パブリックドメインソフトウェア
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パブリックドメインソフトウェア (public domain software, PDS) とは、著作権を放棄した上で配布されるソフトウェアのことである。
主にネットワークで流通するソフトウェアで使われる。利用者は、無償で利用、改良、配布などを行うことができ、それを自らの著作権で配布することも可能である。
日本の著作権法の下では、著作者人格権を放棄することはできないと一般的に解されているため、厳密な意味でのPDSは存在し得ないと理解されているが、「将来にわたって著作権(及び著作者人格権)を主張しないことを宣言する」などと明記することによって、事実上のPDSとして扱われることを志向して配布されるものがあった。
もっとも、1990年以前のパソコン通信上などでは、無料で利用できるソフトウェア(フリーウェア)との混乱があった。これは、
- 当時の海外無料ソフトはPDSが多数を占めた
- 作者自身が、ライセンスに関する意識も薄かった
- 現在でいうフリーウェアを指す用語として適切なものがなかった
などの理由によるものであったが、パブリックドメインに関する知識が普及した現在ではこのような誤用は見られなくなった。
このため、パブリックドメインソフトウェアではなく、あくまで著作権を放棄しない状態で配布する場合は、作者が個人的に考案した独自のライセンスを宣言したり、GPLやBSDライセンスといった、広く知られている方式を利用することになった。

