バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズの登場人物

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バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズの登場人物(バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズのとうじょうじんぶつ)では、アメリカ映画バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』に登場する架空の人物について解説する。

主要人物[編集]

マーティ・マクフライ (Marty McFly)
演:マイケル・J・フォックス
吹き替え:山寺宏一(ソフト版)/三ツ矢雄二(テレビ朝日版、フジテレビ版PART2、日本テレビ版PART3)/織田裕二(フジテレビ版PART1)/宮川一郎太(BSジャパン版PART1)
この作品の主人公で、年齢は1985年時点で17歳。本名は「マーティン・シェイマス・マクフライ(Martin Seamus McFly)」であり、周囲からは愛称の「マーティ」で呼ばれる。ミドルネームはPART3に登場する同名の先祖からとられている。
ロックペプシが好きな高校生で、ギター演奏が得意。1985年では「ピン・ヘッズ」という名のバンドを結成しているが、PART1で行われたオーディションでは「音が大きい」として不合格になっている。ほかにもスケボーと銃の早撃ちが得意。図書館司書のために配布される雑誌『RQ』を所持している。PART1でドクとの約束前に寝ている場面で寝相が悪かったり、1955年の喫茶店でひじをつけて頭をかしげる等、父ジョージに同様の癖を持つ。
PART1では自分とドクを救うために、PART2では息子を救うため、そして自分のせいで引き起こされた1985年のゆがみを修復するために、PART3ではドクを救うため、タイムスリップし各時代で奮闘する。
基本的に真面目な常識人で、奇天烈な言動の多いドクに対して度々ツッコミを入れる役割も担っている。一方で挑発に弱く、特に「チキン(腰抜け)」と呼ばれるとすぐカッとなる気質であり、全編(特にPART2以降)を通して窮地に陥っている。その短気が理由で1985年にロールス・ロイスに接触して自動車事故を起こすことがPART2で語られており、2015年ではその後遺症のためミュージシャンの夢を絶たれ、17歳当時からは想像もつかないほどぎこちなくギターを弾く姿が見られる。おそらく家庭崩壊の原因もそこにあると思われる。
しかし全編を通した経験の結果、PART3ではその短気を克服し、明るい未来の可能性が示唆されている。
ヒルバレー郊外にあるリヨン団地在住で、2015年にはヒルデイル(1985年では高級住宅街だが、2015年では治安の悪い貧民街に成り果てている)に住むことになっている。
1955年(PART1、2)では「カルバン・クライン」、1885年(PART3)では「クリント・イーストウッド」といずれも成り行きで決まった偽名を使っている(それ故にPART3では、1985年に帰った時に峡谷の名が「イーストウッド峡谷」に変化している)。
口癖は「This is heavy(ヘヴィな話だ、ヘヴィだ).」。彼がこれを言うと、1955年のドクは当初「未来ではそんなに物が重いのか?」と科学的観点から真剣に反論している[1]。PART3では逆にマーティが「Great scott!」と言い、ドクが「This is heavy.」と返す場面が一度だけあった(朝のヒルバレーを散歩するシーン)。また「Perfect(完璧だ).」をあまりにも困難な状況に陥った際に皮肉をこめて何度か発している。
エメット・ラスロップ・ブラウン(ドク)(Dr. Emmett Lathrop. "Doc" Brown)
演:クリストファー・ロイド
吹き替え:青野武(ソフト版)/穂積隆信(テレビ朝日版、フジテレビ版PART2)/三宅裕司(フジテレビ版PART1)/磯部勉(日本テレビ版PART3)/山寺宏一(BSジャパン版PART1)
マーティの親友の科学者発明家。天才的な変人の科学者であることを表象するため容貌は大きな鼻・ボサボサの白髪頭というアインシュタイン博士のイメージを踏襲している[2]。彼の家系は1908年にヒルバレーへ渡ってきたとされ、その当時の姓はフォン・ブラウンズ(Von Brauns)といった。現在の姓は彼の父が第一次世界大戦中に改名したものであるという[3]。1985年時点で65歳。
ヒルバレーでは変人としてよく知られているらしく、PART1ではストリックランドがマーティに「関わると危険」と説教しており[4]、PART2の改変された1985年では精神病院に入れられてしまっている(修復後は表彰されることになった)。事実、目的のためには見境のない行動をとることが多く[5]、彼とまともに付き合っている人物はマーティとジェニファーの2人ぐらいである。科学者だが、彼がクララに述べたところによると特定の専門分野はなく、あらゆる分野がその研究の範疇であるという。実際に彼の発明品は広範囲の知識を必要とするものが多い。下戸であり、ウィスキー一杯で昏倒するほど。独立記念日にも同様のことがあったらしい。
1955年11月5日に洗面所で転んで洗面器に頭をぶつけ、タイムマシン理論を閃いたが、実現には30年かかった。1955年当初はリバーサイド通り(1985年ではジョン・F・ケネディ通り)1640に位置する豪邸に住んでいたが、PART1冒頭の新聞で確認できるところによると後に本館は火事で全焼し、土地を売って1985年にはバーガーキングになっている。トレーラーを所持しており、そこには「ブラウン博士の科学サービス」と書かれている。本人の発言によれば、それらの収入をすべて投入してタイムマシンを開発したと思われる。
とてつもなく理屈っぽく、何事に対しても論理的に物事を考える性格であり、しばしば「何が正しいかは頭で決めなければならない」とマーティを諭している(PART3では逆にマーティからそれを指摘されることとなる)。タイムトラベル理論に関しては「時空連続体」という概念を提唱しており「ある1つの歴史的矛盾が別の大きな矛盾を生み、それが繰り返されることでやがて時空全体が崩壊する」という仮説を立てている。これを防ぐために「この一件が片付いたらデロリアンを壊せ」とマーティに忠告したこともあった。一方、PART3でマーティの短気を諌めており、その際に口をすべらせ、マーティが起こすはずの自動車事故のことを一瞬持ち出してしまった。
1885年にタイムトラベルした際は鍛冶屋を営んでいたが、本来は渓谷に落ちるはずだった女性教師クララ・クレイトンを救出し、一目で恋に落ちてしまう。その後蹄鉄のトラブルでビュフォード・タネンに射殺される運命となるが、マーティによって阻止され、さらにクララと結婚しジュールとベルヌという二人の息子をもうけ、蒸気機関車改造したタイムマシンを新たに開発してマーティとジェニファーに再会する。
口癖は「Great Scott!(なんということだ、なんてことだ)」[6]。PART3では逆にマーティがこの台詞を言い、ドクがマーティの口癖を言う場面が見られる。
西部劇をこよなく愛しており、1985年、1955年、1885年いずれも西部開拓時代の拳銃コルト・シングル・アクション・アーミーを所持している。PART3ではライフルに自作のスコープを装備し、マーティが吊るされた縄を撃ち抜くといった見事な腕前を披露しており、その直後ビュフォード達に対して「500メートル先の犬の背中のノミでも撃ち落とせる」と啖呵を切っている。また、ジュール・ヴェルヌの大ファンで、彼のベストは「海底二万里」。子供の名前もそれに由来する。
2015年を訪れた際に若返りの整形手術を受けており、同時に血液や脾臓、結腸の交換もして実質的に30~40年ほど寿命が延びている。1985年に戻ってきた際には、マーティが自分だと分かるように老けメイクで変装していた。

マクフライ家[編集]

ジョージ・ダグラス[7]・マクフライ(George Douglas McFly)
演:クリスピン・グローヴァー/ジェフリー・ワイスマン
吹き替え:富山敬(ソフト版、フジテレビ版PART1)/古川登志夫(テレビ朝日版PART1)、千田光男(テレビ朝日版PART2)/加瀬康之(BSジャパン版PART1)
マーティの父親。1938年8月18日生まれ[8]。気弱な性格で、学生時代からつねにビフにカモにされており、1985年でもその関係はまったく変わっていない。SF作家になることが夢であり、学生時代には実際に小説を執筆していたが、気の弱さが災いし、1985年ではうだつの上がらない単なる会社員になっている。ロレインとの出会いは、彼女の父親がジョージを車で跳ねてしまったことだが、その原因はジョージが女性の着替えを覗き見していて木から落ちたことであった。
1955年では校内で何者かの手で背中に「僕を蹴ってくれ(Kick me)」と書かれた紙を貼られており、男子生徒に一方的に蹴られていた。
喫茶店でひじをつけて頭をかしげる癖があったり、未公開シーンでマーティが異星人に扮した際にクロロホルムで寝かされたときの寝相が悪いという場面がある。それらの癖は息子のマーティに表れている。
マーティの1955年へのタイムスリップによって事情が変わり、結果ビフを殴り倒して自信をつけ、新たな1985年では小説家として大成する。処女作[9]は『宇宙で作られた出会い(小説版では「宇宙製マッチ」と誤訳されている)』(Match Made in Space)。表紙にはダース・ベイダー風の異星人が上かけにくるまった男に話しかけている絵が描かれている事から、1955年における自身の体験をもとに書いたものだと思われる[10](映画版では、放射能防護服に似た風貌の異星人が、向かい合う若い男女の間に立っている絵が表紙である)。
PART2のビフによる改変後(1985年A)では、1973年3月15日にビフに射殺されている。
2015年でもロレインと二人でゴルフを楽しむなど幸せな結婚生活を送っている。PART2の初期のスクリプトによれば、『宇宙で作られた出会い』がテレビでシリーズ化され、古典的名作扱いされる[11]ほど、小説家として大成した。
名字にMcと付くアイルランド系であり、ビフに「アイルランド虫」と呼ばれるシーンがある。
ロレイン・ベインズ・マクフライ (Lorraine Baines McFly)
演:リー・トンプソン
吹き替え:佐々木優子(ソフト版、フジテレビ版PART1)/高島雅羅(テレビ朝日版)/日野由利加(日本テレビ版PART3)/小林沙苗(BSジャパン版PART1)
マーティの母親。1938年生まれ。旧姓ベインズ。酒飲みで中年太りの堅物で、「自分が若い頃はそんなこと考えたこともなかった」が決まり文句。しかし、1955年当時はそう言われ続けて育ったマーティが仰天するほど奔放な性格であり、マーティが思わず「痩せてる!」と口にするほどスレンダーな美少女であった。
ジョージと付き合うことになるきっかけは典型的なナイチンゲール症候群で、父親の車に跳ねられたジョージを看病し、彼の弱々しさに母性本能を擽られ恋に落ちた。そして魅惑の深海パーティでキスしたとき「この人と結婚するんだ」と確信したと回想する。
マーティの介入によって事情一転し、一度はジョージの代わりに車に跳ねられたマーティに恋をしてしまう[12]が、ビフを殴り倒したジョージに惚れ直し、魅惑の深海パーティでキスをする。そうした数々のことがきっかけとなり、新たな1985年では細身で男女交際を認める開放的な性格の母親となった。
PART2での1985年Aの世界においては、ジョージが殺され未亡人となった後に、ビフに無理矢理結婚させられた上豊胸手術までさせられていた。またストレスのせいか飲酒が目立つ。
若いころはかなり口が悪く、ビフに対して「Get your meat hooks off of me!(<肉を吊るすフックのような>汚い手で私に触るな!)」などと言っている。
しかも、ビフの向こう脛を蹴って、箱で頭まで殴ってあしらった。
リンダ・マクフライ(Linda McFly)
演:ウェンディ・ジョー・スパーバー
吹き替え:亀井芳子(ソフト版PART1)/滝沢ロコ(テレビ朝日版PART1)/さとうあい(フジテレビ版PART1)/冠野智美(BSジャパン版PART1)
マーティの姉。1966年7月3日生まれ。母の話す「魅惑の深海パーティ」を「海のおさかなパーティ」と揶揄し、呆れている。本来の1985年ではどこかうだつの上がらない女性だったが、改変された1985年ではボーイフレンドが数人いる明るい女性に変わっている。
デイヴィッド・マクフライ(David McFly)
演:Marc McClure
吹き替え:星野充昭(ソフト版PART1) /幹本雄之(テレビ朝日版PART1)/江原正士(フジテレビ版PART1)/佐藤せつじ(BSジャパン版PART1)
マーティの兄。1963年12月5日生まれ。本来の1985年ではハンバーガーショップ(バーガーキング)のアルバイトだが、改変後の1985年ではスーツ姿でビジネス誌「フォーブス」を読む一会社員として立派に働いている。また本編ではカットされているが(DVDに未公開シーンとして収録)、PART2での1985年Aでは酒浸りになった姿で登場している。
アーサー・マクフライ (Arthur McFly)
ジョージの父。小説版のPart 1のみに登場[13]。16歳のとき第一次大戦に志願してフランスに行ったが、一戦もしないうちに年齢が足りていない事がばれて本国に送り返された[8]。ジョージがカレッジに進みたいと言ったときに「(入学試験を受けたとしても)おまえに勝ち目はない」[13]と言う等、何かしても必ず失敗すると言い聞かせている為、ジョージはいくじなしに育ってしまった[14]
シルビア・マクフライ(Sylvia McFly)
ジョージの母。Part 1の小説版で、マーティとジョージの会話中に名前が登場[8]

ベインズ家[編集]

他にも、1955年の時点でステラーは妊娠しているので、ロレインにはもう一人妹(ないし弟)がいる事になる。PART2の初期のドラフトには、1967年の夕食に11歳のエレンが出てくる[15]

サミュエル・ベインズ
マーティの母方の祖父(ロレインの父)。彼が車で跳ねたことがきっかけでジョージとロレインは結婚するが、タイムスリップしたマーティが代わりに跳ねられてしまう。夕食時には、初めて購入したテレビのセッティングにかかりきりになっていた。
自分の孫とは知らず、マーティを「いかれてる」「両親もいかれてる」と評し、更にロレインに対して「あんな子を産んだら勘当」などと放言した。
ステラー・ベインズ
マーティの母方の祖母(ロレインの母)。ダウンベストを着たマーティを「救命胴衣を着た船乗り」だと思い込み、「船はいつ港に着いたの?」と尋ねる。「家にテレビが二台ある」と言ったマーティを、1955年当初の感覚から信じられず、冗談だと笑い飛ばしていた。ロレインによるとマーティーが人を叱るときの雰囲気は彼女にそっくりとのことである。
ミルトン・ベインズ
ロレインの弟で、ベインズ家の長男。1955年の時点で12歳[16]。夕食の食卓ではデイビー・クロケットの帽子を被っている。家に初めてテレビがきた際「家に二台ある」と言ったマーティを1955年当初の感覚から金持ちだと驚く。また、1955年当時の新番組を「再放送で見た」と言ったマーティに不審がる。
サリー・ベインズ
ロレインの妹で、ベインズ家の次女。1955年の時点で6歳[16]
トビー・ベインズ
ロレインの弟で、ベインズ家の次男。1955年の時点で4歳[16]
ジョーイ・ベインズ
ロレインの弟で、ベインズ家の三男。1955年の時点で生後11ヶ月[16]
1985年では服役中、1955年にマーティと会った際には幼かったためベビーベッドにいて、どちらも「囲いの中」であることをマーティに皮肉られた。またPART2では改変された1985年のビフの台詞で名前が登場しているが、改変後でも服役中のようだ。

未来のマクフライ家[編集]

ジェニファー・ジェーン・パーカー (Jennifer Jane Parker)
演:クローディア・ウェルズ(PART1)/エリザベス・シュー(PART2・3)
吹き替え:勝生真沙子(ソフト版)/佐々木優子(テレビ朝日版)/坂本千夏(フジテレビ版PART1)/岡寛恵(日本テレビ版PART3)/白石涼子(BSジャパン版PART1)
マーティの彼女で、後に結婚して一男一女をもうける。また「ドクがいつも言ってるように…」とドクの言葉を引用したことから、ドクとも親しいものと思われる。
PART1のラストおよびPART2において、成り行きからタイムマシンに乗って2015年まで連れて行かれた上、ドクに催眠装置で眠らされてしまっている。その後放置されていたところ警察により未来の自宅へ運ばれ、自分達の家庭が惨憺たるものであることを知る。年老いた自分と対面したショックで気絶して1985年Aへ運ばれ、マーティとドクによって自宅のハンモックに寝かされる。PART3のラストでは、車で迎えに来たマーティに起こされ、ドクと別れの挨拶をした。
なお、PART2の初期スクリプトでは、マーティとジェニファーの関係はさらに惨憺としており、マーティが投資に失敗した事から一家は借金を背負う事になる。ジェニファーは家計を支える為に警備員になり、ストレスからアルコール中毒になったうえ、最終的には離婚してしまう[15]
マーティ・マクフライ・Jr.(Marty McFly Junior)
演:マイケル・J・フォックス
吹き替え:山寺宏一(ソフト版)/三ツ矢雄二(テレビ朝日版)
マーティとジェニファーの長男。容姿はマーティと瓜二つだが、父親とは正反対で意気地なしの弱虫。マーティ本人曰く「腰ぬけだ」。グリフに言われるまま窃盗事件を起こして逮捕され、マクフライ家を崩壊に導くはずだったが、この事件はマーティとドクの手により阻止される。
マーリーン・マクフライ(Marlene McFly)
演:マイケル・J・フォックス
吹き替え:山寺宏一(ソフト版)/三ツ矢雄二(テレビ朝日版)
マーティとジェニファーの長女。ジュニアの妹。強盗事件を起こし投獄された兄を脱獄させようとして逮捕されるが、事件はマーティとドクの手により阻止された。

1885年のマクフライ家[編集]

シェイマス・マクフライ(Seamus McFly)
演:マイケル・J・フォックス
吹き替え:山寺宏一(ソフト版)/三ツ矢雄二(テレビ朝日版、日本テレビ版PART3)
マーティの玄祖父(祖父の祖父)で、荒地のただ中でマクフライ農場を経営している。各時代に登場するマクフライと違い、弱虫らしい雰囲気はなく、ごく普通の青年。ジョージの先祖だが、髭が無ければマーティと瓜二つである。
農場に文字通り転がり込んできた(落ちてきた)マーティを介抱して夕食を振る舞い、宿(納屋だが)を提供した上に帽子までプレゼントした親切な人物。ここまでの親切をほどこしたのは、マーティに他人とは思えぬものを感じたからと述べている。
ビュフォードの挑発に乗って決闘の約束をしてしまったマーティに、「あんな奴を相手にすることはない。彼を相手にしないからと言って誰も君を笑わないのに。君は彼のルールでやる、彼のやり方にはまってしまったんだよ。」と詰め寄った。
マーティとビュフォードの決闘時にも、「胸騒ぎがする」からと酒場に顔を出し、決闘の行方を見守る。ビュフォードに撃たれ一時は死んだと思ったマーティの勝利を見届け、ガッツポーズで応えた。
「マクフライ(McFly)」という頭に「Mc」が付く苗字から、アイルランド移民であることが分かる。
マギー・マクフライ(Maggie McFly)
演:リー・トンプソン
吹き替え:佐々木優子(ソフト版)/高島雅羅(テレビ朝日版)/日野由利加(日本テレビ版PART3)
マーティの玄祖母でシェイマスの妻。アイルランド訛りで話す(既婚女性を指す「ミセス」を「ミサス」、「私の」を意味する「My」を「Me」と発音している)。ソフト版での吹き替えはその訛りを意識してか、シェイマスと揃って東北弁で喋っている。文字通り転がり込んできたマーティを介抱するが、宿を貸すことに関しては不安感を示した。
マクフライ家の先祖だが、なぜかロレインと瓜二つである。これに対しボブ・ゲイルロバート・ゼメキスは、「リー・トンプソン無しのバック・トゥ・ザ・フューチャーなど考えられなかったから」だと答えている。また、男性なら誰でも自身の母親に似た人を妻に選ぶものなので、マクフライ家の男達は皆マギーに似た女性を順に選んでいったのだとも説明されている[17]
ウィリアム・マクフライ(William McFly)
演:マイケル・J・フォックス(1955年での写真)
マーティの曽祖父。シェイマスとマギーの長男で、マクフライ家で初めてのアメリカ生まれ。1885年当時はまだ赤ん坊で、他人には決して懐かないにも関わらず初対面のマーティに懐き、そのためシェイマスはマーティを信用した。またその際マーティの膝に粗相をしている。
マーティン・マクフライ(Martin McFly)
シェイマスの兄弟(劇中では「Brother」としか語られず、兄か弟か不明のため翻訳により異なっている)。すぐカッとなる気質で「腰抜け」と言われるのに我慢ならず、そのために酒場でナイフで刺され死亡したとシェイマスに語られる人物。シェイマスは彼を「人生を棒に振った馬鹿な奴だ」と評しており、マーティが自身の短所を改めるきっかけにもなった。皮肉にもマーティの本名と同名。

ビフと彼に関連する人物[編集]

ビフ・タネン(Biff Howard Tannen)
演:トーマス・F・ウィルソン
吹き替え:谷口節(ソフト版)/玄田哲章(テレビ朝日版)/島香裕(フジテレビ版PART1)/斎藤志郎(日本テレビ版PART3)/新垣樽助(BSジャパン版PART1)
ヒルバレーに住む不良で、ジョージやロレインとは高校時代の同級生。全編を通しての悪役。ロレインに気があり、力ずくで自分のものにしようとしているが、一部(後述)の時代を除いてロレインはジョージの妻になっているため、あきらめている。一方でロレインの親族に対しては「ロレインによろしく」と述べて立ち去るのがお約束となっている。
当初の1985年では会社員(ジョージの上司)で、ジョージの車で飲酒運転して事故を起こし「死角があった」と難癖をつけジョージをなじるなどしている。特になじる時に、頭をコツコツと叩きながら「Hello, hello, anybody home?(吹き替え版によっては、「ハロー、もしもし、誰かいますか?」「コンコンコン、お留守ですか?」などと訳される)」と言ったり「Think Mcfly, think!(考えてもみろ!)」と言ったり、「靴紐がほどけてるぞ」などと言って相手に下を向かせて叩いたりするのも、全シリーズ共通している。
1955年では高校生で、手下を三人引き連れて46年製フォードを乗り回し、当時から町や学校で暴虐を働いていた。
PART2では、肥やしまみれになった愛車を修理工場に取りに自宅を出ると、5人の子供達がボール遊びをしていてボールが目の前に転がってきた際、返すどころが他人の家のベランダに「お前らが取りに行け!」と投げ込んだ。修理工場に着いたとき、車は修理されていたが、修理代300ドルを踏み倒した。また、パーティに行く前に祖母に「車庫の電気を切ってから車を出しなさい!」と注意されたが、電気を切らずに学校へ行った。
マーティの介入によって歴史が改変され、1955年の「魅惑の深海パーティ」でジョージに殴り倒される(ジョージとロレイン曰く「彼の存在も恋に落ちるきっかけ」)。これによって自信をつけたジョージに頭が上がらなくなり、1985年では自動車整備業を営み、表面上すっかり丸くなってしまっている。
PART2の2015年では老人として登場し、すっかり孫のグリフにこき使われてしまっている。その後ドクとマーティの話を盗み聞きしてデロリアンがタイムマシンである事を知り、デロリアンを盗んで1955年の自分にスポーツ年鑑を手渡し富豪となることを目論む。その結果1985年を改変してしまい、(1985年Aの)ビフはアメリカ一の富豪としてヒルバレーを牛耳り、ジョージを射殺、ロレインと結婚し豊胸させるなど暴虐の限りを尽くしていた。ビフが歴史を変えてしまったことを知ったマーティとドクが、1955年のビフの手から年鑑を取り戻すために「娯楽のパラダイス」でいきさつを聞いたあとで、ビフはS&W M60を出してマーティを撃とうとしたが、恒例のだまし討ちで灰皿を投げつけられ失敗(しかし避けれた)。それでも銃を連射するが屋上にマーティを追い詰めるが、駆けつけたデロリアンのドアで殴り倒される。1955年、ビフの愛車を追跡して来たマーティが車上で年鑑の争奪戦の末、マーティが勝って建設予定地の裏で年鑑を焼却したことで1985年は元に戻り、再び愛想のいいビフとしてPART3のラストに登場した。
ちなみに「バック・トゥ・ザ・フューチャーの秘密」で没シーンとして公開された部分では、過去を改変して2015年に戻ってきた直後に消滅してしまっている。これは、改変された1985年以降にロレインによって射殺されため、タイムパラドックスが発生した結果である。Part2本編での2015年へと戻ってきたシーンをよく見ると、ビフが苦しみながらデロリアンから降りているのがわかる。
口癖は「Butthead.」と「Why don't you make like a tree and get outta here?」である。頭が悪いため、後者は用法を間違っており[18]、PART2で若いビフは老人ビフから間違いを指摘された[19]。また、ロレインに「That's as funny as a screen door on a battleship.」と言うが、直後にマーティに訂正されている(正しくは「That's as funny as a screen door on a submarine.」(「潜水艦に付いた網戸みたいに馬鹿馬鹿しい」という意味))[20]
ちなみにビフを初めとするタネン一族はPART1、PART2、PART3でそれぞれ肥やしまみれになるという災難に遭っている(1955年のビフは2回も肥やしまみれになっている)。
また、タネン一族とマクフライ一族は各世代(1885年のビュフォードとシェイマス、1955年のビフとジョージ、2015年のグリフとマーティJr.)で絡むことが多いが、マーティの代(つまり1985年時点)ではビフの子供と絡むどころか登場すらしていない[21]
グリフ(Griff)
演:トーマス・F・ウィルソン
吹き替え:谷口節(ソフト版)/玄田哲章(テレビ朝日版)
2015年のビフの孫。町の不良で、マーティJr.に強盗を働かせた張本人。ビフ以上に頭の悪さが目立ち、手加減を知らない。ドク曰く「頭の回路がショートしている」そうである。マーティに騙し討ちされそうになったが、左手首に付けている相手のパンチを察知する機械のおかげで引っかかることはなかった(BD-BOX特典のトリビアより)(しかしその直後、力いっぱい金的を蹴られて逃げられる)。その後、ホバーボードで逃げるマーティを自分の車の後ろで待ち構えてバットで殴ろうとしたが、テールランプを壊した。ホバーボードをトランクから出して全員でマーティを追い詰めようとしたところ、勢い余って裁判所に突っ込み、建造物損壊罪で逮捕された。
ちなみに、頭に被っているヘルメットの形は1955年のビフの髪型を再現したものである。
ビュフォード・タネン(Buford Tannen)
演:トーマス・F・ウィルソン
吹き替え:谷口節(ソフト版)/玄田哲章(テレビ朝日版)/斎藤志郎(日本テレビ版PART3)
1885年のビフの先祖で、ヒルバレーの悪党。早撃ちの名手で、判明しているだけでも12人は射殺している。よだれを垂らす癖があることから“Mad Dog”(マッド・ドッグ、狂犬)とあだ名されるが、本人はこのあだ名を嫌い、そのあだ名で記事を書いた新聞記者を射殺したことがある。マーティの足元に銃で撃って踊らせた上、投げ縄で捕らえて馬で引きずり回し、更にそれを首に巻きつけて絞殺しようとするなど、各時代のタネン一族のなかで最も粗暴かつ非道な男である。
料金を支払わなかった蹄鉄が外れて振り落とされた際にウィスキーの瓶を割り、その際怒りで馬を射殺したとして合計80ドルの謝料を請求し、拒否したドクを町のフェスティバルでデリンジャーを使い背後から射殺した。だが、マーティが介入したことで射殺されることを知ったために反応が変わり、背後から撃たれず、正面から撃つという展開になった。しかしマーティにパイ皿をぶつけられて1発しか無かった銃弾を外され、マーティを挑発して決闘に持ち込む。決闘で戦う気の無いマーティを撃ったが、偶然小屋で見つけたストーブの蓋による即席防弾チョッキで弾を防がれて、銃を蹴落とされ、ボディブローを噛ますが一切効かない上に拳まで痛めてしまった。そしてマーティに徹底的に殴り飛ばされ肥やし荷車に倒れ込み、駆けつけた保安官に馬車強盗の容疑で逮捕された。
ビフの手下
ビフがいつも引き連れている三人の少年達。愛称はそれぞれ外見からとられており、3D眼鏡をかけている3-D(ケイシー・シーマズコ)、いつもマッチを咥えているマッチ(ビリー・ゼイン)、そしてスキンヘッドのスキンヘッド(J・J・コーエン)。
吹き替え(3-D):大塚芳忠(テレビ朝日版PART1)、星野充昭(テレビ朝日版PART2)
吹き替え(マッチ):大滝進矢(テレビ朝日版PART2)
吹き替え(スキンヘッド):星野充昭(ソフト版PART1)/二又一成(テレビ朝日版PART1、PART2)
PART2の1985年Aでは、富豪となったビフの手下として中年男性の姿で登場する。3-Dのサングラスは3D眼鏡同様、左右で赤青になっている。
ちなみにPART2のグリフ、PART3のビュフォードにもそれぞれ三人の手下がいる(うち、グリフの手下の1人は女性(スパイク)、もう1人(ホワイティ)は自身の所有しているホバーボートのデザインから判断して日系人である)。

その他[編集]

Part 1の登場人物[編集]

アインシュタイン
1985年時のドクの愛犬。世界で初めてのタイムトラベラーでもある。
PART3の1955年にマーティがドクとの会話の中でこの愛犬の名を発した際、まだ飼っていなかったため(人物の方を想像したのか)何の事か理解できなかった(なお、1955年時のドクの愛犬は「コペルニクス」)。
ジェラルド・ストリックランド (Mr Strickland)
演:ジェームズ・トールカン
吹き替え:大木民夫(ソフト版)/池田勝(テレビ朝日版PART1)、宮内幸平(テレビ朝日版PART2)、加藤精三(テレビ朝日版PART3)/筈見純(フジテレビ版PART1)/大塚周夫(日本テレビ版PART3)/青山穣(BSジャパン版PART1)
ヒルバレー高校の教頭。名前は小説版より[22]。厳格な性格で、遅刻の常習犯であるマーティに説教し「マクフライ家は代々落ちこぼれ」と述べる。1955年にも同学校の教師で、この時にはもうすでに禿げ上がっており、情けないジョージを注意したり不良のビフを叱責するなど、1985年と風貌が全く変わっていない。
Part2の1985年Aでは新聞を盗み読みしたマーティにショットガンを突きつけて「新聞を置いたら、3つ数える間に帰れ。」と追い出そうとするが、何者か(恐らく昔の生徒)に自宅を襲撃されて応戦に飛び出していき「ごく潰しめ!」と叫んだ。
Part2の1955年では飲酒したビフを叱って年鑑まで没収したが、校長室で飲酒していた。(年鑑を捨てたが、中身はポルノ雑誌だった。)
1885年に登場した先祖のマーシャルは保安官で、ビュフォードとは犬猿の仲であり、彼を絞首刑にするのが望みと語っている。本編ではカットされたが、マーティとの決闘に向かう途中でビュフォードに射殺されたため、ビュフォード逮捕には登場しなかった。この先祖には息子がおり、常に毅然として厳しくあるよう教育しており、上記のカットシーンではそれが遺言になっている。
リビアの過激派
ドクがプルトニウムを入手した先。ドクに核爆弾の製造を依頼するも、ピンボールの部品(ゲームブックでは壊れた時計など)で作ったインチキ爆弾を渡され、報復としてドクをアサルトライフルで射殺した。マーティは彼らの追走から逃げた末に1955年にタイムスリップすることになるのだが、その際の閃光で目がくらんだ過激派は建物に衝突して横転してしまっている。生死は不明。
オーティス・ピーボディ
演:ウィル・ヘア
吹き替え:田口昂(ソフト版)/郷里大輔(テレビ朝日版)/堀越富三郎(BSジャパン版)
1955年当時のツイン・パインズ農場の持ち主。ピーボディ農場は1985年にはショッピングモール「トゥイン・パインズ・モール」になっている。
名前は1の小説版より[23]。当時45才[23]。17年連れ添った妻のエルシー、14才の娘マーサと11才の息子シャーマンがいる[23]
松を植林するのに躍起になっていたが、タイムスリップして納屋に突撃したタイムマシンとマーティを見て宇宙船と宇宙人と勘違いし、ショットガンで攻撃するも逃走するマーティに松を一本轢き倒されてしまった(その為ショッピングモールの名前が「ローン・パイン・モール」に変わってしまった)。
ゴールディー・ウィルソン (Goldie Wilson)
演:ドナルド・フュリラブ
吹き替え:中尾隆聖(テレビ朝日版)/石丸博也(フジテレビ版)/川田紳司(BSジャパン版)
吹き替え(ゴールディ・ウィルソン3世):小室正幸(ソフト版)/江原正士(テレビ朝日版)
1985年でのヒル・バレーのアフリカ系(黒人)市長
1955年ではルウが経営する喫茶店アルバイトをしている。ビフに散々馬鹿にされたジョージに駆け寄って「何であんな奴らに言いたい放題いわせておくんだい!」と説教し、「俺はこんなちっぽけな店の皿洗いで一生を終わる気はない。そのうち夜学に通って、いつか立派な人物になってみせる」と熱く語るのを聞いたマーティは、未来人として市長になることを知っていたので「あんた市長になるよ!」と言う。その気になり市長になってやると宣言するが、ルウには「黒人の市長など聞いたこともない」と馬鹿にされる[24]。また、タウンスクエアでマーティとの追走劇を目の前で見ていたこともあり、ビフの車が肥料トラックに突っ込んだ時には、誰よりも先に駆け寄り鼻をつまんでいる。なお1985年では市長への再選を狙い選挙運動を行っていた。
2015年では孫のゴールディー・ウィルソン3世が市長となっている。
ルウ (Louis "Lou" Caruthers)
演:ノーマン・アルデン
吹き替え:上田敏也(テレビ朝日版)/仲野裕(BSジャパン版)
1955年でゴールディー・ウィルソンが働いていた喫茶店の主人。「救命胴衣(ダウンベスト)」を着て店に入り、電話ボックスで奇妙な音(実際にはデジタル時計のアラーム)を立てるマーティをいぶかしげに見つめる。ドクの住所を尋ねようとしたマーティに注文を促すが、マーティが注文した「タブ(TaB)」を「領収書」、「ペプシのフリー(ノンシュガー)」を「無料」とことごとく勘違いし、1955年と1985年のジェネレーション・ギャップを引き立てる役回りである。
マービン・ベリー
演:ハリー・ウォーターズ・Jr
吹き替え:石丸博也(ソフト版)/笹岡繁蔵(テレビ朝日版)/渡部猛(フジテレビ版)/ あべそういち(BSジャパン版)
チャック・ベリー従兄弟という設定でギタリスト。「魅惑の深海パーティ」で演奏するバンドのメンバー。その後マーティを助けるために手を負傷し、マーティがダンスパーティで代わりにギターを弾くことになる。マーティがアンコールで弾いた「ジョニー・B.グッド」をチャック・ベリーに電話で聴かせ、新曲のヒントを与える。自身が率いるバンド「ザ・スターライターズ」には、サックス、ピアノ、ドラム、コントラバス(ウッドベース)がいる。ドラマーはボブ・ジョルダンという名前[25]。他にレジナルドという名前のメンバーもいる[25]。「アース・エンジェル」のMCの際に“lovers”という言葉を使う。55年の意味では恋人という意味であったが、現在では愛人という意味になっており、言葉の変化が反映されている。
マーク・ディクソン
「魅惑の深海パーティ」でジョージを押しのけてロレインと踊ろうとした男。名前は小説版より[26]。これが原因でマーティは一度存在が消えかかるが、ビフを殴り倒して自信をつけていたジョージに結局押し倒された。
小説版ではこの少し前のシーンにも登場。「魅惑の深海パーティ」の最中、ジョージに難癖をつけて電話ボックスに閉じ込める。ジョージはこれが原因で、ロレインの待つ車へと駆けつけるのが遅れた[26]
レッド・トーマス
1955年でのヒル・バレーの市長。1985年(及び1985年A)ではホームレスになっている。

Part 2の登場人物[編集]

ダグラス・J・ニードルズ (Douglas J. Needles)
演:フリー
マーティの悪友。PART2の2015年ではマーティにスクリーン電話越しで違法のカード取引に協力させようとする。ためらうマーティに対し「社員達に腰抜けと言われてもいいのか?」とそそのかし、腰抜けではないことを証明しようとするマーティを取引に応じさせてしまう(その後マーティは解雇された)。
PART3終盤の1985年では、ジェニファーを乗せていたマーティをカーチェイスに誘うが、ロールス・ロイスに危うく衝突しそうになってしまう[27]
イトウ・フジツウ
演:ジェームズ・イシダ
吹き替え:秋元羊介(ソフト版)/藤本譲(テレビ朝日版)
2015年におけるマーティの上司。マーティの不正を知り、クビにする(ちなみに彼から電話が来た時、マーティは片言の日本語で「フジツサン、コニチワ」とあいさつした)。イトウが名、フジツウが姓である。
ブルーレイのボブ・ケインの音声解説によると、フジツウを創業者の名前だと勘違いしたことが原因でこのような名前になったとのこと。ケインは「この名前は失敗だった」とコメントしている。
謎の一家
演:アル・ホワイトジュニア・ファンニッキー・ソングバードショーン・ハンター
1985年Aで、空き家になったマクフライ宅に引っ越していた一家。娘は部屋で寝ていたが、自分の部屋と勘違いして窓から入ったマーティに出くわして「パパ!ママ!助けて!痴漢よ!助けて!」と絶叫(マーティを叩き出した後で、父が振るったバットで壊された私物を見て嘆いていた)。息子は父がマーティをバットで倒そうとするところを応援。父は木製のバットを構え、娘の部屋に突入してマーティを家から叩き出した後、「そうだ!戻って来るな!ゲスめ!”この家は売らない”って不動産屋に報告しろ!聴こえたか!何をしてもムダだ!」と叫んだ。母はマーティと父の戦いを一部始終を見ていた。

Part 3の登場人物[編集]

クララ・クレイトン (Clara Clayton)
演:メアリー・スティーンバージェン
吹き替え:吉田理保子(ソフト版)/池田昌子(テレビ朝日版)/藤田淑子(日本テレビ版)
1880年代の女性教師。幼少の頃にジフテリアにかかったせいで隔離され、そこで父からもらった望遠鏡で毎日空をのぞいて星に興味を持つようになる。
1885年にヒルバレーへ転任した際、馬車で家へ向かう途中で蛇と遭遇して驚いた馬が暴走しショナシュ峡谷へ落ちて死亡する(その峡谷の名が後に「クレイトン峡谷」となる)はずだったが、タイムスリップの下見に来ていたドクに救出され、恋に落ちる。なお、マーティが来る前の過去ではヒルバレー駅に着いた際、市長から頼まれ迎えに来たドクと出会っている。1955年のドクの墓石に「永遠の愛と共に クララ」と刻まれていることから、マーティの介入がなくてもドクと恋に落ちていたことがうかがえる(マーティが1885年に来た後、マーティとドクが駅に路線図を見に行っているシーンがあるが、同じ画面の奥に、ドクに出迎えをすっぽかされて待ちぼうけを食っている彼女の後姿が確認できる)。
ジュール・ヴェルヌの愛読者であり、同じ趣味を持つドクと恋に落ちるも、未来へ帰らねばならないドクから告げられた真実を「ジュール・ベルヌのファンである自分を振るための出任せ」と思い込んで激怒し、ドクに平手打ちをして別れを告げ、泣き崩れる。しかし、傷心からヒルバレーを離れようと乗り込んだ列車で居合わせた鉄条網のセールスマンから、その後のドクのあまりの落胆ぶりを聞き、列車を緊急停止させて下車する。その後ドクの研究室(表向きは鍛冶屋)に向かってタイムマシンの模型を発見し、ドクの言葉が真実であった事に気づき彼を追う。
1885年に残ったドクとその後結婚し、ジュールとヴェルヌという二人の子供をもうける。
マーティの事は、当初は「イーストウッドさん」と呼んでいたが、ドクと結婚し1985年を訪れた際には、「マーティ」と本来の名前で呼んでいる。
因みに、彼女がショナシュ峡谷に落ちて死んだ話は100年後の1985年まで語り継がれており、ヒルバレー高校の歴史の授業に登場するほどである。マーティ曰く、「学校のみんながこの話を知っているのは、峡谷に落ちて欲しい先生が沢山いるから」とのこと。なお、改変後の1985年では前記のとおり彼女が峡谷に落ちず死亡しなかったことと、マーティが1985年に戻った後の1885年では「クリント・イーストウッド」(マーティ)が、ショナシュ峡谷で行方不明になり死んだと思われたことから、「イーストウッド峡谷」と改名されている。

脚注[編集]

  1. ^ 1955年当時は「heavy」に「深刻だ」などの俗語の意味が存在しなかったため。
  2. ^ アインシュタインのイメージについてはアルベルト・アインシュタイン#人物像を確認のこと。
  3. ^ アメリカにおける反ドイツ体制が原因であると考えられる。またヴェルナー・フォン・ブラウンが由来であると考えられる。
  4. ^ マーティが気に留めない反応をすると「態度が悪い、実に弛(たる)んでおる」とさらに厳しく説教、おまけに父のことまで持ち出す始末。
  5. ^ プルトニウムを手に入れるために過激派に偽の爆弾を渡す、(マーティのためとはいえ)他人を催眠装置で強制的に眠らせる、閉鎖された図書館に侵入し無断で蔵書を持ち出す、(デロリアンを加速させるために)機関車をジャックして暴走させた挙句に谷底へ落として木っ端微塵にする、など。
  6. ^ ScottはGodの婉曲表現で、「Oh, my God!」の婉曲表現に当たる。
  7. ^ Part 2の墓碑銘より
  8. ^ a b c Ⅰの小説版p124
  9. ^ 1の小説版に「処女作」とあるが、過去にも本を書いているという台詞があるので、小説以外も含めると「処女作」ではない。
  10. ^ 1の小説版p328
  11. ^ Early script of Back to the Future Part II
  12. ^ 但し、一度マーティにキスをした時には異性ではなく家族愛を感じていた。
  13. ^ a b 名前は1の小説版p213より
  14. ^ Ⅰの小説版p215
  15. ^ a b Early script of Back to the Future Part II
  16. ^ a b c d Ⅰの小説版p142
  17. ^ Back to the Future Frequently Asked Questions at BTTF.com.
  18. ^ 本来は樹のように葉を出す(=leave=消え失せろ)という意味で「Make like a tree and leave.」と使うべきところをget outta hereとしている。
  19. ^ 日本語字幕では「俺をしゃぶるな」と怒鳴ったのに対し、「「俺をナメるな」だろ」と指摘されている。
  20. ^ このビフの台詞は、日本語字幕では「スケスケの嘘を言うな」と訳されており、マーティが「見え見えの嘘だ、バカ」と訂正している。
  21. ^ マーティの代でタネン一族と同じような絡みをするのは後述のニードルズであるが、彼はタネン一族ではない。また、同じく後述のグリフが生まれていることからビフの子供は存在していると思われるが、シリーズを通して全く触れられていない。
  22. ^ 1の小説版p11
  23. ^ a b c 1の小説版p95~
  24. ^ ここでルウは「colored(有色人種)」という言葉を使う。1955年では比較的丁寧な言い回しであったが、1985年では差別的な言い回しになっており、言葉の変化が反映されている。
  25. ^ a b 1の小説版p284
  26. ^ a b 1の小説版p277、p295
  27. ^ 本来はマーティが車両に衝突し事故を起こすはずだった。この事によりロールス・ロイス事件とマーティの解雇がなかった事に改変された(というより、事故が無くなったおかげで、マーティが音楽をあきらめずロックミュージシャンとして大成するという未来になった可能性もある)。