ビデ

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ビデ(手前。奥は便器)

ビデ(bidet 仏)とは排尿、排便及び性交後の性器肛門及びその周辺部を洗浄する為の器具である。南欧、特にイタリアスペインポルトガルギリシャの一般家庭のバスルームにはシャワー便器と並んで必ず設置されており、現地人(男女とも)の日常生活に於いては必須の設備とされる。

目次

[編集] 形状

洋式便器の便座と蓋を省いた様な形状をしている。
(及び湯)を溜めて手で洗浄する種類と、上向の水栓が付いていてそこから水(または湯)が出て直接に女性器を洗浄する種類がある。

[編集] 使用法

洋式便器の使用時とは逆向きに跨り使用する。この使用法と形状から、フランス語で「子馬」を意味するビデという名称が付いた。

[編集] 避妊

女性器を洗う為、避妊の目的もあると誤認される場合もあるが、避妊としての効果は無い。

[編集] 日本での広まり

日本でビデが広まったのは温水洗浄便座が普及した1980年代以降である。それまでにもシティホテルの浴室等に設置されている事はあったが、多くの日本人は本来の用途が分からない為、風呂上がりに口を濯いだり、小便用の便器であると勘違いする人も存在し、当時のホテル専門誌や案内本等では注意を呼びかけていた。

[編集] 温水洗浄便座

現在、広く使われるようになっている洗浄器付きの便座に、ビデと呼ぶ洗浄機能が付いている物も多く見られる。しかし、これは本来のビデとは主目的が異なり、小用後の女性器の洗浄を行う為の器具である。勿論、本来の目的にも使用は可能であるが、外性器の洗浄のみで、内性器の洗浄まで行うのは、形状からして困難であろう。

[編集] 歴史的背景

スイスフランス等西欧で、風呂トイレがまだ普及していない頃、性交後の女性器を清潔に保つ為に使用されたものである。風呂や便器が進歩した現在でも、並べてビデも設置されているホテル等もある。また、便所を共同とする宿屋でも、ビデだけは各部屋に設置されている場合も多い。

[編集] 携帯器

膣内部の洗浄用に携帯用ビデも市販されている。

[編集] その他

韓国では、温水洗浄便座のことを「ビデ」と呼んでいる。

[編集] 外部リンク