ビセンテ・ブラスコ・イバニェス

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ビセンテ・ブラスコ・イバニェス
Vicente Blasco Ibáñez
Blasco Ibañez.jpg
ビセンテ・ブラスコ・イバニェス
誕生 1867年1月29日
スペインの旗 スペイン バレンシア
死没 1928年1月28日(満60歳没)
フランスの旗 フランス マントン
職業 作家
国籍 スペインの旗 スペイン
主題 小説
代表作 『血と砂』
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ビセンテ・ブラスコ・イバニェスVicente Blasco Ibáñez, 1867年1月29日 - 1928年1月28日)はスペイン作家ブラスコ・イバーニェスブラスコ・イバニエス表記あり。

生涯と作品[編集]

バレンシアに生まれ、当地を舞台とした『バレンシア物語』などの郷土小説を数作発表する。続いてスペイン各地を取材し、より広範な執筆を行なう。闘牛士の栄光と悲劇を描いて評判となり、のちにルドルフ・ヴァレンティノ主演で映画化された『血と砂』(1908年)は、この時期の作品にあたる。

その後、一時は南米の開拓事業に着手したのちに作家活動に復帰し、アメリカ諸国を取材した。第1次世界大戦を題材とした小説を数作発表し、そのなかの1作『黙示録の四騎士』(1916年)が映画化され、ブラスコ・イバニェスは世界的に知られるようになった。

戦後は、アメリカを題材とした小説を執筆する一方で世界各地を周遊し、日本も訪れている。スペインに帰国したときには、プリモ・デ・リベラの軍事政権の時代となっており、共和主義者であるブラスコ・イバニェスは軍事政権を批判して南仏のマントンへ移住。その地で作家活動を続けながら晩年をすごし、1931年の第二共和政の成立を見ることなく生涯を終えた。第二共和制後に功績をたたえられて切手の肖像にもなったが、のちにスペインはフランシスコ・フランコの独裁政権の時代となり、再評価されたのはフランコの死後だった。

主な著作[編集]

映像化作品[編集]

参考文献[編集]

  • 永田寛定 『血と砂』あとがき

関連項目[編集]

外部リンク[編集]