ハーバート・ビックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ハーバート・P・ビックス(Herbert P. Bix、1938年 - )は、アメリカ歴史学者。元一橋大学大学院社会学研究科教授。

略歴[編集]

マサチューセッツ州生まれ。ハーバード大学で歴史と極東語の博士号を取得。日米両国で現代史を教えている。2001年3月に一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻・社会学部教授を定年退官。現在、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校歴史学部教授・副理事長・研究科長。

著書『昭和天皇』において昭和天皇が戦争に積極的に関与したという主張を提示し、論争を引き起こした。昭和天皇を「ただ自分の地位を守ることに汲々とし、他人の犠牲を省みず,近代君主の座を占めたかつてない不誠実な人物」 と記述している。南京大虐殺があったと主張している。同書で2001年にピューリッツァー賞を受賞。

著書[編集]

単著[編集]

  • Peasant Protest in Japan, 1590-1884, (Yale University Press, 1986).
  • Hirohito and the Making of Modern Japan, (Harper Collins Publishers, 2000).
岡部牧夫川島高峰訳『昭和天皇(上・下)』(講談社, 2002年/講談社学術文庫, 2005年)

共編著[編集]

翻訳[編集]

  • Masanori Nakamura, The Japanese Monarchy: Ambassador Joseph Grew and the Making of the "Symbol Emperor System," 1931-1991,(M. E. Sharpe, 1992).(原著『象徴天皇制への道――米国大使グルーとその周辺』岩波書店岩波新書], 1989年)