ヒラニヤークシャ

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倒されるヒラニヤークシャ。右がヴァラーハ

ヒラニヤークシャ(Hiranyaksha)は、インド神話に登場するアスラ神族の名。名の意味は「金の目を持つもの」という意味である。

カシュヤパ仙とディティの子。ダイティヤ族(「ディティの子」を意味するアスラ族の一派)のひとり。三界を征服したアスラ王ヒラニヤカシプとは兄弟。軍神スカンダに倒されたターラカや、アディティから秘宝のイヤリングを盗んだナラカ(奈落)は彼の息子とされる。また苦行によってシヴァ神からアンダカ(暗黒)を子供として授かった。ヴィシュヌ神の敵対者であり、ヴィシュヌがヴァラーハ(猪)に化身して海中に没した大地を持ち上げるのを邪魔したが、逆に討ち取られた。大地を海中に沈めたのはヒラニヤークシャの仕業だとする神話もある。

参考文献[編集]

菅沼晃編 「インド神話伝説辞典」東京堂出版 1985,p281.

関連項目[編集]