バラシンガジカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| バラシンガジカ | |||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バラシンガジカ Cervus duvaucelii
|
|||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
| VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
|||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Cervus duvaucelii Cuvier, 1842 | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| バラシンガジカ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Barasingha Swamp deer |
バラシンガジカ(Cervus duvaucelii)は、動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)シカ科に分類されるシカ。別名インドヌマジカ。
目次 |
[編集] 分布
[編集] 形態
体長180cm。尾長12-20cm。肩高110-135cm。体重170-182kg。頸部には鬣状に体毛が伸長する。腹面は淡黄色の体毛で被われる。
眼下部にある臭腺(眼下腺)は発達する。蹄は長い。これにより接地面が大きくなり、ぬかるんだ場所でも足をとられずに移動する事ができる。後肢の踵には臭腺(中足腺)がない。
夏季は背面が赤褐色、冬季には背面が黄褐色の体毛で被われる。幼獣は白い斑点が入る。
オスには左右に5-7本ずつ枝分かれした角がある。和名や英名(barasingha)は「12本の角」の意。角の長さは89cm。
[編集] 分類
ションブルグジカを本種の亜種とする説もある。
3亜種に分かれるとされる。
- Cervus duvaucelii duvaucelii Cuvier, 1823 - など
[編集] 生態
標高100-300mにある落葉広葉樹林内にある沼地や湿原などに生息する。薄明薄暮性で昼間は茂みの中で休む。
繁殖形態は胎生。妊娠期間は240-250日。1回に1頭(まれに2頭)の幼獣を産む。
[編集] 人間との関係
開発による生息地の破壊、角目的の乱獲などにより生息数は減少している。1995年における生息数はインドの個体群が3,500-4,000頭、ネパールの個体群が約1,900頭と推定されている。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 今泉忠明 『絶滅野生動物の事典 4版』、東京堂出版、2003年、106頁。
- 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社、1986年、84頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、42-43、152頁。
[編集] 外部リンク
- CITES homepage
- IUCN Red List - Home Page -
- Duckworth, J.W., Samba Kumar, N., Chiranjibi Prasad Pokheral, Sagar Baral, H. & Timmins, R.J. 2008. Recervus duvaucelii. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.1.
- 環境省