バックスペースキー
バックスペースキー(英:Backspace key、BSキー、後退キー)は、タイプライター、ワードプロセッサー、コンピュータなどで使用されているキーボードのキーの一つ。通常は「BackSpace」、「BS」、「後退」、左向き矢印などが刻印されており、カーソルの直前の文字の削除などに使用される。
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概要 [編集]
「バックスペース」は本来はタイプライターでの紙の行送りを1文字分後退するためのキーであり、現在のコンピュータではディスプレイ上のカーソル位置を1文字分後退して、そこにあった文字を削除し、その位置以降のテキストを前にずらす働きをする。
歴史 [編集]
昔のタイプライターでは例えば「á」(アクセント符号付きの小文字のA)をタイプしたい場合、まず「a」をタイプしてから、バックスペースで後退し、そしてアクセント符号を重ね打ちすることがあった。コンピュータ用の文字セットであるASCIIなどの「^」(キャレット、曲折アクセント記号)でも基本は同じである。(紙なので当然であるが、バックスペースだけでは後退するだけで、直前の文字は削除されなかった。) また、バックスペースで後退してから先の文字をまたタイプすることで強調する用法にも使われた。
現在のディスプレイやタイプライターでは、このような物理的な重ね打ちは使われずに、多数のフォントと事前に組み合わされた文字が使われる。TeXやMicrosoft Windowsなどのソフトウェアでは、アクセントを最初に配置し、そして基本となる文字を配置する。
詳細 [編集]
- 詳細はen:Backspaceを参照。
バックスペースを押すと、ASCIIコードの "08" (BS, Backspace)が生成され、カーソルの直前の文字が削除される。
削除キー(デリートキー)との違いは、削除キーではカーソルの位置の(カーソルが垂直線の場合は、カーソルの直後の)文字が削除される。また削除キーは、例えばファイルマネージャなどでオブジェクトの削除にも使われるが、バックスペースキーには通常は同様の機能は無い。
ウェブブラウザやGUI環境では、前のページへ戻るためにも使われる。
メインフレームの伝統的な環境では、「バックスペース」という用語は磁気テープを前のブロックまで巻き戻すような意味でも使われる。
備考 [編集]
親指シフトでは、当初は「後退キー」はホームポジションにあり、左カーソルと同じ働きをした(カーソルは左へ戻るが、そこにある文字は削除されない)。これは上述のタイプライターと同じ設計思想であったためとされている。
Microsoft Excelなどの一部のアプリケーションソフトウェアでは、スクロールロックキーを押すと、選択したセルを移動しないままカーソルキーなどで上下左右に移動できるが、この際に「Ctrl + Backspace]を押すと、選択したセルに戻ることができる。
参照 [編集]
関連項目 [編集]
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| 注 : 図は109キーボードのもの。106の場合はWindowsキー2つとアプリケーションキーが無い。 |
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