ハートヤイ駅

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ハートヤイ駅(ハートヤイえき、タイ語สถานีรถไฟชุมทางหาดใหญ่)は、タイ王国南部ソンクラー県ハートヤイ郡にある、タイ国有鉄道南本線である。ハジャイ駅と表記されることも多い。

ハートヤイ駅
ハートヤイ駅
ハートヤイ駅
ชุมทางหาดใหญ่
Hat Yai Junction
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ソンクラー県ハートヤイ郡
駅番号 4347
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
電報略号 หใ.
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1924年
乗入路線 2 路線
所属路線 南本線
キロ程 928.58km(旧トンブリー駅起点)
バンヂンラン (6.74km)
(11.68km) ナームアン
所属路線 パダン・ブサール支線
キロ程 0.00km(ハートヤイ起点)
ウタパオ (2.78km)
(28.06km) クローンガ

概要[編集]

1914年、タイ国鉄南本線の一部区間ソンクラー - カンタン間の開通[1]によりハートヤイ地区を経由する鉄道が建設され、その後、南方への鉄道分岐点の整備・ハートヤイ市街地の建設に伴い、1924年に当駅が開業(建設の経緯についてはハートヤイ郡及び謝枢泗を参照)。

南本線は当駅で、半島東海岸沿いにヤラー県ナラティワート県を貫いてス・ンガイ・コーロックへ向かう本線と、マレー半島西岸側へ通じ、パダン・ブサールマレー鉄道ケダ線に接続する支線(ハートヤイ=パダンブサール線)が分岐する。タイ~マレーシア間の国境を跨いで運行される3つの国際列車、すなわちバンコクとマレーシアペナン州にあるバターワース駅を結ぶ寝台特急第35,36列車(タイ国鉄による運行)、KLセントラル駅と当駅を結ぶ寝台特急第953,954列車(ランカウィ急行;マレー鉄道による運行)、およびイースタン・オリエント・エクスプレスはこの支線を経由する。かつてはソンクラーへの支線も当駅から分岐していたが、同支線は自動車との競合による利用客の激減のため1979年に廃止となった[2]

バンコク方面への長距離直通列車やマレー鉄道への直通列車(上述)の他、南部地域各線のローカル普通列車も運行されており、1日28本の列車が発着する。長距離列車はこの駅で編成の分割・併合を行うものも多い。当駅は南本線南部の運行拠点として機能しており、駅構内に隣接して大規模な機関区・客車区が設けられている。

歴史[編集]

タイ国有鉄道南本線の本格的な工事は北側1カ所(ペッチャブリー駅)、南側2カ所(ソンクラー駅カンタン駅)の3カ所より開始された。当駅はソンクラー駅側からの第一期工事により1913年1月1日に開業した。開業当時の駅名はウータパオ駅であったが1924年に現在の地に移動後ハートヤイ駅となった。

駅構造[編集]

単式及び島式2面の複合型ホーム2面3線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺[編集]

蒸気機関車[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.299
  3. ^ 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)p.17

参考文献[編集]

  • 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目[編集]

外部リンク[編集]