ハーレム (ニューヨーク市)

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Harlem
—  マンハッタンの近隣住区  —
125丁目にあるアポロ・シアター(2006年11月)
愛称:"ブラック・メッカ", "ヘヴン"
標語:"Making It!"
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Flag of New York.svg ニューヨーク
Flag of New York City.svg ニューヨーク
Flag of New York City.svg ニューヨーク
設立 1658年
命名 Flag Haarlem.svg オランダ, ハールレム
面積[1]
 - 計 3.871mi2 (10km2)
人口 (2000)[2][3][4]
 - 計 335,109人
 - 人口密度 86,569.1人/mi² (33,424.5人/km²)
経済
 - 平均家計収入
ZIPコード 10026, 10027, 10029, 10030, 10031, 10035, 10037, 10039
局番 212, 917, 646

ハーレム (Harlem) は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン北部に位置する地区である。ここは、アフリカ系アメリカ人の文化とビジネスの中心地となっている。

名前の由来はトルコ語のハーレムとは関係なく、オランダの都市ハールレムにちなんでオランダ移民によって名付けられたと言われる。

ハーレム地区の観光地。

歴史[編集]

かつてはオランダ系移民の住居地だった。その後、20世紀には、1920年代のハーレム・ルネサンスに象徴される黒人文化が長く花開いたが、また貧困から犯罪放火窃盗など)に走る者もいた。しかしながら、1990年代には徹底的な治安改善政策により環境が急速に改善された。21世紀に入り現在は、街の再開発も進み、文化と経済のネオ・ハーレム・ルネサンス期に入りつつある。

作家E・ファックスは、ハーレムについて、こう紹介している。

ハーレム、それはアメリカ中の黒人の憧れだった。ハーレムに行けばもう何も恐れることはない!途方もない自由が約束されている・・・!私はそう聞かされて育った。初めてハーレムに着いた時のことは今でも鮮明に覚えている。125番通りの7番街の交差点で、見上げるような大男の黒人の警察官が、交通整理をしていた。『この俺の手の指図が見えないとは言わせないぜ!』とでも言わんばかりだった。私は感動した。白人を思い通りに歩かせているのだから![5]

地理[編集]

文化的観点などから、ドミニカ人が住むウェスト・ハーレムやヒスパニックの多く住むイースト・ハーレムを、アフリカ系アメリカ人のセントラル・ハーレムとを区別し、アフリカ系アメリカ人が多く居住する地域のみをハーレムと呼ぶこともある。現在ハーレムの境界線は常に変動し続けている。

ウェスト・ハーレム[編集]

南端はカセドラル・パークウェイ110丁目)、北端は155丁目、西端はハドソン川、東端はマンハッタン/モーニングサイド/セント・ニコラス/Bradhurst/エッジコーム・アベニュー、西端はモーニングサイド・パークハドソン川である。このエリアの中心をブロードウェイが縦断している。138丁目にはニューヨーク市立大学シティカレッジがある。116丁目コロンビア大学はハーレムではなくモーニングサイドハイツに含まれる。145丁目からワシントンハイツにかけては全米最大のドミニカ人居住地となっている。

ハミルトン・ハイツシュガーヒルを含む)は、ウェスト・ハーレムの北に隣接するエリアである。

セントラル・ハーレム[編集]

南端はセントラル・パークの北の110丁目(セントラル・パーク・ノース)、北端はハーレム川、西端はモーニングサイド・パークセント・ニコラス・アベニューおよびエッジコーム・アベニュー (Edgecombe Avenue) 、東端は5番街である。東西に走る125丁目はハーレムのメインストリートで、アフリカ系アメリカ人が主に住んでいる。ハーレムの中では、ここが旅行者の主要な目的地となっている。

イースト・ハーレム[編集]

スパニッシュ・ハーレムとも呼ばれる。南端は東96丁目、北端は東142丁目、西端は5番街、東端はハーレム川である。プエルトリコ人などが主に居住している。

なお、ハーレムにはアフリカ系アメリカ人の著名な活動家・公民権運動家の名を冠したストリートや公園がいくつかある。

文化[編集]

125丁目には黒人音楽の殿堂アポロ・シアターがある。有名なMCDJを数多く輩出している地区でもある。

観光[編集]

著名人の居住・出身[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Harlem neighborhood in New York”. 2010年12月16日閲覧。
  2. ^ Manhattan CD 10 Profile (PDF)”. 2014年5月28日閲覧。
  3. ^ Manhattan CD 9 Profile (PDF)”. 2014年5月28日閲覧。
  4. ^ Manhattan CD 11 Profile (PDF)”. 2014年5月28日閲覧。
  5. ^ NHKスペシャル映像の世紀・第3集それはマンハッタンから始まった。」の中から作家E・ファックスの手記より(日本放送協会

外部リンク[編集]