バンド・オブ・ブラザース

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バンド・オブ・ブラザース』(Band of Brothers)は、スティーヴン・アンブローズノンフィクション作品、およびそれを原作にした2001年製作のテレビドラマ第二次世界大戦におけるアメリカ陸軍第101空挺師団第506パラシュート歩兵連隊第2大隊Eイージー中隊[1]の訓練から対ドイツ戦勝利・終戦までを描く。

作品概要[編集]

登場する人物は全て実在する人物名で描かれている。スティーヴン・スピルバーグトム・ハンクスによってBBC/HBOテレビドラマシリーズとして制作された。話によって主人公が変わる作品であるが、総合的な主人公として登場したのがE中隊長リチャード・ウィンターズである(ダミアン・ルイスが演じた)。オープニングとエンディングには役者が演じていた実在の人物ら(E中隊長リチャード・ウィンターズなど)による戦争当時を振り返えるインタビューが入っており(必ずしも全話当てはまらない場合がある)、さらに実在の人物らによる演出も行われている。1話、約1時間10分ほど。

エピソード[編集]

  1. 『翼のために』 - Currahee
  2. 『ノルマンディ降下作戦』 - Day of Days
  3. 『カランタン攻略』 - Carentan
  4. 『補充兵』 - Replacements
  5. 『岐路』 - Crossroads
  6. 『衛生兵』 - Bastogne
  7. 『雪原の死闘』 - The Breaking Point
  8. 『捕虜を捉えろ』 - The Last Patrol
  9. 『なぜ戦うのか』 - Why We Fight
  10. 『戦いの後で』 - Points

キャスト[編集]

階級は第10話終了時のもの。

アルバート・ブライス二等兵について[編集]

アルバート・ブライス二等兵は、第3話『カランタン攻略』で首を負傷し、その傷が元で1948年に亡くなったとされている。しかし遺族の指摘により、1948年に死亡していないことが判明している。

第506パラシュート歩兵連隊のウェブサイトによると、ブライスがノルマンディで負傷した部位は右肩である。また、1944年9月にオランダに戦闘降下したとする宣誓供述書に署名がある。そのためマーケット・ガーデン作戦にも参加していると考えられる。その後朝鮮戦争では、第187パラシュート歩兵連隊に配属され一等軍曹として従軍している。1963年7月5日に一旦退役するも1967年8月1日に再入隊し、西ドイツに駐留する補給部隊[2]に配属される。しかし、その年の12月17日にヴィースバーデンで死亡している。最終階級は曹長である[3]。しかしこの事実について、ブルーレイなどには反映はされず1948年死亡とされたままである。

その他[編集]

各話ごとに監督が替わっており、第5話では、トム・ハンクス自らメガホンを取っていて、第8話には自身の息子であるコリン・ハンクスも出演している。

製作費1億2000万ドル、制作時間一年半もの時間と費用を費やされた。この作品の制作総指揮であるスティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスらが制作総指揮した太平洋戦争をテーマにしたHBO局のドラマ『ザ・パシフィック』が2010年3月14日より全米放送された。

受賞歴[編集]

原作[編集]

バンド・オブ・ブラザース -男たちの深い絆- (日本語訳版/2002年5月20日、並木書房より発行) ISBN 4-89063-146-1

脚注[編集]

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  1. ^ アルファベットのEは5番目を意味し、聞き違え防止のために第二次大戦当時のフォネティックコードでこれを「イージー」などと呼んでいたことから、「イージー・カンパニー」と呼ばれる。「カンパニー」(Company)とは、中隊のこと。
  2. ^ 11th Quartermaster Company, 8th S&T Battalion
  3. ^ MSG Albert Llithe, US Army,1942-1967 - Easy Company Members 1942-1945

関連項目[編集]

イラクで本作のオープニングを再現する101空挺師団と第三砲兵大隊兵士達

外部リンク[編集]