バーエンドバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
バーエンドバーとバーセンターバーを取り付けたとんぼハンドルの例。

バーエンドバー自転車の部品の一つ。ストレートハンドルやとんぼハンドルの末端に取り付けることにより、その欠点を補うものである。

ストレートハンドルは非常に強力なグリップ力を発揮する事ができるが、人間の手首はそもそも体の前にある水平の棒を握るのに適していない。また、動作が単調になりがちな長時間のツーリングでは、ハンドルの握り位置が1パターンしかないことが手首及び腕の疲労につながる。この欠点を補うための金属(カーボン製品もある)のバーがバーエンドバーであり、まっすぐなものから婉曲したもの、60mm程度のものから120mmを越えるものなど様々な形態がある。

メリット[編集]

前述のように、肩幅のラインと垂直になっているバーエンドバーを握ることは手首・腕の疲労を抑えることができる。

ハンドルの両端にやや上向きの角度で取り付けるため、登坂やダンシングの際に上半身の力を込めやすくなる。

右折・左折の際にバーエンドに手を置いておくことにより、いざという時のカウンター(車体の引き起こし)動作が容易になる。

デメリット[編集]

フック状のものがハンドルの端にあることにより、集団走行の際に危険が発生しやすいという意見がある。このためフラットバーでの参加が許可されているレースや集団走行会でも使用を禁止される事がある。

バリエーション[編集]

2005年頃より、バーエンドバーをハンドルの末端ではなくハンドルの中心付近につけることが日本の一部フラットバー乗りの間で見られる。これは「バーセンターバー」「触角バー」(昆虫の触角に似た見ためのため)と呼ばれることが多い。 肘ごと腕を預けて前傾姿勢を強化するDHバーの手のひら版ともいう事ができ、操舵性・操縦性は著しく落ちるが空気抵抗減少により走行スピードのアップに効果がある。