パブロ・ネルーダ
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パブロ・ネルーダ(Pablo Neruda, 1904年7月12日 - 1973年9月23日)は、チリの国民的英雄である詩人であり、外交官・国会議員でもあった。ネルーダは筆名で、本名はリカルド・エリエセール・ネフタリ・レイエス(Ricardo Eliecer Neftalí Reyes Basoalto)。チェコの詩人ヤン・ネルダから筆名を取ったが、後にこれを本名とした。
代表作にチリの自然の美しさをうたった「マチュピチュの高み」や「女のからだ」などがある。1971年にノーベル文学賞受賞。ガブリエル・ガルシア=マルケスは「どの言語の中でも20世紀の最高の詩人」と称えた。若いころから詩人として名をなした。しかし、当時としては性に関する描写が多めで、「下品だ」との批判も文壇からあった。
離婚を二回しており、最後の奥さんにおくった詩「100の愛のソネット」が最も有名で、誰が読んでも感動する内容である。南米では頻繁に詩の朗読会がひらかれている。でっぷりと太った大食漢であった。
アメリカのベトナム戦争でのやり口を批判した「ニクソンサイドのすすめ」などがある(「ニクソンサイド」は虐殺の意味のジェノサイドとニクソン大統領をかけている)。「ニクソンよ、この詩の力でうちのめしてやる」などの名文はあまりにも有名。比喩が非常にうまく、「女のからだ」で、女性器を「恥骨のばら」、また、女を「肉のりんご」と表現している。また、彼の比喩のうまさは、映画『イル・ポスティーノ』のテーマともなった。
1934年、外交官としてスペインに赴任し、スペイン内戦を目の当たりにして共産主義に接近し、人民戦線を支援した。1945年には上院議員に当選、同時にチリ共産党に入党したが、1948年、ビデラ政権の元で共産党が非合法化されたため、国外逃亡を余儀なくされた。その後、1958年に共産党は再び合法化され、1970年の大統領選挙では、一時共産党から大統領候補に推されるが、辞退して、社会党のサルバドルール・アジェンデが左派統一候補として立候補し当選した。その結果、チリは世界で初めて民主的に選挙によって社会主義政権ができた。ネルーダはアジェンデ政権から駐仏大使を任命され、在任中にノーベル文学賞を受賞したが、ガンに侵されたため1972年に大使を辞任しチリに帰国した。
しかし翌1973年9月11日にアジェンデ政権がピノチェトのクーデターによって滅ぶと、軍事政権はネルーダの家に押し入り、調度品を破壊し蔵書を破り捨て、徹底的に家を破壊した。ネルーダはこのことで絶望し、病状は急激に悪化したといわれる。クーデターの12日後、ネルーダは危篤状態に陥り、病院に向かったが、途中の軍の検問で救急車から引きずり出されるなどして、病院に着いたときには亡くなっていた。「彼は病気で死に、クーデターで魂を殺された。彼は二度死んだのだ」とチリでは言われている。
彼の家イスラ・ネグラと別荘二軒はどれもチリの観光名所であり、大勢の人でにぎわう。南米ではゲバラと共に、共産主義者たちのヒーローの一人である。
イタリア亡命時代を題材に映画『イル・ポスティーノ』が作られた。
[編集] 外部リンク
- Nobel Prize bio page
- Neruda Foundation
- Universidad de Chile: Neruda
- Selected Poems of Pablo Neruda
- A&E life story of Neruda
- Works of Neruda (some translated into English)
- La Sebastiana - one of the homes of Neruda.
- "Celebrating Chilean Poet Pablo Neruda", Amy Goodman of Democracy Now! interviews Martín Espada, poet and professor at the University of Massachusetts Amherst.
- Red Poppy site dedicated to spreading Neruda's poetry and furthering his fight for social justice.
- Poem #6 hear the poem (Spanish)
- Ode To My Socks hear the poem (English)
- English Translations Of Neruda's Poetry
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