パトカーアダム30

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パトカーアダム30』(T. J. Hooker) は、1982年からアメリカで放映されたアクション/警察官ドラマ。日本でも全シーズン放送された。(第4・5シーズン分は深夜に放送)

概要[編集]

パトロールの制服警官二人が主人公の刑事ドラマ。パトロール中に遭遇する様々な出来事から事件が始まり、それを捜査し解決へと進む過程で、ベテランの巡査部長が若い巡査に仕事を教えていく姿を描く。

主人公らが所属するのは「LCPD」という架空の警察機関だが、モデルはLAPD、つまりロサンゼルス市警察である。邦題にも使われている、フッカー巡査部長とロマノ巡査が乗るパトカーのコールサインはLAPD特有のもので、登場する警察学校もLAPDのアカデミーであり、パトカーもLAPDを模した車両。明確に異なるのは制服の両上腕部につけられた「LCPD」というワッペンと、警察バッジである。

「アダム30」とは、主人公のフッカー巡査部長が乗務するパトカーのコールサインで、「A30号車」という意味。「アダム(Adam)」は北米の警察・消防用通話表の「A」で、ドラマのモデルとなったロサンゼルス市警察においては、「二人乗車のパトカー」のコールサインに「A」を割り振る。アダムに続く30は各局の識別番号で、下一桁がゼロの二桁の数字は現場監督者(Field Supervisor)に割り振られる。つまり「アダム30」とは「現場監督者が乗務している、二人乗車のパトカー」という意味を持っている。

あらすじ[編集]

「LCPD」の刑事・フッカー巡査部長は、捜査活動中に同僚を殉職させてしまったため、自責の念に駆られて制服警官への降格を願い出、ポリスアカデミーの指導教官として実習生を従えホーレンベック地区分署でパトロールカー勤務につく。人情派で熱血漢のフッカーが、悩める若者たちを救い、シェリダン分署長の娘でやはり実習生のステイシーなど新人達を育てる姿、犯罪に立ち向かっていく様を描く。

登場人物[編集]

T・J”トーマス・ジェファーソン・フッカー巡査部長
演:ウィリアム・シャトナー William Shatner、吹替:矢島正明
ビンス・ロマノ巡査
演:エイドリアン・ズメット Adrian Zmed、吹替:水島裕(シーズン1~4)
ステイシー・シェリダン巡査
演:ヘザー・ロックリア Heather Locklear、吹替:佐久間レイ(シーズン2~5)
ジム・コリガン巡査
演:ジェームズ・ダーレン James Darren、吹替:小川真司(シーズン2~5)
ホーレンベック地区分署長デニス・シェリダン警視(ステイシーの父)
演:リチャード・ハード Richard Herd、吹替:小林昭二(シーズン1~4)

スタッフ[編集]

日本語版制作スタッフ[編集]

  • 演出:佐藤敏夫
  • 翻訳:木原たけし
  • 調整:小野敦志
  • 効果:遠藤堯雄・桜井俊哉

関連項目[編集]

作品のモデルとなったロサンゼルス市の警察機関。
エディー・マーフィとロバート・デ・ニーロ主演の映画。ウィリアム・シャトナーが本人役で出演している。役どころは「T.J.Hooker」主演経験を買われて、警察密着ドキュメントに出演する二人の刑事に演技指導をするというもの。
劇中のプロローグで旅客機内で『パトカーアダム30・ザ・ムービー』という本作の架空の劇場作品が上映されている。

外部リンク[編集]

日本テレビ 日曜22時30分枠
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パトカーアダム30