パリ条約 (1783年)

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パリ条約(パリじょうやく、: Treaty of Paris)は、1783年アメリカ独立戦争を終結させた条約の1つ。

ベンジャミン・ウエストが描いた、使節団の絵画。この絵は自国の敗北を恥じたイギリス使節団がポーズを拒否したため、未完成となっている。

アメリカ合衆国イギリスの間で結ばれた。イギリスアメリカの独立を承認し、ミシシッピ川より東をアメリカ領とした。なお、アメリカに与したスペインおよびフランスとの間にはヴェルサイユ条約が結ばれた。

この戦争によってイギリスのヘゲモニーは制限されたが、イギリスの世界戦略に影響を及ぼすことも無く、勢力は維持された。逆にフランスは、北米植民地戦争の借りを返すことに成功したが、国家財政は底を突き、困窮を極めた。ブルボン王朝の放漫経営が、国民の不満を募らせ、独立戦争が起爆剤となり、やがてフランス革命を呼び起こすことになった。一方アメリカ大陸では、アメリカ独立戦争、フランス革命の連鎖により、中米南米でも独立の機運が高まって行く。

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