バージニア・リー・バートン

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バージニア・リー・バートン(Virginia Lee Burton, 1909年8月30日 - 1968年10月15日)はアメリカ合衆国絵本作家画家デザイナー。『ちいさいおうち』(The Little House)をはじめ、製作した多くの絵本は、アメリカ絵本の古典に数えられている。

伝記[編集]

マサチューセッツ州ニュートンセンター生まれ。奨学金を受けてカリフォルニア美術学校で絵画を学ぶ。そのかたわらバレエを学び、一時はダンサーを志したが、パートナーだった父親が骨折したことで断念。

1931年、ボストンで教えを受けたギリシア人の彫刻家ジョージ・ディミトリオスと結婚し、海辺の村フォリー・コーヴに住む。結婚後も絵本作家としては結婚前の生命を用いたが、デザイナーや画家として結婚後の姓名を用いた。

野菜や果物を栽培したり羊を飼育したりなど、自然を慈しんだ生活ぶりが、そのまま絵本の創作主題につながっている。素朴さをや自然との調和を尊重する一方で、文明のもたらす自然破壊に対して懐疑を投げかけている。

最初の絵本、『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』(CHOO CHOO)は長男アーリス(アリスティデス、1932年2月17日 - )のために、第2作『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』(Mike Mulligan and His Steam Shovel)は次男マイケル(1935年8月30日 - )のために、第4作『ちいさいおうち』(The Little House)は長女ドギー(デイジー)のために描かれた。『せいめいのれきし』(Life Story)は地球誕生から現代までを、生物学・地学・人類の歴史の全部を取り入れ、絵によって分かり易く描いている。1964年春、来日。

1968年10月、肺癌により死去。59歳没。

息子のアリスは後に父と同じく彫刻家になり、次男のマイクは実業家としてテーマパークや遊園地の運営に携わっている。

主な絵本作品[編集]