バルテル・リッツォ

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バルテル・リッツォ(イタリア語: Valter Rizzo) はフィギュアスケートのコーチで振付師。元アイスダンス選手。同時に職業として消防士も務めている。アイスダンスのパートナーブリュンヒルデ・ビアンキは妻、フィギュアスケート選手のマッテオ・リッツォは息子である。

名称について[編集]

2013年全日本フィギュアスケート選手権の放送中、アナウンサーは「ヴァルター・リゾ」と発音していた。

経歴[編集]

11歳でペア選手として開始するが12歳でアイスダンスに転向、ブリュンヒルデ・ビアンキと長くパートナーを組み、1985年のヨーロッパ選手権で13位に入る。その4年後、同選手と結婚して2児をもうけた。息子はフィギュアスケート選手のマッテオ・リッツォである。

現在はフィギュアスケートコーチの傍ら、消防士も務めている。

コーチ[編集]

現役引退後はコーチ業を始め、フェデリカ・ファイエラ & マッシモ・スカリなどイタリアの選手を数多く指導している。 ニコライ・モロゾフと親交があり、かつてはモロゾフのアシスタントコーチも務めていた[1][2][3]

日本では安藤美姫の2013-2014シーズンのコーチを務めたことで知られている。またアイスダンスのキャシー・リード & クリス・リードのコーチもかつて務めていた。

指導した主な選手[編集]

出典[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 安藤美姫の新コーチ決定 モロゾフ氏の知人 j-castニュース 2013/9/29 12:22
  2. ^ 美姫の新コーチ“優しいおじさん”で大丈夫?美姫の新コーチ“優しいおじさん”で大丈夫? 2013年11月14日 16時00分
  3. ^ 美姫の今季コーチにリッツォ氏 復帰戦サポート スポニチ 2013年9月28日 22:26