バーチャロイドの一覧
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バーチャロイド(VIRTUAROID: VR)は、ゲーム『電脳戦機バーチャロン』シリーズに登場する、架空の兵器の分類の一つ。一種のロボットである。デザインは全てカトキハジメによる。
目次 |
[編集] 設定
電脳歴。国家は企業によって管理・運営され、企業国家と呼ばれるコミュニティを形成していた。高度に発展した文化において、人類は戦争を放棄したが、それとは裏腹に、闘いへの渇欲までは放棄することはできなかった。そこで人類は体系化された戦争『限定戦争』という概念を生み出した。限定戦争は政治的交渉手段としても用いられたが、何よりも娯楽としての一面も大きく、大衆は限定戦争によって闘争心を潤すのだった。
そんな中、最大勢力の企業国家DN社は、月面にて人類の有史以来の記録の範疇を逸脱した遺跡を発見する。このオーバーテクノロジーを解析し、数々の実験を行い、その過程において製造されたのがバーチャロイドである。
DN社はこの人型ロボットを兵器として仕立て上げ、すぐさま限定戦争に投入した。これにより、限定戦争は華やかさを増すことになり、バーチャロイドは商業的に大成功を収めるに至った。
[編集] バーチャロイド
ゲーム内でプレーヤーが操作することになる巨大人型兵器の総称。正確には戦闘バーチャロイドという。第1世代、第2世代、第3世代と明確に特徴が分かれており、ゲームもこれに添った形で登場する。
- 第1世代VR
- 第1作(初代)で登場した機体。
- 第2世代VR
- 第2作(オラトリオ・タングラム)で登場した機体。
- 第3世代VR
- 第3作(フォース)、第4作(マーズ)で登場した機体。
機体・ゲームによっては旧世代のVRが登場する(オラトリオ・タングラムで第1世代VRである10/80が使える等)。 このほかに、各世代の中間に位置する機体もある(それぞれ1.5、2.5世代と呼ばれている)。
[編集] 第1世代VR
人類初のVR郡。月面遺跡破壊作戦「オペレーション・ムーンゲート」にて活躍した世代。
[編集] テムジン
| MBV-04-G TEMJIN | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| ボム | ビームソード | ビームライフル |
人類初の量産型バーチャロイドで、ヒーロー然とした外見のバーチャロイド。ビームランチャーとソードが一体となった武器を携行し、敵攻撃をかき消すボムも持っている。極めて汎用性が高く、柔軟な運用を可能とする機体であるため、主に戦場の最前線で用いられる。形式名のMBVは、主戦闘バーチャロイド(Main Battle Virtuaroid)の略。DN社内部の0プラントが生産を行っている。
ゲームにおいては、標準的な機体で、機動性・射撃能力・武器チャージ速度・防御力・近接格闘能力すべてが高いバランスでまとめられているため、初心者から上級者まで幅広く使うことができる。
近距離時のソードの斬撃はかなり広範囲で強力な上、ほんの少し誘導性がある。また、敵が中~遠距離時に静止斬撃を行うと、非常に薄い半月状のビーム弾を放つ。見た目が華麗で多少の誘導性があり、向かってくる敵弾のうち威力の低いものを消しながら飛んでゆくが、エネルギーの密度が低いらしく威力は乏しい。近距離時には斬撃のほか、突きでの攻撃も可能。通常の斬撃とは異なりブレードを展開しないためか単発の威力は中程度だが、斬撃より隙が少なく、二段突きが可能。
操作アドバタイズデモに登場する黄色と白のカラーリングの教習用テムジン(MBV-04-F)は家庭用版のみでプレイヤーが使用可能となっている。
[編集] ライデン
| HBV-05-E RAIDEN | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| グランドボム | 肩部レーザー | 実体弾バズーカ |
肩部に宇宙巡洋艦用レーザー発振ユニットを持ち、装甲も他機種よりワンランク上のものが用いられたため、破壊力と防御力は絶大である(それが認められ「重戦闘バーチャロイド」という物が開発されてゆくきっかけになるほどだったという)ものの、機動力がトレードオフとなっている。
テムジンと編隊を組んでの運用が想定されていたが、ライデン1機の製造費がテムジン27機分に相当することと、肩部レーザーユニットの製造メーカーが倒産したことなどにより、ライデンは結局26機しか製造されず、この計画は頓挫してしまう。そして高価格と希少性があいまって、ライデンはエースパイロットで編成された精鋭部隊のみへの支給に留まることとなった。
ちなみに、ライデンの実戦を初めて見たパイロットは、最前線で敵を粉砕して行く姿に頼もしさを感じるというのが語り草となっている。
形式名(HBV)は、重戦闘バーチャロイド(Heavy Battle Viatuaroid)の略。DN社内部の0プラントが生産を行っている。
ゲームにおいては重量級筆頭で、破壊力・装甲はトップである。反面、機動力は全VRで最も低い。ライデンを特徴づける武器であるレーザー攻撃の破壊力は、全VR中で最大のダメージを誇る。しかしこのレーザーは無誘導武器なので扱いは難しい。機体の鈍さも手伝って、中~上級者向けの機体ともいえる。
[編集] バイパーII
| TRV-06K-E VIPER II | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| 7Wayミサイル | ホーミングビーム弾 | ビームバルカン |
形式名(TRV)は、戦術偵察バーチャロイド(Tactical Recognaissive Virtuaroid)の略であり、その戦略観は『把握し、蹂躙する』事とされる。VRによる高機動戦闘では状況変化のペースも高速化し、その状況下で効率的な戦闘行動を実現する為に、当時中核戦力になると目されていたテムジン以上の機動性能を持つ機体を用いての高機動偵察が必要とされた。時にはテムジンとの連携行動を行う事から、戦闘に巻き込まれる可能性も無視出来ず強力な武装が必要とされ、しかし、機体運用の性格上装甲が犠牲になるとの観点から、それは一撃離脱に最適化した武装として求められた。だが、機体を新規に設計する時間的・経済的余裕が無かった事からテムジンのスケルトン・システムを流用、ジェネレータ・アンプの大容量化(ジェネレータ本体はテムジンと同程度の出力)、徹底した機体の軽量化によりテムジンを上回る機動性能を示し、諸テスト結果も順調だった為、一度は「TRV-06 バイパー」として部隊配備が行われた。しかし、ジェネレーター・アンプの生み出す高出力が脆弱な機体構造には負担となり制御系を常に圧迫し続け、特にバーチャロン・ポジティブの高いパイロットの場合、余剰出力の逆流・制御系の破壊を経て機体自身を自壊させる事態が頻発していた。一時廃用案も出たが、代替機種の目途が立たず、TRVの絶対的必要性からバイパーに次々と補強作業を繰り返し、重量の増加、機体外観の変化を生じさせ型番も変更され「TRV-06k バイパーII」となった。機動性はバイパーよりも劣ってはいるものの、それでも空中機動力は当時のVRの中でトップクラスである。バイパーでの暴走事故はなくなり、逆にこれを攻撃に利用することが可能となった(バイパーでの暴走時、操作を一切受け付けず、パイロットが「She's lost control!!(制御不能!!)」と叫んだため、この攻撃は通称「S.L.C.ダイブ」と呼ばれる)。
ゲームでも設定通りの性能を誇る。攻撃に関しては非常に使い勝手が良い武器が揃っているものの、相手の攻撃を無力化できる武器がなく装甲も全VR中最薄であるため、回避テクニックが必要となる。しかし動作も程よく機敏で機動性能も優れるため、回避テクニックの基礎を身に付けることができる機体でもある。
[編集] ベルグドル
| SAV-07-D BELGDOR | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| ナパーム | ホーミングミサイル | グレネード弾 |
ライデンの製造コストがあまりにも高く、さらには生産ができなくなってしまった。そのため、主戦闘VRと重戦闘VRの編隊編成という当初の予定にかげりが見えてきた。そこで急遽、ライデンの代替機となる重量級VRを製造することになり開発されたのが本VRである。しかし、開発スケジュールや予算に余裕がなく、出来上がったものはお世辞にも秀逸な設計とは言いがたいものであり、ミサイルランチャーを両肩上部に設定したために機体重心が高く、転倒しやすく、装甲もテムジン並でしかなかった。そのため、ライデンのような攻撃的防御戦術は期待できず、完全に後方支援VRとなってしまった(形式名(SAV)は、支援攻撃型バーチャロイド(Support Attack Virtuaroid)の略)。結局ライデンの代替は、重量級VRの決定版「ドルカス」の登場まで待つことになってしまう。とはいえ、製造コストはテムジン並(量産効果によりそれ以下)に抑えられたため、頭数を揃えるために大量導入され、結果として第1世代VRで一番多く製造された。
ゲーム中でも一番転倒しやすいVRであるが、横移動速度が全VR中で最も速い(重量バランスの悪さを逆手に取ったという設定である)。武器も直線的な武器ばかりで相手に当てるのに難儀するが、ダメージは総じて高いので使い勝手はそれほど悪くは無い。
[編集] アファームド
| MBV-09-C APHARMD | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| ボム | ビームトンファー | ショットガン |
いざVR同士による戦闘が本格的になると、近接格闘戦も重要な要素となってきた。ましてや、限定戦争は娯楽の一面もあり、近接格闘戦の中継は大人気を博していた。そこで、テムジンをベースとして(加えて、テムジンの「後継機」というのも兼ねて)近接戦を強化した主力戦闘VRが開発されることとなった。そこで製造されたVRがアファームドである。メイン武器は両碗部に取り付けられたビームトンファーで、このビーム発振器はジェネレーターに直結されており、絶大な破壊力を誇る。ジェネレーターもテムジンのそれよりも余裕を持たせてあるため、トンファー攻撃時の踏み込み速度は音速を超える。またその際、フィールド(一種の「バリア」)が発生し「無敵」となる。ただし、装甲も近接格闘を意識してかかなり厚めの装甲なので、通常ダッシュ時はテムジンと大差なくなってしまっている。携行武器として小型のショットガンが開発され、近接格闘時の邪魔にならないようになっている。ボムは「アファームドの開発時、手の動作が修正できない」という理由で、ダッシュ時に投擲すると「不発弾」となる難点があった。
ゲーム中では前ダッシュ速度が全VR中最速であるが、横ダッシュ移動はテムジン並、後ダッシュ移動はライデン並に遅い。近接攻撃時のビームトンファーの威力はライデンのレーザーに次いでダメージが高い。ただし、武器ゲージの消費も多く、チャージが早くはないので弾切れが頻発する。
[編集] ドルカス
| HBV-10-B DORKAS | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| ハンマー | ファランクス | ファイヤーボール |
製造はベルグドルと同じ第3プラント「ムーニー・バレー」が行った。ベルグドルではどうあがいてもライデンの代替機にはなれず、重戦闘のできるバーチャロイドが待ち望まれていた。ライデンよりコストを抑えながら、重戦闘、ひいては格闘戦もライデン以上にできるVRという贅沢な要求に取り組んだ機体である。コスト抑制には実弾兵器を使うことによって対応し、転倒しにくさは重心を下げることで、機動力はジェネレーターを大容量のものを搭載することによって解決され、テムジンとは異なるアプローチで「走・攻・守」に加え「コスト面」までを高い次元で実現し第1世代VRの傑作機となった。直前に作られたアファームドとの相性は抜群に良く、アファームドと部隊を編成することが多かった。
「実弾兵器」である事から、ダッシュ攻撃時でも威力がほぼ落ちないことは現場から高い評価を得た。特徴のハンマーは発射すると「かなり高い誘導性」があり、挑発的にフワフワ飛行する「バイパーII」に、遠距離からかなり簡単に命中させる程であった。
ゲーム中では、装甲はライデンに次いで高く、その重装甲ぶりにも関わらず、機動力はライデンより大幅にアップ。低重心のため倒れにくい。武器もチャージ切れを起こしにくく絶え間ない攻撃が可能である。近接戦闘も良くはないが悪いわけでもない。総合的な火力は高いものの、実体弾武器に起因する弾速の遅さや一撃必殺となりえる武器がないのも否めない。
[編集] バル・バス・バウ
| XBV-13-t11 BAL-BAS-BOW | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| フローティングマイン | 無線ビット | ビームリング |
脚部を持たず、浮遊しているバーチャロイド。両腕が切り離し可能なビット腕となっている。
かつて、オーバーテクノロジー解析の過程で、月面遺跡より発掘されたユニットに仮設コクピットとクリスタル・コアの補助装置であるV.コンバータを取り付けたもの(遺跡で発掘されたユニットは巨大兵器の頭部であるとの説があり、それを逆さにして延髄に相当する部分にコクピットとV.コンバータを接続した)を実験機として実験を行った。しかしこの実験は大失敗に終わり、プラントの8割を消滅させてしまった。その後、この実験で利用したV.コンバータで実験を行っていたところ、研究員が戯れにV.ディスクに付加した仮設コクピットの構造データが実体化した(この実験でリバース・コンバート現象が発見された)。これによりバーチャロイドと呼ばれる存在が誕生したが、後にこの機体にXMU計画(バーチャロイド開発、販売計画であるV.プロジェクトの前身である人型機動兵器開発計画、後のテムジン、ライデンといった機体の基礎設計もこの計画で行われた)の13号機の上半身と武装を備えて戦闘バーチャロイドにしたものがこのバル・バス・バウであると言われている。もともと実験機であり、戦闘用VRとして開発されていたわけではないためM.S.B.S.とは相性が悪いのか、近接攻撃を行うと左攻撃が正常にビーム形成しないなどの不具合もある。形式名(XBV)は、試作戦闘バーチャロイド(eXperimental Battle Virtuaroid)の略。
ゲームではやはりクセのある機体であり、地上移動はライデンほどではないものの非常に遅く、逆にジャンプ中の移動速度はバイパーIIを凌ぐものがある。近接攻撃時の左腕攻撃は設定にあるようにくすぶった攻撃が出る。使い勝手としては「使いやすい・使いにくい」という次元のものではなく(これは後の「オラトリオ・タングラム」「フォース」のバル系列に引き継がれていく)、操作がシンプルな第1作においては非常に微妙な立場にある。
[編集] フェイ-イェン
| SRV-14-A Fei-Yen | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| ビームボウガン | ハートアタック | ビーム |
見た目はツインテールのミニスカートを着た女の子をモチーフとしているVRである。真偽はともかくとして、セーラームーンのオマージュであるのは一目瞭然である。
かつて0プラントの「プラジナー博士」がVR-014「ファイユーブ」として作り上げたVRがあり、それは人格を持ち、実空間と電脳虚数空間を自由に行き来できる存在であった。そしてこのVRのレプリカとして製造されたのがSRV-14-A「フェイ-イェン」である。レプリカとは言えどポテンシャルは高く、機動力も高いため、特殊偵察用として運用された(形式名(SRV)は、特殊偵察バーチャロイド(Special Reconnaissance Virtuaroid)の略)。ベース機体の詳細が闇に包まれているためレプリカもそれは同様で、胸部から射出されるビームは何故かハート型であったり、残りダメージが半分を切るとハイパーモードと呼ばれる形態になったりと、謎に包まれている部分が多い。
ゲーム中では、機動力は非常に高いものの装甲はテムジンとバイパーの間くらいであり火力も非常に低い。しかし残り体力が半分を割ると金色に包まれたハイパーモードとなり、この状態だと攻撃力が見違えるほどアップする。近接戦闘もバイパー並にこなす。むしろ近接戦闘時の動作が非常に速いため、先述の要素も含め、結構テクニカルな機体ではある。
胸部からのハート形態ビームは非常に高い誘導性を持ち、ハイパーモードになると更に誘導性が上がる。また、体の前後が薄く、旋回などで位置を微調整することによって「一機のライデンが静止して放った二本のレーザーの間に立つ」といった離れ業も可能。
[編集] 10/80(テン・エイティ)
テムジンの簡易量産型のVR。
第3プラント「ムーニー・バレー」が第0プラントから技術供与を受け、ライセンス生産をしている。形状こそテムジンではあるものの、コストダウンのために設計が変更されている箇所が随所にある。武装もテムジンの持つ銃身の長いソード型のものではなく、銃身が短いハンドガンタイプに変更された(同時にビームもマシンガンタイプとなる)が、ビームブレード形成機構は本来のものと同等もしくはそれに準じたものが搭載され、問題なく稼働する。オプションでソード型ではない別タイプのビームランチャーを装備することも出来るが、これはテムジンのビームランチャーの過去のバージョンであり、ビームブレード形成機能は無い。ベルグドルのように大量に生産されたが、ベルクドルは醜悪な設計により早々とドルカスに置き換えられたのに対して、ベースとなったテムジンの設計がクセのない非常に優秀な設計であったため、第2世代VRが席巻しても保有している部隊も多く、第3世代VR開発時のデータ収集用途などもあってか根強く残ることになる。
小説「One-Man Rescue」が初出で、ゲームでは「オラトリオ・タングラム」のM.S.B.S.Ver.5.66から10/80 SP(テンエイティ スペシャル)として登場した。オラトリオ・タングラムにおいては唯一の第1世代VRであり、バーティカルターンや空中ダッシュが出来ずV-アーマーも持たないという、ハンデとしか思えないような機体である。次作の「フォース」「マーズ」にも登場するが、このことは勿論「フォース/マーズ」においても言えることである。ただし、「フォース/マーズ」においては10/80 adv(テンエイティ アドバンス)として登場しており、マーズクリスタルの影響下におけるV.コンバータの影響をテストするための試験機という設定である。そのため、ターボ攻撃や空中ダッシュ、バーティカルターンも可能となっているが、装甲はマイザー以上に薄く、ハンデ機体には変わりはない。テムジン系列の機体らしく、唯一近接攻撃に関しては同系列の機体と遜色ない実力を発揮する上、ダッシュ性能も(マーズにおける)707Jと同等な為、立ち回りによっては相手を圧倒することは可能だが、その脆弱な装甲と貧弱な武装により、相手に接近することはなかなか容易ではない。特に、RWに関しては連射式と成っているため、一発分の攻撃力は激減し、ターボ攻撃位しかまともなダメージは期待出来ない。(そのターボ攻撃自体も隙が大きく、本機においては極めて危険である)大抵のテムジン系列共通の前ダッシュRWの攻撃力も、本機においては微々たるものでしかなく、迂闊な使用は厳禁である。
[編集] unofficial(アンオフィシャル)
| unknown unofficial | ||
| 武装 | ||
| LW | CW | RW |
| ハートトラップ | ハートアタック | ハンドビーム |
プレイステーション2移植版でのみ登場する機体。見た目はフェイ-イェンそのものだが、ボウガンを所持していない。右手武器とハートビームは常にハイパーモードのものが発射されるが、左手武器の性質が大きく異なり、近接攻撃はリーチの短いパンチのみである。 左手武器の「ハートトラップ」は、非常に弾速が遅く射程距離の短いハート型のビームが発射され、敵機に命中すると著しい機動力低下を引き起こす。
ゲーム中に特定条件を満たすとジグラットの代わりに登場し,それ以降自機として使用可能になる。
[編集] 第2世代VR
V-アーマー(VRの装甲表面に展開されている防御フィールド)を装備したVR群。第1世代VRに比べて圧倒的な性能を有する。地球圏での活動に特化しているため、マーズクリスタルの影響下にある火星圏では機能不全に陥り、一部機体を除いて起動すらままならない。地球圏でもアースクリスタルの影響による機能不全が確認されてからは、第3世代VRへ主力の座を譲る。
[編集] テムジン
第7プラント「リファレンス・ポイント」がフレッシュ・リフォーの監修の下、開発・製造を行う。
第1世代VRと同様に、ソード型のビームランチャーを持つ。第2世代へ進化するのに伴い、このランチャーも進化。ビームライフル・ビームソードの機能は勿論のこと、両手で保持し、中央が真っ二つに割れて高出力レーザーを射出する「ラディカルザッパー」モードと、このライフルの上にサーフィンをする格好で乗ってビームを形成しながら相手に特攻する「ブルースライダー」モードを持つ。第1世代のテムジンが大量生産を前提としたVRであったのに対し、第2世代のテムジンは非常に高性能なフラッグシップモデルであった。また、第2世代VRの中では最後発のVRであったため、最も完成度の高いVR(とはいえ初期型からJ型に至るまで数度の改良が加えられている)として地球圏では最強の名を欲しいままにしていた。
ゲーム内においては、威力・旋回性が高くチャンスに叩き込みやすい前ダッシュビームライフル(通称、前ビ)、相殺・打ち消し性能の高いビームカッター。そして相殺性能と誘導性能に優れたボム、長めのリーチと威力を持つビームソードを持ち戦える近接戦闘能力を持つなど癖が少なくバランスのとれた扱い易い機体であり、初心者から上級者までの幅広い層から支持されているVRである。
ちなみに背部に装備されているブースターらしきものは推進機関ではなく「マインドブースター」と呼ばれる排出機関で、搭乗者が持て余すような出力をM.S.B.S.を通じて適切に排出する事によって機体の操縦レスポンスを調節する機能がある。
設定上では、納期に間に合わせるために開発の途中で納入した事(当時のDNAはRNAの第二世代バーチャロイドによって危機的状況にあったのが原因と考えられる)と、不用意な運用によるパイロットのシャドウ汚染を抑制するという二つの理由によってマインドブースターにリミッターが課せられ、本機のポテンシャルは本来の60%程度に規制されている。しかし、「白虹騎士団」団員が操るVR-707テムジンは追加ユニットである翼状のパーツ「グリンプスタビライザー」や各所に施されたシャドウ汚染対策によってシャドウ汚染を抑えることが出来たため、前述のリミッターは課せられておらず機体を限界近くまで稼働させることが可能となっている。そのため、一般販売されたMBV-707テムジンとは桁違いの性能を有する。その実力は「マーズ」にてプレーヤー自身が操作することで体感することが出来る。
[編集] ライデン
第5プラント「デッドリー・ダッドリー」が製造した重戦闘VRである。
第1世代ライデンの開発チームはライデンの商業的失敗を理由に、VR製造を行っていなかった第5プラントへ左遷させられていた。無論、彼らの開発チームには開発費などは一切割いてもらえなかったが、プラント施設には十分なものがあったため、極秘裏にVRの基礎研究を行い続け、ノウハウの蓄積を行っていた。そして第2世代VRの開発が解禁されたとき、期待をされていなかった第5プラントから高性能な第2世代VRが世に放たれた。彼らは再起の意味をこめて再び「ライデン」の名を冠した。しかし、フレッシュ・リフォー陣営であったはずの第5プラントは、フレッシュ・リフォーと反目しているTSCドランメン陣営にもライデンを供給したため(ライデン開発の際、TSCドランメン陣営のプラントから技術供与があったものと推測される)、フレッシュ・リフォーの制裁として限定戦争の戦場と化し、第5プラントは閉鎖され、ライデンの製造ラインも停止してしまう。そのためライデンはまたもや稀少なVRとなってしまった。
ゲームにおいて、今回もやはり装甲は十分に厚く、レーザーの破壊力は最強の部類である。ターボ攻撃によりレーザーの種類が増え、通常レーザー照射機「バイナリーロータス」、敵を一時的に捕縛するストリングレーザーおよび、近接放電攻撃である「フラグメントクロー」を備える。そして前作においてほとんど使い道の無かったグランドボムがグランドナパームとして大幅なパワーアップをしている。機動性もそこそこあり、近接戦も十分に戦える機体となった(特にガードリバーサルLWのタックルは判定こそ弱いものの、出が異常に早いカウンター向きな仕様になる)。ジャンプ中にスタートボタンを押すことにより「残存体力の9割&V-アーマーのすべて」と引き換えに機動力が全VR中最速となる「装甲排除」を行えるものの、1,2発当てられると終わるという状態になる。
[編集] アファームド系列
第2プラント「トランスヴァール」が製造した第2世代VR。フレッシュ・リフォー陣営のVR開発禁止令を破り、最も早い段階でTSCドランメン陣営の戦闘部隊「RNA」に供給された。まだ第1世代VRが席巻していた頃であり、この新機体は初期には猛威を振るい、圧倒的性能によりDNAを窮地に追い詰めた。多数の派生機が登場したが、当初はアファームド・ジ・アタッカーと称される右腕にバタフライナイフ、左腕にバズーカないしサブマシンガンを装備する機体と、アファームド・ザ・ディスラプターと呼ばれる両肩キャノン・両腕ミサイルポッドの機体が多数製造された。このVRはまだ機体の熟成が進んでいなかったが、それでも第2世代VRの性能は第1世代VRに大きく水をあけていた。しかし他の第2世代VRが登場すると、圧倒的性能差を確保することが困難になった。そこでこのVRを再度調整して製造されたのが、オラトリオ・タングラムに登場する「アファームド・ザ・バトラー」と「アファームド・ザ・ストライカー」である。バトラーは両腕にビームトンファーを装備し、サブマシンガンを両手に持つ。第1世代アファームドを更に近接寄りに持っていったコンセプトである。ストライカーは先述のディスラプターの武装を半分にし、肩ミサイルキャノン1門・ミサイルポッド1個を装備し、ディスラプターで問題となっていた近接能力を補うためナイフを装備している。そして指揮官機「アファームド・ザ・コマンダー」も登場し、こちらはマチェット(鉈)と、初期はアタッカーやバトラーと同じサブマシンガンを、後期は第1世代型アファームドと(性能は異なるであろうが)同型のショットガンを装備している。
ゲームにおいては、バトラーはやはり近接能力が高い機体となっている。そして今回ターボ攻撃が追加されたことによって遠距離ビームトンファーは縦に長い竜巻状に放つことが可能となっているため、「近接を挑むための射撃牽制戦」が強く、プレーヤーに纏わり付く様なアグレッシブな立ち回りが可能である。
ストライカーについては攻撃も地味でかなり敬遠されがちな機体になってしまっているのは否めないものの、地味ながら決め所が豊富な射撃、遠距離戦火力とは裏腹に出の速い近接を持っているため決して使いにくいという事は無い。しかし、M.S.B.S.Ver.5.66にてグレネードランチャーと近接攻撃が大幅に弱体化されたため、相当ハンデのある機体になってしまった。
両者とも左武器がドーム状の爆風を成すボムではなく地面から火柱の立つナパームになっており、時間差でプレッシャーを掛けることが可能(ターボ攻撃を行えばボムになる)。
コマンダーは小説「One-Man Rescue」に登場し、後にM.S.B.S.Ver.5.66から追加された機体で、近接能力も中距離攻撃もそれなりにこなすアファームド系列の中ではニュートラルな性質となっている。とはいえ、使い勝手はテムジンに譲るところがあり(特に一撃大ダメージを取れる攻撃が存在しない)、使いにくくはないものの使いやすいともいえない機体である事には変わりない。
[編集] フェイ-イェン・ザ・ナイト
製造プラントは不明。開発、実用化の時期はアファームド系列より早いが、存在が公に判明したのはアファームド系列よりも後である。主な用途は第一世代型のバイパーIIをさらに推し進めたもので、情報処理能力が優先されている。生産数が少なく、また生産コストも高かったためにこの機体が配備された部隊は、自分達が重要な、あるいは特殊な任務についていると自覚できたため、戦意高揚につながったといわれている。
ゲームにおいては、前作で装備されていたビームボウガンの代わりにレイピアのような細身の実剣「愚者の慈愛」を装備している。このレイピアからはビームカッターだけではなく相手を麻痺させることの出来るハート型のビームも撃つことが可能である。残り体力が半分になると発動するハイパーモードも健在で、M.S.B.S.Ver.5.4からは(残り体力が大幅に減少するが)手動でも発動させることができるようになった。武装も概ね前作からの発展系で、連射可能なハンドビーム、レイピアからのビームカッター、機体胸部からのハートビームとなっている。M.S.B.S.Ver.5.45以前は敵機を転倒させる攻撃に乏しかった本機であるが、Ver.5.66以降、前ダッシュハンドビームの転倒性能の向上など上方修正を受け、一気に上位群の機体へと躍り出ることとなった。
ボウガンからのハートビームにより麻痺している時のみCW近接が全段HITする。
[編集] VOK系列
第3プラント「ムーニー・バレー」が製造したVR。ドルカスの「低価格・高火力・高汎用性」のコンセプトをUSS(ユニット・スケルトン・システム)という手法で実現した。小型のVRをコアユニットとして、武装ユニットをかぶせるようにした格好で、これによってVRの生産性が向上し、多種多様な要求に対応できるようになった。武装ユニットの種類は多岐にわたるが、なかでも攻撃支援VR「SAV-326 グリス・ボック」と呼ばれる、実弾兵器を満載した武装ユニットを装着したタイプが一番多かった。この武装ユニットはベルグドルで行っていた後方支援用途を置き換えるものである。
後に武装ユニットを光学兵器に統一した「シュタイン・ユニット」を装備した戦闘支援VR「SBV-328 シュタイン・ボック」と呼ばれる機体も登場する。そのほかにもゲーム未登場ではあるが、主戦闘を目的に開発された「ゲムズ・ボック」という機体も存在する。
ゲームにおけるグリス・ボックはナパームやミサイルを垂れ流すその姿から「歩く武器庫」と揶揄される。弾切れも起こしにくく、多彩な実弾攻撃を行う事が出来る。M.S.B.S.Ver.5.2では武器の誘導性能が低くかつ倒れにくく、敵の攻撃が連続で当たり続けたため、攻守共に非常に苦戦を強いられたVRでもあった。Ver.5.4になってからはこれらのバランスは調整されて使い勝手が向上した。
シュタイン・ボックはVer.5.66から追加された機体であり、操作系統は兄弟機であるグリス・ボックと同じではあるがグリス・ボックとは異なりビーム砲を装備している。 そのため攻撃手段や戦法もグリス・ボックとは異なるため、グリス・ボックからの乗換えでも他機からの乗換えでも楽しめた機体である。
[編集] サイファー
バイパーIIの後継機と目される第2世代VR。アイザーマン博士が第6プラント「サッチェル・マウス」において、マシュー大佐と共同開発した機体。博士はもともとバイパー系列をテストに用いて新機体開発案を出していたが、「フレッシュ・リフォー」のVR開発禁止令によって計画の凍結を余儀なくされる。後にマシュー大佐との接触を経て、博士と大佐はクーデター行動を起こして第6プラントを統制下に置き、このVRを開発した。追加オプションなしで飛行形態(モーター・スラッシャー形態)に変形することが可能で、トランスポーターなどに頼ることなく遠隔地からの戦線投入が可能で、一撃離脱を身上とするVRである。
ゲーム内においては、やはり空中の機動性能がよく、攻撃力も高い。LWはマイクロミサイルからビームダガーに変更され、全ての武器が光学兵器となった。空中ダッシュ中では攻撃を2回行うことができるのも特徴である。今回も特殊技であるS.L.C.ダイブを使用可能となっており、さらに一定時間ではあるものの、モーター・スラッシャー形態に変形して空中を飛び回って攻撃することも可能である。欠点はやはりその装甲であり、ライデンの右ターボレーザーの直撃によって、一発で撃破されることもある。バイパーII時代に「紙飛行機」と揶揄されていたが、今回完全変形することで揶揄ではなく、正に紙飛行機となってしまった。とはいえ、攻守・攻撃範囲共にバランスの取れた優秀な機体である。
[編集] ドルドレイ
第2プラント「トランスヴァール」が製造したVR。ドルカスを模倣して作られた重戦闘VRで、ドルカスの「重装甲で殴り合い」の戦法を特化させたような機体である。装甲は非常に厚く、右腕には射出可能なクローランチャーを装備し、左腕には射出可能なドリルを装備していた。第5プラントでの戦闘(サイクリック・ハープーン作戦)の際、そのドリルによる地下侵攻で真価を発揮した。なお、V-アーマーも最高値であり、距離が遠ければ、ライデンの通常レーザーでさえ弾き飛ばすほどの重装甲であった。大出力のジェネレーターを搭載しており、さらにそのジェネレーターから発生する大出力を用いて、一定時間ではあるものの巨大化することも出来た。
ゲームにおいてはやはり特筆すべきはその重装甲であり、全VR中で最高のV-アーマー値を持つ。 そのため機体によっては遠距離からの攻撃をことごとく跳ね飛ばされ、全くダメージを与えられない事がある。機動力はライデンよりも低かったが、高速特攻攻撃もあったため愚鈍とも言い切れない。スタートボタンを2回押すと4-5倍のサイズに一定時間巨大化することができる(1プレイに1回だけ)。ドルカスのキープコンセプトのように見えるが、機動力が著しく劣るため、ドルカスとは使い勝手が全く異なる点に注意。
この機体のみ、ターボ近接では相手を「投げ飛ばす」ことができる。オラトリオ・タングラムは初期には格闘戦における「投げ技」がアナウンスされていたこともあり、その名残と思われる。(他の機体からは投げ技は削除されている。)
[編集] エンジェラン
第4プラント「TSCドランメン」製の魔女のようなフォルムをしたVR。元は対アジム(下記)用VRとしてフェイ-イェンと同じく“VR-017”というオリジナルのVRの再設計により建造された。手に持つ“対偶の法杖”はVR-017所持の人工Vクリスタルの作用を増幅発現させ、氷の属性を持つ事象を実体化し攻撃に使用する事が出来る。VR-017の庇護が無ければ駆動力を得られないが、VR-014のように人の手を離れる事を嫌ったVプロジェクト最高責任者によって凍結監禁(別称:アイス・ドールの由来である)されていた事から心を閉ざしていたVR-017は一時期電脳虚数空間へ失踪し、その後突然第8プラント「FR-08 フレッシュ・リフォー」へと身を寄せた為、エンジェランの起動に当たってはフレッシュ・リフォーに主導権がある。
ゲーム内では軽装甲であるが、V-アーマーはドルドレイに次ぐ強固さを誇り、最遠距離では相手の攻撃をほとんど無効化する。また、空中での機動力の速さもトップクラスである。氷は単純に飛ばすだけでなく、竜の形状にして突撃させたり、ショットを吐かせたり等、本体と連携して攻めることが可能。他にも、相手の弾丸を打ち消す攻撃にも恵まれており、総じての防御力はかなりのもの。ただ、守りに重点を置いたキャラクターデザインであるため、決め手となる攻撃に乏しいということと、V-アーマーを無視した攻撃を受けると本来の軽装甲のためにライフ値をリードされやすいという欠点も持つ。
[編集] スペシネフ
第6プラント「サッチェル・マウス(SM-06)」が開発した機体。デザインコンセプトは“死神”。M.S.B.S.の動作不良等によってパイロットの憎悪を含む精神を吸着してしまったV.コンバータ内のディスクを、背面の“EVLバインダー”として再利用したパーツを使ったもので、それにより搭乗者はバインダーの効力により自身の憎悪を増幅させられ、極度の精神負担を強いられる対価にM.S.B.S.と同期しやすくなり、それによるポテンシャル向上を促している。ただ、この精神負担によって発狂するパイロットが多発したことから「パイロット殺し」の異名を持ち、“EVLバインダー”にリミッターが課せられるようになった。そのリミッターもプレーヤー自身で解き放つことが出来、13秒間一切のダメージを受けない通称『デスモード』が発動できる。ただ、『デスモード』の時間切れと共に機体が自壊し、強制的にプレーヤーの敗北が決定する。
ゲームの中では機動力の高さと重い一撃を持った機体。ビームランチャーは弾速にも優れ、追尾性のある鬼火のような球体とビームランチャーから放たれる縦に伸びるカッターウェーブ、自身の翼を投擲したり、相手の武装の使用を阻害するビームを放ったりなど、多様な武装による牽制力が高い。また、近接攻撃のリーチも長く、まずまずの能力を持つ。弱点としては見た目の線の細さそのままの防御力の低さ、使い勝手は良いものの、ゲージの消費率と回復時間の長さゆえの手数の乏しさをプレーヤーの腕でカバーしなくてはならないという癖の強いVRである。
[編集] バル・シリーズ
第8プラント「フレッシュ・リフォー(FR-08)」が、技術力のすべてを投入して開発した一連のVR群。
俗にバル・ユニットと呼ばれる上半身に、使用する環境に応じた下半身ユニットが装備されるVR群であり、二足歩行型の下半身ユニット「tr-bds」を装備した陸戦用の「XBV-819-tr(後にtr4) バル・バドス(BAL-BADOS)」、水中機動型下半身ユニット「tm-brs」を装備した水中戦用の「XBV-819-tm(後にtm2) バル・バロス(BAL-BAROS)」、C.I.S.航行型下半身ユニット「ts-krs」を装備したC.I.S.探索用の「XBV-819-ts(後にts/b) バル・ケロス(BAL-KEROS)」が存在する。ERL(遠隔操作武器)を両腕、両脚に装備しており、それらを戦場に「設置」し、遠隔操作することで単体でありながらそれらを利用した連携攻撃は最早VRの規格を逸脱していると言われている。
「オラトリオ・タングラム」以降の“バル”シリーズの性格を決定付けたキャラクターデザインである。普段は右武装に相殺力の高いリングショット、左武装に浮遊機雷(マイン)を投擲する機能が当てられているが、これらはターボ攻撃すると、その地点にそれらの機能を持ったERL(エジェクタブル・リモート・ランチャー)というパーツを設置することが出来る。その後、設置したパーツは一定数の弾丸が込められた状態でその位置にとどまる。それらは対応した攻撃ボタンに呼応してその位置からそのパーツの属性に応じた攻撃(右武装を分離したものならリングショット、左武装を分離したものならマイン)が放たれる。これにより、本体と分離パーツによる挟撃をはじめとした、相手の死角を突いた攻撃をすることが出来る。また、中央武装を使用する、もしくは弾丸を使い切るとパーツ自身から本体に戻ってくる。また、一定の設置陣形を取った状態からターボ攻撃をすることによって発動する特殊技はどれも高性能である。
防御力も機動力も平均的であるが、最大の弱点はこの機体の癖があまりに強すぎてプレーヤーがその利点だけを利用することが出来ないことに起因する。左右の攻撃の性能はお世辞にも良いとは言えず、力不足であること。一度分離してしまうと本体からはその分離したパーツに対応した攻撃が使用不可能になるという点で、特に腕パーツを分離してしまうとその部分の近接攻撃に攻撃判定が出ない(動作は行うが、ダメージは無い)ため、腕を分離後は著しく近接戦闘が弱体化してしまうこと。そして設置する際、最大のダメージソースである特殊技を使用する際には大きな硬直時間が存在し、そこを狙われて撃墜されるというリスクを背負わざるを得ないということ。また、対人戦では分離パーツの位置を把握され、パーツとの連携が崩されやすいということが欠点として挙げられる。
これらの要素から上級者向けの機体であり、安定して勝つための多くをプレーヤーに依存するが、そのコミカルな動作、特殊技の重さ、ERLを活用したときの連携攻撃の穴の無さ等から通称“芸人機体”としてこのゲームに華を添えている機体である。
[編集] 第3世代VR
Vクリスタルの影響による機能不全に対応したVコンバーターを搭載したVR群。火星圏で使用されていたが、地球圏でもVクリスタルの影響による機能不全が発生したため地球圏でも使用された。第2世代VRに比べて性能は良くないが、Vクリスタルの影響下では立場が逆転する。
尚、バーチャロンフォースでは、特務曹長以上のプレーヤーに一定確率で支給される指揮官機が一部の機体に存在する。テムジン747系列・ライデン系列・アファームド系列・ボックス系列は機体名の最後に「/c」、マイザー・スペシネフ系列は「type R」、フェイ-イェン・エンジェラン系列には「+」がつき、外観が一部変化する。機体性能には大差はないが、テムジン747系列には装甲解除機能が追加される。尚、すべての機体に指揮官機があるわけではなく、バル系列・景清系列・ガラヤカ・10/80 advには指揮官機はない。テムジン707系列においては、テムジン707J/cが設定上は指揮官機であるが、一般機扱いとなっており曹長以下でも支給される。
[編集] テムジン707系列
正確には第2世代VRであるが第3世代VRとともに活動可能であることからここでも述べる。背部のブラスト排出機構である「マインドブースター」の効果からマーズクリスタルの影響下で稼動することが出来た唯一の第2世代機種。そのため火星圏継承戦争の比較的初期においても運用されていたが、地球圏での稼働に比べパフォーマンスの低下が著しく、マーズクリスタル影響下に対応した第3世代VR「VOX(ボックス)系列」の登場により戦略的な存在意義を失ったため、第3世代型テムジンこと、747系列へと発展していくことになる。
- テムジン707J(フォース[初期機体]、マーズ)
- 707系列の基幹機種。前作で活躍したテムジンの改良型。
- テムジン707J+(フォース)
- 707Jに白虹騎士団より技術提供されたグリンプスタビライザーを追加した機体。同スタビライザーの追加に際して機体特性も調整を受け、高いパフォーマンスを誇るもかなりピーキーな機体となっている。
- テムジン707J/c(フォース)
- 707系列の指揮官機。通信機能向上のために頭部の意匠が変更されている。またスライプナーも大型の支援タイプが装備されている。他の系列と違い、階級の低い一般兵にも支給される。
- テムジン707S(マーズ[初期機体])
- 707JをベースにしてMARZが改造を施したカスタム機。外観は変わっていないが各部材が高性能なものに置き換えられているため高い性能を有する。ゲーム中では707Jよりも機動性能や近接攻撃力が向上している反面、耐久力が低めとなっており、軽量級機体的な性能が与えられている。MARZ設立当初の主力機体とされ、ワンオフではなく複数機が製造・配備されていることがゲーム中のデモから伺える。
- テムジン707S/V(マーズ)
- 707Sのマイナーチェンジ版。頭部の意匠が変更され、前ダッシュビームライフルが三連発に変更されるなど攻撃性能が向上し、防御力も幾分改善されるなど、各性能に調整が加えられている。
- テムジン707J Special Force(マーズ)
- 赤いカラーリングのマイナーチェンジ機。攻撃性能と機動性が向上している。特にバーティカルターン性能の向上は著しく、総合性能はマーズ所有の707Sに匹敵する。一定の条件を満たすと支給される。
[編集] テムジン747系列
火星戦線でのテムジン707系列の失敗を教訓に、新たに設計された第三世代テムジン。 外装の交換によってあらゆる戦況に対応できるアーマーシステムの採用によって、第一、第二世代には無い多数のバリエーション機が誕生することになった。また、指揮官仕様機はアーマーを脱ぎ捨てることで、耐久性と引き換えに高い機動力を得る機能を持つ。 あらゆる点で707系列を上回る性能を持つが、一部の動作の機敏性等では若干遅れをとっている。
- テムジン747A(フォース[初期機体])
- 747系列の基幹機種でアサルトアーマーを装着したタイプ。新型マインドブースターと機体各所に配された補助システムによってマーズクリスタルの影響下でも問題なく稼働することが出来るようになる。また、比較的簡便に外装を換装することができる。
- テムジン747AII(マーズ[チャレンジモードの敵機体としてのみ登場])
- 747Aのバリエーション機。スライプナーの形状が747Jのものに近く、一部の武装の性能や攻撃モーションがA型と異なる。自機としての使用は不可。
- テムジン747F(フォース)
- 高機動戦闘用にフレックスアーマーを装着した747系列機。かつてのバイパーIIと似たコンセプトの機体。とはいえスケルトンシステムは747系列なので耐久性もある程度はある。また、TCWは4weyビームが射出されるため、旧来のテムジンとは運用法が違う。
- テムジン747H(フォース)
- 砲撃戦用にホールドアーマーを装着した747系列機。完全な砲撃戦用ではなく近接戦闘もある程度こなせる汎用機。CW全般が肩部キャノンによる攻撃に、LWがナパームに変更されているため、こちらもやはり旧来のテムジンとは運用法が変わっている。
- テムジン747T(フォース)
- 747系列のテストタイプ(試作機ではない)に多少の設計変更を加えて実戦投入した機体。運動性能が非常に高い反面、ライデンのレーザーにまったく耐え切れないほど装甲が薄い。
- テムジン747J(マーズ)
- 747Aをベースに、MARZが707Sと同様の手法によって改造を施したカスタム機。専用のスライプナーを装備し、複数のターゲットを追尾する攻撃が用意されるなど、一部の攻撃に変更が加えられている。治安維持活動のために採算を度外視したチューニングが施されており、ゲーム中においても他の機体より強力な機体として設定されている。
- テムジン747J/V(マーズ)
- 747Jのマイナーチェンジ版。頭部の意匠が変更され、前ダッシュビームライフルが三連発に変更(威力は低下)されるなど、攻撃性能や防御能力が更に向上している。
- テムジン747HII(マーズ)
- 747HをMARZが改造した機体。全面的に性能は向上しているほか、一部の攻撃に調整が加えられている。
- テムジン747HIIA(マーズ)
- 747HIIのマイナーチェンジ版。頭部の意匠が変更され、各性能に調整が加えられ、防御能力や機動性が更に向上、747J並の機動力とライデン系列以上の装甲を備える。一方でRWのウェポンゲージ効率がやや低下している(単発12発でゲージ切れの所が8発でゲージ切れ)など、弱体化した点もある。
- VR-747 テムジン Type a8 護焔艦隊筆頭機(ごえんかんたいひっとうき)「ホワイトナイト」(マーズ)
- 第八プラント「フレッシュ・リフォー」前総帥、リリン・プラジナー直属の白虹騎士団専用テムジン。対シャドウ戦用に上質なV.クリスタルが使われると同時に機体にも徹底的な対シャドウ用のチューニングが施されており、搭乗者のV.ポジティブと相まって一般機とは一線を画す性能を誇るが、限定戦争に用いられることはない。基本的には「マーズ」のシナリオ中、僚機として短い期間でのみ拝むことの出来る機体だが、マーズではある条件を満たすと支給されるほか、シナリオ中に実際にプレイヤーと戦闘をすることになる。これは負けても構わない、いわゆる負け戦闘ではあるが、プレイヤーのテクニックや機体次第では勝利することも可能(ただしシナリオに変化はない)。性能としては、ウェポンゲージ効率が極端に高い(CW(ターボ含む)が連射可能、LWの爆風が消える頃には次のLWが使える。RWターボ攻撃が連射可能)上、驚異的な機動性、バーティカルターン性能、旋回性能(真正面の敵の脇をすり抜けるようにしてダッシュ攻撃を繰り出しても一瞬で相手方向に向き直る)、ダッシュ攻撃後などの隙のなさ、幅広いレンジをカバーする武器と攻撃力の高さなど(RWターボ攻撃一発がライデン系列のCWと同等かそれ以上の攻撃力)、申し分ないポテンシャルを誇るが、近接攻撃と特殊入力技系統には大きな変化はなく、後方へのダッシュ速度が遅かったり、RWのゲージ回復が若干遅めだったり(消費量自体は少ないため、あまり気にはならないものの)と、一概に最強とは言い難い。
[編集] 10/80系列
- 10/80 adv(フォース、マーズ)
- 10/80(テン・エイティ)を参照
[編集] ライデン系列
オラトリオ・タングラムの戦場の一つとされV.C.a3年に廃絶した第五プラント「デッドリー・ダッドリー」の残存ラインを引き継いだ「アダックス(※)」によって新たに開発された第3世代のライデン。従来の重戦闘型VRのコンセプトを継承しつつ、アダックスお得意のユニット・システムを部分的に導入し、装備の換装が可能となった。安定した第3プラントによって生産されているため、今回は特に希少な機種ではない。(※:第三プラントはV.C.a6年以降、自らの名称をそれまでの「ムーニー・バレー」から「アダックス」へと変更した。)
- ライデン512E2(フォース[初期機体]、マーズ)
- バズーカランチャーを装備したライデン系列の基幹機種。レーザーによる絶大な攻撃力は健在。
- ライデン512E1(フォース、マーズ)
- 携行火器を高威力のフラットランチャー(連装ビームライフル)に変更することにより、より一発の攻撃力に特化した機種。格闘戦やレーザーの性能も異なる等、E2型と見た目以上に差異がある。
- ライデン512A(フォース)
- 接近戦に特化した機種。機動性と防御力を兼ね備えているが、ライデンの特徴であるレーザーによる絶大な砲撃戦能力は失われている。
- ライデン512D(フォース)
- 遼機との連携を前提として、VRの行動を封じる攻撃に特化した支援型。
- ライデン512N2(フォース)
- E2型の下半身にブースターユニットを装着した試作機。機動性は大幅に向上したものの、装甲は脆弱になり、バーティカルターンが出来ないほど安定性にかける機体となっている。
- ライデン512N1(フォース)
- E1型をベースにした高機動試作機。N2型同様、機動性の向上と引き換えに、装甲は脆弱になり、バーティカルターンが出来ない等の欠点を持つ。
- ライデン512[gfk]E2(マーズ)
- S.H.B.V.D.に配備された特別仕様機。一般機と異なるフレームが使用されており、装甲・機動性が向上している。下記のライデン512[gfk]E1に匹敵するだけの装甲とテムジン707Sと同等の機動性を持つ。作中ではレドンが搭乗し、基本的に近接攻撃をしかけるギルの補佐として射撃攻撃をメインで行い、死角からCWでプレイヤーを狙ってくることも多いので注意が必要である。とはいえ、あまり積極的に攻撃を仕掛けてくる方ではないので、撃破するのは楽と言えば楽ではある。一定の条件を満たすと支給される。
- ライデン512[gfk]E1(マーズ)
- S.H.B.V.D.に配備された指揮官機。装甲・機動性に加えて攻撃性能も向上している。その装甲はマーズで使用出来る機体で最高値(スペック上の最高値)を誇り、機動性に関してもテムジン707Sと同等である。作中ではギルが搭乗し、通常のライデン系列とは違い、その向上した機動性で積極的に近接攻撃を試みて来る上、その際隙あらばダッシュ近接も頻繁に繰り出してくる(機動性の向上により思いのほか範囲が広い)ので、レドン以上に注意が必要である。一定の条件を満たすと支給される。
[編集] アファームドJ系列
火星戦線にいち早く投入され猛威を振るうVOX系列に対抗するため、国際戦争公司の依頼により第二プラント「トランスヴァール」が開発を行った第3世代型アファームド。第2世代機「アファームド・ザ・バトラー」の流れを汲む。同じく「ストライカー」の流れを汲む"T"とは差別化され、スリムな人型のシルエットとなっている。ちなみに、"J"は「ジャガー」の頭文字。
- アファームドJ type C(フォース[初期機体]、マーズ)
- アファームド・ザ・バトラーの流れを最も色濃く引き継いでいる機体。トンファー、サブマシンガンを装備している点はバトラーと同一だが、より近接戦闘に偏った性能になっている。
- アファームドJ type A(フォース、マーズ)
- 5.66に登場した第2世代型VR、アファームド・ザ・コマンダーの装備を踏襲している。操作感覚はテムジン707Jに近いが、若干射撃よりも近接能力の方が高い。
- アファームドJ type G(フォース)
- VOX系列のクロー・ランチャーに対抗して作られた「ナックル・バスター」を装備するタイプ。武装が全てナックル部分に集中している為、ナックルを射出してしまうと攻撃手段を一時的に失う欠点がある。
- アファームドJ type X(フォース)
- 光学迷彩を施された特殊型。ゲーム中、動かないでいると姿が透けていき目視しにくくなる(ロックオンは普通に可能)。装甲がかなり薄いことを筆頭に、戦闘能力自体はやや低い。
- アファームドJ type M(フォース)
- 癖が強すぎてお蔵入りとなっていたが、ある将官が惚れ込んで無理に採用されたという変わった経歴を持つ。脚部にレーザーブレード、右手にハンドガンを装備している。
- アファームドJ type C Alpha Commando(マーズ)
- アファームドJタイプCのマイナーチェンジ版。トンファーのリーチが伸びている。
- アファームドJ type C HC(フォース[基礎戦闘教習COM僚機としてのみ登場])
- 基礎戦闘教習時、教官役のイッシー・ハッターが搭乗する。サブマシンガンを外している以外はタイプCと同一。
[編集] アファームドT系列
アファームドJ系列は機敏な機動性能と運用の容易さが売りの機体だったが、それゆえに火力や機体サイズでは中量級レベルに留まっており、特にVOX系列の物量と火力で戦況を押し切られることがしばしばあった。このためアファームド系列にも火力支援型機体が求められるようになり、アファームドT系列が生み出されることとなった。第2世代機「アファームド・ザ・ストライカー」の流れを汲むが、VOX系列機に対抗する為に、より支援戦闘に重点を置いた設計になっている。ジャガーとは対照的にボディービルダーを髣髴とさせるマッチョな外見が特徴。外見通りの差別化がなされており、軽快さを系列の特徴とするジャガーに対し、重量級のような重厚な動きと装甲、パワーを持つ。ちなみに、"T"は「タイガー」の頭文字。
- アファームドT type F(フォース[初期機体]、マーズ)
- アファームド・ザ・ストライカーに近い装備。安定した火力の支援砲撃を得意とするが性質はストライカーとは異なり、機動性能よりも重量級並の重装甲が目立つ、重量級寄りの性能になっている。
- アファームドT type D(フォース、マーズ)
- ミサイルランチャー、ビームガンを装備。T系列らしくやはり支援に向き、ミサイルによる遠距離攻撃が得意。
- アファームドT type B(フォース)
- アファームドT系列では珍しく、近接戦闘を重視したタイプ。ターミナス・マチェットに似たタイガー・ブレードを装備。脚部にブースターユニットが追加されているのが特徴で若干機動性も上がっている。
- アファームドT type X(フォース)
- 光学迷彩を施された特殊型。同じタイプのアファームドJタイプXと同様に、機動性能は他の系列機より高いが装甲がやや薄い。
- アファームドT type F Alpha Commando(マーズ)
- アファームドTタイプFのマイナーチェンジ版。その場に一定期間滞空してから発射されるグレネード弾を設置できる。
- アファームド・ザ・ハッター(マーズ)
- イッシー・ハッターの愛機。T系列の装甲とパワー、J系列の機動性と近接戦闘力を高いレベルで併せ持つ。装備はアファームドJ type Cや第2世代型のアファームド・ザ・バトラーに近いが、サブマシンガンは装備しておらず(ゆえにRW系の射撃武器を持たない)、より近接戦闘に特化したVRとなっている。第三次スーパーロボット大戦αに参戦した際に、テンガロンハットを取り外した後の髪型が新たに設定し直されている。
[編集] フェイ-イェン系列
第八プラント「フレッシュ・リフォー」の前総帥、リリン・プラジナーの立ち上げた独自ブランドが設計した限定モデル。アンナミラーズのウェイトレス服をモチーフとした奇抜で扇情的なデザインが最大の特徴。
- Fei-Yen with VividHeart(フォース[初期機体]、マーズ)
- レイピアを装備するフェイ-イェン系列の基幹機種。
- Fei-Yen with BlueHeart(フォース)
- バスタードソードを装備する近接戦特化型。ジャンプキャンセルの性能が劣悪という欠点がある。
- Fei-Yen with PanicHeart(フォース)
- 可変型ボーガンを装備する支援型。機動性と命中率に優れる援護役だが、攻撃力と装甲は脆弱。
- Fei-Yen with CinderellaHeart(フォース)
- ウェイトレスそのものな外見が特徴のレア機体。VHとPHの特徴を掛け合わせた性能を持つ。
[編集] ボックス系列
ボック系列に採用されたユニットスケルトンシステムを継承する最も初期に開発された第三世代機。ボック系列に加えて、ドルカス系列のバリエーションも吸収しており、派生機体数は系列別で最多を誇る。
- D-101 Dan(フォース[初期機体]、マーズ)
- 多数のミサイルを搭載した、VOX系の基幹機種。遠距離からの援護攻撃を得意とする。
- A-300 Age(フォース)
- 近~中距離戦を主眼とする軽戦闘タイプ。VOX系の中では比較的機動性に優れるが、装甲は薄い。
- J-500 Joe(フォース、マーズ)
- 第一世代のドルカスとほぼ同じ武装が特徴の機体。バランスの取れた攻撃性能を持つ。
- J-504 Jane(フォース、マーズ)
- ハンマーをチェーンソーに換装し、武装を左右反転させたJoeのバリエーション機。チェーンソーが非常に高性能な為、フォースの中では屈指の強機体として知られている。
- D-102 Danny(フォース)
- ミサイルポッドを更に追加したDanの火力向上型。Danとはミサイルの発射順や、誘導性能に差がある。
- B-240 Bob(フォース、マーズ[ボブ1号として])
- 第二世代のドルドレイ直系とも言える重装甲型。攻撃力と装甲に特化している。
- U-303 U-ta(フォース)
- 鋭角的な頭頂部と光学迷彩機能を持つレア機体。装甲は薄いが、VOX系の中では随一の機動性を誇る。
- M-400 Mariko(フォース)
- 脚部がホバーユニットになった支援型。機動性・装甲に優れる。
- T-400 Tetsuo(フォース)
- キャタピラ型の脚部が特徴の重火力型。機動性は劣悪だが、頭部からはグリス・ボック譲りのICBMを発射することが可能で、全VRの中でも図抜けた火力が持ち味。
- L-48 Lee(マーズ)
- ユニットスケルトンシステムに何も搭載していない、VOXの最初期型。機動性は良好だが、武装はライフル一丁だけと非常に心もとない。ゲーム中ではRW・LW系の射撃武器を持たず、判定が極端に狭いダッシュ近接以外に近接攻撃手段を持たないなど、ハンデ機体としての性格が強い。
- L-43 Loo(マーズ)
- 両肩のハードポイントにミサイルポッドを追加したVOX系の初期試作機。様々な速度のミサイルを撃ち分けられる。Lee同様にRW・LW系の射撃武器、ダッシュ近接以外の近接攻撃手段を持たず、ハンデ機体としての性格が強い。
- Dan Special Force(マーズ)
- Danのマイナーチェンジタイプ。ミサイルの性能が向上している。
- Joe Special Force(マーズ)
- Joeのマイナーチェンジタイプ。クローを射出した状態でも右ランチャーを使用できる他、クローも無制限に射出できる。
- B-242 Bob2(マーズ)
- 脚部がJoeと同じものになったBobのバリエーション機。防御能力が更に向上している。
[編集] マイザー系列
第六プラント「サッチェル・マウス」のアイザーマン博士による、サイファーの後継機種。サイファー同様に飛行形態(モーター・スラッシャー形態)への変形機構を備えている。バイパーIIから続く超軽量装甲、高い空中機動性能という特徴を受け継ぎ、空中ダッシュや滞空時間といった性能は他の第3世代型と比べても高い。見た目上はそれぞれ右手武器を持ち替えているだけだが、性能はかなり異なっている。
- MYZR Δ(フォース[初期機体]、マーズ)
- 多彩なS.L.C.ダイブを得意とする一撃離脱型。武装はサイファーとほぼ同一の構成。火力はやや乏しいが従来の空中発動に加え、地上発動、ジャンプからの急降下発動と、3タイプのS.L.C.ダイブを使用可能。
- MYZR Η(フォース)
- 火力重視型。ビームランチャー、マイクロミサイルを装備し、重量級にも引けを取らないほどにパワーは非常に高い。その代わりマイザー系列では群を抜いて空中機動性能が低い。飛行形態に変形して爆撃を行う特殊入力技(GMDチャージ)が使用可能。
- MYZR Γ(フォース)
- シールドのような大型ランチャー「レブナント37」を装備する。ショルダー・スパインからのトレース・ビームによる遠距離攻撃を得意とする。近接戦闘にも強く、フォースにおいては人気バーチャロイドの1つ。地上発動タイプのS.L.Cダイブが使用可能。
- MYZR ΔIV TypeR FairBianca(マーズ)
- 薔薇の三姉妹、シルビー・ファングの駆る指揮官機。基本的にはマイザーΔの性能をベースとしているが、ターボCW攻撃がマイザーΓのCW攻撃に近いものに変更されている。またS.L.C.ダイブ使用の際、CWゲージのみを消費し、RW・LWゲージを消費しない。
- MYZR ΔI Evelyn(マーズ)
- 薔薇の三姉妹、デボラ・バイトの駆る機体。基本的にはマイザーΔと同一の性能。S.L.C.ダイブ使用の際、RWゲージを消費しない。
- MYZR ΔI Charlotte(マーズ)
- 薔薇の三姉妹、ジェニファー・ポイズンの駆る機体。基本的にはマイザーΔと同一の性能。S.L.C.ダイブ使用の際、LWゲージを消費しない。
[編集] バル系列
第8プラント「フレッシュ・リフォー」がM.S.B.S.Ver.7(第3世代バーチャロイド用のOS)の実験用として開発した機体。前作のバル系列同様ERLの分離による攻撃が可能。また、バル系列2体でチームを組んだときのみ発動できる専用の特殊攻撃が存在する。
- BAL d MEORA(フォース[初期機体]、マーズ)
- 男性型の上半身と足の無い浮遊型の下半身を持つバル系列の基幹機種。同機種の中では機動性に優れる。
- BAL b CISTA(フォース)
- 下半身が二脚タイプとなったバル系列の最初期型。同機種の中ではバランスの取れた能力を持つ。
- BAL v TIGRA(フォース)
- 火力と防御力を優先させたタイプ。四脚という独特のフォルムが特徴。
- BAL m RINO(フォース)
- 女性型の上半身を持つ浮遊タイプ。メオラよりも更に機動性を優先させている。
- BAL m LANDA(フォース)
- 女性型の二脚タイプ。腰を大きくくねらせる奇怪なモーションで、一部のユーザーに人気の機体となっている。
- BAL s RIMSO(フォース)
- 四脚タイプ。他の女性型と同様、男性型と比べて機動性に勝り、装甲は劣る。
[編集] エンジェラン系列
フェイ-イェンと同様、リリン・プラジナーの独自ブランドから限定販売された機体。第二世代エンジェランの攻撃能力をそれぞれに分割し、支援に特化した能力をもつ。
- Angelan MH「慈愛」(フォース[初期機体])
- 防御に重点を置いたエンジェラン系列の基幹機種。武器の相殺性能に優れる他、パートナーのダメージを肩代わりする能力を持つ。
- Angelan WH「治癒」(フォース)
- 攻撃力を優先したタイプ。その名の通り、パートナーの状態異常を治療・予防することが可能。
- Angelan SH「慰撫」(フォース)
- 機動性に優れる。自機のライフを遠方のパートナーに分け与えることが出来る。
- Angelan WM「化鳥」(マーズ)
- マーズの仕様に合わせて攻撃能力を強化した主戦闘対応型。槍先の付いた杖を持っているのが特徴。
[編集] スペシネフ13系列
火星戦線に進出したサッチェル・マウス(SM-06)のマシュー艦隊に配備された特戦型VR。第二世代スペシネフの特徴的な攻撃能力を三つのバリエーションに分割している。
- スペシネフ13「罪」(フォース[初期機体]、マーズ)
- スペシネフ13系列の基幹機種。大鎌型のランチャーと先代から受け継いだ翼手裏剣が特徴。
- スペシネフ13「戦」(フォース)
- 戦斧型のランチャーを装備した近接戦型。先代譲りのアックスウェーブを持つが、命中精度が安定しない。
- スペシネフ13「終」(フォース)
- 相手の武装を封印する能力を受け継ぎ、さらに特化した支援型。鋸刀の様なランチャーを持つ。
[編集] 景清系列
アイザーマン博士の研究により、平家の武将「景清」の怨念をV.ディスクに定着させ、量産化に成功したという設定を持つ新系列。『マイザー系列』『スペシネフ系列』を使用中に時たま支給される機体で、この系列目当てに『マイザー系列』や『スペシネフ系列』を使い続け、支給を待つプレーヤーも多い。
スピードもあり、防御力も平均値に近いという典型的な近接特化形機体であるが、一部誘導性が高く、援護に使える武器があることから、同じ近接重視型の『アファームド系列』よりも遥かにフォースのルールにマッチしている部分がある。しかし、射撃のゲージ消費・回復効率が著しく酷いため、運用の際には慣れと戦略的な使用が必要となる。
- 景清「風」(フォース)
- 二振りの刀を装備し、二刀流で戦うタイプ。系列の中では装甲がやや薄めだが、空中機動性能に優れる。
- 景清「林」(フォース)
- 槍を装備したタイプ。刀装備型よりも近接攻撃の発生がやや遅いかわりに、全体的に射撃攻撃の飛距離が伸びている。
- 景清「火」(フォース)
- 太刀を装備したタイプ。間合いは狭いものの素早い近接攻撃を持ち、威力も高い。系列機中、最も装甲が厚い。
- 景清「山」(フォース)
- 長い近接リーチを誇る薙刀を装備したタイプ。景清特有の癖はあるものの、比較的射撃もできる型。近接攻撃の発生は刀装備型に比べると遅いが、リーチは全VR中でも最長クラス。
- 景清「凬」(フォース)
- 二振りの刀に分解することができる弓を装備したタイプ。
[編集] ガラヤカ系列
『フェイ-イェン系列』や『エンジェラン系列』と同じくプラジナー博士自ら手がけた"VR-11"をオリジナルとし、そのデータからサルベージされたものをVRとして再建した新系列。『フェイ-イェン系列』、『エンジェラン系列』を使用中に極稀に支給されることから、この機体を手に入れるためにその二系列を使用し続けるプレーヤーは未だに多い。
少女というよりは幼女を模したリリカルな姿と、軽装甲高機動からは想像が付かないほどのパワータイプであり、ボム型のLW、汎用性に優れたRW、高誘導のCWと『テムジン』と『フェイ-イェン』を足して割ったような武装から得られる攻撃力は安定性が高い。また、一定のダメージを連続して受けると、画面右下の「anger」ゲージが蓄積し、一定値になると特殊操作により、一定時間の間、スケールダウンした『ヤガランデ』として暴れまわることが出来る。この間、ジャンプ不能で回避性能は大幅に落ちるが、火力は中ボスで登場する『ヤガランデ』のそれと等しく、ダメージも食らうことが無いため、対戦相手にとっての脅威である。弱点としては機動性能に若干の癖があること、近接は苦手な部類に入ること、『ヤガランデ』変身後に「anger」ゲージが切れる、あるいはタイムアップの際に変身が解け、それと同時に『ヤガランデ』変身時のダメージを全て受けてしまう点がある。
フォースで新たに登場した系列の中で唯一マーズに参戦を為し得ているが、『ヤガランデ』変身機能は削除されている。
- 極破壊少女戦機 ガラヤカ(フォース、マーズ)
[編集] 小説で登場するバーチャロイド
ホビージャパンに連載された「One-Man Rescue」ならびに電撃ホビーマガジンに連載された「FRAGMENTARY PASSAGE」が初出のバーチャロイド。
[編集] 第1.5世代VR
オペレーション・ムーンゲート(O.M.G.)以降、次世代VRが登場するまでのVR。
[編集] ライデンシリーズ
O.M.G.以降徐々にその機数を減らしていきV.C.a2年ではわずか数機となっていた。S.H.B.V.D.では補充の見込みのない貴重な機体をフル活用すべく、機体ごとのカスタマイズが進められ、それぞれ別物といってよいほどの変貌を遂げた。
- ミミー・サルペン機
- 指揮官用OSを搭載し、肩部レーザーに合わせて手持ち武器を光学系のフラットランチャー(後にライデン512E1などの第3世代型ライデンが装備することになる)に変更することで、FCS(火器管制システム)を効率化している。
- ダッシュ・プロンガー機
- 装甲を軽量化し、FCSのカスタマイズにより射撃精度が向上している。
- エルデン・リットー機
- パワー重視のチューニングが施され、ガトリングガン等の重火器、ブースター付きの斧といった武器によるごり押し戦法を得意としている。リットーが戦死した後はステフォン・アイボリーが、さらにアイボリーの負傷によりイッシー・ハッターが搭乗する。
- ステフォン・アイボリー機
- アイボリーがリットー機に乗り換える前の機体。物語が始まった時点で既に撃破されていることもあり詳細は公表されていないが、作中の描写からすると剛直なリットー機とは正反対でアイボリーの緻密な戦闘スタイルに合わせたのものになっていた可能性がある。
- クレッグ・ブラゴ機
- 名前のみ登場。アイボリー機と同様に撃破されているため不明。
[編集] テン・エイティ(10/80)
[編集] テムジン四之影
「シャドウ」と呼ばれる謎のVRの一体。外見は黒い第1世代型テムジンであるが、白虹騎士団が標的とするシャドウとの関連は不明。何らかの秘密組織が運用し、機体自体も暴走VRではなく、高品質Vコンバータを用いた白虹騎士団のものに近いなど別物である可能性がある。 劇中では第2世代型アファームド8機を数十秒で撃破するという驚異的なスコアを記録しているが、これはM.S.B.S.Ver3.52の遠隔操作によるものであり、パイロットが直接搭乗した場合はどれだけの性能を発揮するのか未知数である。
[編集] バイパー540シリーズ
次世代VRのデータ収集用にバイパーIIを改良したVR。オプション装備で飛行形態をとることが可能であるが、人型モードへ変形する際にオプションを脱ぎ捨てる格好となるため、人型モードから飛行形態への変形はできない一方向のみの変形となる。とはいえ高機動型形態をとることにより戦線に迅速に配備できることは大きなメリットであった。これが後にサイファーへと繋がる。 三日月鹿之助が搭乗するSHタイプ、デボラ・バイトが搭乗するTGSタイプ、ジェニファー・ポイズンが搭乗するTGAタイプが確認されている。
[編集] ベルグドル(3M系)
使い勝手はともかくとしても、その安いコストからベルグドルはO.M.G.以降も大量に生産された。とはいえ幾度かのマイナーチェンジが施されて製造されたが、その最終型であるのがこの3M系である。従来のベルグドルとの相違点はほとんど見られない。基本設計も旧来のままであり、それに根ざした諸欠点は改良されていない。
[編集] ベルメイト
3M系ベルグドルをベースにした哨戒任務用の機体。頭部センサーユニットは高性能なものに置き換えられ、コクピットも複座となっている。
[編集] アファームド・ザ・リベンジャー
第1世代VRであるMBV-09をフルチューンした機体。R型とも呼ばれる。元々組織規模として大きいとは決して言いがたいRNAは少数精鋭を旨としていたが、DNAが第8プラントのテコ入れを受けてからはその圧倒的物量の力によって苦渋をなめさせられる事態をしばしば経験した。このため旧式化した機体も急遽サルベージし再調整を行なったうえで実践投入されることとなった。本機種もその中の一つである。総合力では第2世代に遠く及ばないものの、トンファーによる近接戦闘能力は投入されたV.C.a2年当時ではまだ十分強力であったし、加速性能主体として強化された機動性能もそれなりの評価を受けた。RNAは近接戦闘での決着に価値を見出していたわりに、意外にも出現してしばらく近接戦闘能力を重点的に強化した第2世代アファームドを保有しなかった(近接戦闘強化タイプはV.C.a3年にB型として採用される。が、これはR型の損壊が増えて本格的に代替機種が必要になったからという側面もある)ため、あえて本機種にこだわり使用し続けるパイロットも少なくなかった。