パルナス製菓

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パルナス製菓株式会社(パルナスせいか)は、主に関西を中心に事業を展開していた洋菓子の製造・販売会社である。本社は当初、大阪市北区に所在し後に大阪府豊中市に移転した。

目次

[編集] 概要

1947年[要出典]神戸で創業。1952年に会社設立、「パルピロ(ピロシキ)」「クレーモフ(シュークリーム)」などのロシア風菓子を中心に製造販売していた。最盛期には関西地区に多数のチェーン店を展開したが、1980年代後半以降は、不況や少子化に伴う洋菓子需要の落ち込みや、競合店による100円ケーキ販売等の熾烈な価格・販売競争により事業を徐々に縮小せざるを得ず、ついには「一定の役目は終えた。(社長として)やりたいことは成し遂げた」(当時の古角松夫社長の談話)として、黒字かつ無借金経営を保ちながらも2000年に事業を停止、2002年には会社も清算し55年の歴史に幕を閉じた。

[編集] テレビCM

パルナスが多くの人に知られる存在となったのは、ユニークかつ印象に残るテレビコマーシャルの効果に依るところが大きい。「モスクワの味」のキャッチコピーを打ち出した数々のCMの中でも、特に中村メイコボニージャックスが歌ったCMソング「パルナスの歌」(津島秀雄 作詞・作曲)は、その悲しげな曲調とブルーバックに乳児の顔が映る映像、といった強い印象から、1975年以前生まれの関西人の多くにとってグランシャトー(1971年〜)、ハナテン中古車センター(1973年〜)のCMとともに強く記憶され、郷愁をかきたてる。1994年10月21日放送の「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)で「パルナスの歌」が探偵依頼として取り上げられていることや、2006年には毎日放送キャラクターである「らいよんチャン」のCMの一部として、このメロディー・曲調をモチーフにした替え歌が使われていることからも、その印象の強さが分かる。またこの他に藤山一郎ルナ・アルモニコが歌った「お誕生日の歌」があり、こちらは対照的に明るさに満ちた曲調となっている。

なお、同社提供の主なテレビ番組としては、「リボンの騎士」の本放送、TVアニメ「ムーミン」や世界名作劇場シリーズ(再放送)などがあった。また、毎年1月に兵庫県宝塚市宝塚大劇場で行われるアマチュアトップコンサートにも協賛していた(1978年1992年。コンサートの模様は関西テレビで放送されていたが、パルナス製菓の協賛終了後テレビ放送は行われなくなった)。

[編集] 会社清算後の動き

  • 会社清算に伴う残余財産の分配により、清算時の社長かつ発行済株式の全てを保有していた創業者・古角松夫(2004年死去)が、2003年長者番付において全国33位の納税者として一度だけ公示された。
  • 創業者の出身地である兵庫県加西市で、パルナスゆかりの品々を展示する「パルナス展&古角松夫コレクション展」が開催された(2003年3月30日〜4月13日、加西市北条町駅前再開発ビル「アスティアかさい」)。
  • 「パルナスの歌」は2007年9月発売の「心と耳にのこるCMのうた」(キングレコード)に収録された。これまで関係者向けに配布されたCDこそあったものの、一般に発売されるCDに収録されるのはこれが初めてのことである。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク