAL. 2021年12月27日閲覧。
  6. ^ Hunter, Andy (2022年1月26日). “Vítor Pereira defends record in attempt to placate Everton fans”. The Guardian. https://www.theguardian.com/football/2022/jan/26/vitor-pereira-defends-record-in-attempt-to-placate-everton-fans 2022年2月1日閲覧。 
  7. ^ “Vítor Pereira é o novo treinador do Corinthians” [Vítor Pereira is the new manager of Corinthians] (ポルトガル語). SC Corinthians (2022年2月23日). 2022年2月23日閲覧。

外部リンク[編集]

ウィキメディア・コモンズには、ヴィトール・ペレイラに関連するカテゴリがあります。
上海東亜
上海上港
上海海港
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