バウムクーヘン

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焼き上げ風景

バウムクーヘンドイツ語: Baumkuchen) は、中世ポーランド=リトアニア同君連合王国伝統のサコティスセンカチュリトアニア語Šakotisポーランド語: Sękacz )を基にして、ドイツザクセン=アンハルト州で商業的に広まった焼き菓子で、中心にドーナツ状の穴があり断面に樹木の年輪のような同心円状の模様が浮き出たケーキである。名称は、ドイツ語で木を意味する Baum(バウム)とケーキを意味する Kuchen(クーヘン)に由来する。

[編集] 概要

リトアニア/ポーランドの
元祖バウムクーヘン
「サコティス/センカチュ」

「バームクーヘン」と表記されることもあるが、「バウム」は標準ドイツ語では[baʊm]と発音する。したがって「バウムクーヘン」のほうが現地音に近い表記であるといえる。

バウムクーヘンは製法が特殊なため普通のオーブンでは作れず、バウムクーヘン専用のオーブンが存在する。専用オーブンは、生地を巻きつけるための芯と、芯を自動的に回転させる装置が上部にあり、下部に生地を焼き上げるバーナーが据え付けられている。庫内が密閉され壁面からの輻射熱を利用する一般のオーブンと異なり、開放型で直火で生地を焼き上げる。

本場ドイツのバウムクーヘン

生地は、バター鶏卵砂糖バニラマジパンラム酒などで作られる。芯になる棒の表面に生地を少量かけてバーナーで焼くと、表面が焦げた厚さ1~2mmの薄い層ができる。焼けた層の上に生地をかけながら焼く事を繰り返し、薄い層を10~20層程度つくる。焼きあがった後に芯を抜いて輪切りにすると、バーナーで炙った際に出来たこげと内側の白い部分が層状に表れ木の年輪のように見える。

表面に砂糖をコーティングする場合もある。

日本でのバウムクーヘンの人気は高く、本家ドイツでの人気を上回るほどともいわれる。カステラと並び、日本人に好まれたケーキ類である。結婚式の引き出物などとしても好まれる。本来は天然の新鮮な素材で作られるものだが、食品工業の発展に伴い他の菓子と同様に、安い食材(バターの代わりの植物油、人工の香料)を使用したものが現在の日本では広く流通している。

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