ヒラキ (企業)

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ヒラキ株式会社
HIRAKI CO., LTD.
ヒラキ本社(ヒラキ岩岡店)
種類 株式会社
市場情報 2006年11月14日上場
本社所在地 日本の旗 日本
651-2494
兵庫県神戸市西区岩岡町野中字福吉556
北緯34度43分8.0秒 東経134度55分42.46秒 / 北緯34.718889度 東経134.9284611度 / 34.718889; 134.9284611座標: 北緯34度43分8.0秒 東経134度55分42.46秒 / 北緯34.718889度 東経134.9284611度 / 34.718889; 134.9284611
設立 1978年4月22日
業種 小売業
法人番号 9140001017855
事業内容 靴を中心とした製造販売事業
代表者 伊原英二(代表取締役会長 兼 社長執行役員)
資本金 4億5,045万2千円
(2023年3月31日現在)
発行済株式総数 5,155,600株
売上高 連結:14,288百万円
(2023年3月期)
営業利益 連結:155百万円
(2023年3月期)
純利益 連結:111百万円
(2023年3月期)
純資産 連結:7,452百万円
(2023年3月期)
総資産 連結:16,438百万円
(2023年3月期)
従業員数 連結:580人
※平均臨時従業員329人を含む。
(2023年3月31日現在)
決算期 3月31日
外部リンク https://company.hiraki.co.jp/
特記事項:財務データ等は第46期有価証券報告書より[1]
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ヒラキ株式会社は、兵庫県神戸市に本社を置く靴を中心に衣料・日用雑貨品等の製造販売会社である。通信販売事業、店舗販売事業および卸販売事業を展開しており、180円スニーカーが有名である。

概要[編集]

徹底した製造、物流コストの削減により、品質を維持したままで低価格の靴を提供している会社である。製造工場は中国でも人件費の上昇が続く沿岸部ではなく、人件費の安い中国奥地に立地させ、製造コストを大幅に削減している。人海戦術というヒラキ独特の物流を築き、商品企画から販売までを手掛ける自社一貫体制により、徹底したコスト削減を目指している。[2]

実店舗の運営も行っているが、主力は通信販売事業である。通信販売で取り扱う商品のほとんどは自社開発のプライベートブランド(PB)商品であり、看板の靴以外にも衣料品やインテリア、生活雑貨など多様な商材を手掛けている。価格帯は500~3000円と低価格中心に展開し、子育て中のファミリー層から根強い支持を得ている。近年はeコマース(EC)に注力する一方、郊外駅のファミリー層の多い地域に20~60坪程度の靴専門店業態の出店を進めている。[3][4]

沿革[編集]

  • 1961年(昭和36年)1月 - 創業者・平木勝が平木製作所(靴の部品製造業)を創業。
  • 1978年(昭和53年)
    • 4月22日 - ヒラキ商事株式会社(靴の小売業)設立。
    • 4月 - 「靴のヒラキ岩岡店」出店。
  • 1987年(昭和62年)
    • 7月 - ヒラキ通販株式会社より通信販売事業を譲受。
    • 12月 - 現社名に変更。
  • 1988年(昭和63年)1月 - ヒラキ産業株式会社と合併し、卸販売事業開始。
  • 2005年(平成17年)6月 - 上海平木福客商業有限公司(完全子会社)設立。
  • 2006年(平成18年)11月14日 - 東京証券取引所二部上場。

店舗[編集]

店舗[5]では、靴の販売だけでなく食品や衣料、日用品等も扱うディスカウントストア型の「総合店」と、自社企画開発商品を中心とした「靴専門店」がある。

総合店

靴専門店

事業所[編集]

子会社[編集]

  • 上海平木福客商業有限公司(中国 上海市

脚注 [編集]

  1. ^ ”第46期有価証券報告書(PDF).ヒラキ (2023年6月30日) - EDINET
  2. ^ ”『ヒラキ流』で「いい靴をより安く」を実現” - ヒラキ 2020年11月09日閲覧。
  3. ^ ”安さだけじゃない靴のヒラキ、「まとめ買い」促す仕掛け” - 日経ビジネス電子版 2021年10月15日閲覧。
  4. ^ ”ヒット商品「売れているときにやめる」 格安靴・ヒラキの伊原会長” - 日経ビジネス電子版 2021年10月20日閲覧。
  5. ^ ”店舗紹介” - ヒラキ

外部リンク[編集]