ヒンジモ

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ヒンジモ
LemnaTrisulca.jpg
ヒンジモ
保全状況評価
{{{2}}}環境省レッドリスト
Status jenv VU.png
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
: サトイモ目 Arales
: ウキクサ科 Lemnaceae
: アオウキクサ属 Lemna
: ヒンジモ L. trisulca
学名
Lemna trisulca
(L. 1753)
和名
ヒンジモ

ヒンジモ (Lemna trisulca) は、ウキクサ科に分類される植物のひとつ。日本を含む世界各地に生育する。

概説[編集]

単子葉植物綱ウキクサ科に属す水草で多年草。ウキクサ科には珍しい沈水性。浮葉性のウキクサと同様に、葉のような葉状体がその付け根から出芽を繰り返して増える。ヒンジモは品字藻の意味で、そのような葉状体の繋がった形を品の字と見たてて名付けられた。

生育環境の悪化により、日本では絶滅が危惧されている。

分類[編集]

ウキクサ科APG植物分類体系ではサトイモ科)に分類される。また、日本のヒンジモを Lemna trisulca var. sagittata として変種扱いとし、基亜種 L. t. var. trisulcaタイリクヒンジモとして扱うこともある[1]

形態、生態[編集]

葉状体の長さは3-15mm、根の長さは0.5-2.5cm[2]。主に無性的な出芽によって繁殖し、花をつけることはまれ。ただし5-9月に、水面に小さい花をつけることもある[2]殖芽は持たない[2]

染色体数は2n = 20、40、42、60、63、80[2]

脚注[編集]

  1. ^ 『千葉県の保護上重要な野生生物-千葉県レッドデータブック-植物・菌類編』(2009年改訂版)p.90
  2. ^ a b c d Flora of China (2010) Vol. 23 pp.81-83