バンディアガラの断崖

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世界遺産 バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)
マリ共和国
バンディアガラの断崖
バンディアガラの断崖
英名 Cliff of Bandiagara (Land of the Dogons)
仏名 Falaises de Bandiagara (pays dogon)
面積 4000km2
登録区分 複合遺産
登録基準 (5) (7)
登録年 1989年
IUCN分類 天然記念物 (III)
公式サイト ユネスコ本部(英語)
地図
バンディアガラの断崖の位置
使用方法表示
バンディアガラの断崖
IUCNカテゴリIII(天然記念物
Falaise de Bandiagara.png
南方からみたバンディアガラの断崖
地域 マリ共和国モプティ県
面積 4,000 km²
創立日 1985年

バンディアガラの断崖(バンディアガラのだんがい、: La falaise de Bandiagara)は、マリ共和国ドゴン族居住地域となっている断崖。その壮観な自然環境と、マルセル・グリオールの紹介によって広く知られるようになったドゴン族の文化が保持されている地域であることから、ユネスコ世界遺産に登録されている。

この断崖の標高差は500mであり、幅は150kmに及んでいる。この断崖の所々や、断崖の裾野に、ドゴン族はおよそ700の村落を作り、25万人ほどが暮らしている。ドゴン族がこの地に定住を始める以前にはテラン族 (Tellem) たちの居住地として使われていたが、ドゴン族の流入によって追い出された。

ドゴン族は独自の神話体系を持ち、キリスト教イスラームに帰依することなくその神話を強固に保持し続けてきた。この神話の中には、シリウスに関する非常に高度な知見が含まれているとされ、オーパーツ的な知識として注目されたこともあるが、その後の調査では、ごく一部のドゴン族グループにしかシリウスに関する神話は存在しないことが判明、またそのシリウス神話に関しても、シリウスが連星であることが知られておらず、決して高度な天文知識は含まれていないことが判明している en:Dogon#Mythology

このように伝統文化を重んじて集落を営んできたドゴン族だが、都市への人口流出はこの地域にも見られる。また、観光客が押し寄せることによって、伝統的な儀式の位置づけなども変容しつつあることなどが指摘されている。

登録基準[編集]

国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと認定し、世界遺産として登録した(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
  • (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。

参考文献[編集]

  • ユネスコ世界遺産センター(監修)『ユネスコ世界遺産 (12) 中央・南アフリカ』講談社、1997年
  • 中川武 三宅理一 山田幸正(監修)『世界遺産を旅する・第12巻(エジプト・アフリカ)』近畿日本ツーリスト、1999年
断崖の近接光景

Icon of Sekaiisan.svg Icon of Sekaiisan.svg マリ共和国の世界遺産
World Heritage Sites in Mali

文化遺産
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複合遺産
バンディアガラの断崖
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座標: 北緯14度21分32秒 西経3度35分42秒 / 北緯14.35889度 西経3.59500度 / 14.35889; -3.59500