ヒラシュモクザメ
| ヒラシュモクザメ | |||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1(2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Sphyrna mokarran (Rüppell, 1837) |
|||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Great hammerhead |
ヒラシュモクザメ (平撞木鮫、学名:Sphyrna mokarran、英名:Great hammerhead)は、メジロザメ目シュモクザメ科に属するサメ。全長6 mでシュモクザメ科の中では最も大きくなる。
目次 |
特徴[編集]
シュモクザメ科の最大種で、全長610cm、体重449.5kgに達する[2]。オーストラリアでは、雄は全長2.25m(体重約51kg相当)、雌は2.10m(体重約41kg相当)で成熟する[3]。背側の体色は褐色か灰色でオリーブがかっていることもあり、腹側にいくにつれて白色になる。シュモクザメの頭部の「ハンマー」の形状は、同科の他種を見分けるポイントになる。ヒラシュモクザメの頭部は前端の中央部がほぼ水平で、同じ場所に窪みが見られるアカシュモクザメ S. lewini と区別できる。また、第一背鰭は大きく、その先端は尖っている。
大型の捕食者であり、無脊椎動物、硬骨魚類、サメ、エイなどを捕食する。特にアカエイ類が大好物で、砂の中に隠れているエイから発せられる電気を感知し、頭部で掘り起こして丸呑みにしてしまう。エイの毒針で刺されても平気で、胃の中からは丸呑みにされたエイ類と未消化の毒針が見つかる事もある。また、共食いをすることでも知られている。
幼魚は成魚のヒラシュモクザメやオオメジロザメ Carcharhinus leucas など大型のサメに捕食される。成魚に天敵はいない。
日本近海に生息するシュモクザメ科は他にアカシュモクザメやシロシュモクザメがおり、これらの種の生息数はヒラシュモクザメよりも多い。
人との関わり[編集]
危険性[編集]
ヒラシュモクザメに関する人身事故はほとんど報告例がない。ただし、かなり大型になるサメであり、肉食性であることから人にとって潜在的に危険であると考えられる。
水産[編集]
他のサメと同様、ヒラシュモクザメの鰭は商業価値が高く、フカヒレの材料として取引される。ただ、漁でヒラシュモクザメのみを対象にすることはなく、延縄などでの混獲が主である。ゲームフィッシングの対象になる。
参考文献[編集]
- ^ Denham, J., Stevens, J., Simpfendorfer, C.A., Heupel, M.R., Cliff, G., Morgan, A., Graham, R., Ducrocq, M., Dulvy, N.D, Seisay, M., Asber, M., Valenti, S.V., Litvinov, F., Martins, P., Lemine Ould Sidi, M., Tous, P. and Bucal, D. 2007. Sphyrna mokarran. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 25 January 2011.
- ^ Sphyrna mokarran Froese, R. and D. Pauly. Editors. 2010. FishBase. World Wide Web electronic publication. www.fishbase.org, version (09/2010).
- ^ Biological Profiles: Great hammerhead Florida Museum of Natural History Ichthyology Department.
関連項目[編集]