ハング・アップ

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ハング・アップ
マドンナシングル
リリース 2005年10月17日
ジャンル ポップス
時間 5分36秒
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
プロデュース マドンナ、スチュアート・プライス
チャート最高順位
  • 全米:最高7位(2週連続 ビルボード
  • 全英:最高1位(3週連続)
マドンナ シングル 年表
ラヴ・プロフュージョン
(2003年)
ハング・アップ
(2005年)
ソーリー
(2006年)
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ハング・アップ」("Hung Up")は、2005年10月に全世界で発売されたマドンナのアルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』からの1枚目のシングルである。全米だけでも870万枚以上を売り上げ、マドンナの歴代シングルの中でも最高のセールスを記録。マドンナの代表曲となった。

概要[編集]

約1年11ヶ月ぶりにリリースされた「ハング・アップ」は、リリース前からある事で話題になっていた。それは、1979年ABBAの大ヒット曲"Gimme! Gimme! Gimme!"のメロディーを大胆にサンプリングしているからである。マドンナは、サンプリングの許可をもらうため、ABBAの元へ直々に使者を送ったという。後に、マドンナはある雑誌のインタビューでこう語っている。

「手紙とCDを持たせて使者をスウェーデンに送らなきゃならなかったわ。彼らに懇願、哀願したのよ。どれだけ彼らの音楽を敬愛しているか伝えたわ。全部、本心よ。彼らはしばらく考えてたわ。ベニービョルンはすぐにイエスと言わなかった。彼ら、今まで自分たちの音楽をサンプリングさせたことなかったのよ。ノーって言われる可能性もあったわ。でも有難いことに、そうならなかった。」

こんな苦労の末にサンプリングの許可をもらい、ついに完成した究極のダンスソングは全世界のチャートを振るわせていた。 (なお、「ハング・アップ」は初めてのサンプリング許諾例ではなく、1996年にリリースされたフージーズの"Rumble In The Jungle"が最初である[1]。)

  • イギリスをはじめ、オーストラリア、イタリア、フランスなど含む世界43ヶ国でNo.1を記録し、ポップ・ミュージック界史上のNo.1最多獲得国数を樹立させた。アメリカでは最高7位を記録し、これでTOP10入りシングルのエルヴィス・プレスリーの持つ記録(36曲)に並ぶタイ記録を樹立させた。

全世界のチャート[編集]

「ハング・アップ」は、世界43ヶ国でNo.1を記録。これはポップ・ミュージック界史上、No.1最多獲得国数である。

No.1を記録した国は、アルゼンチンオーストラリアオーストリアベルギーブラジルブルガリアカナダチリコロンビアデンマークエストニアフェロー諸島フィンランドフランスドイツホンジュラスハンガリーインドネシアイラクアイルランドイスラエルイタリア日本ラトビアレバノンリトアニアルクセンブルクマルタマケドニア共和国メキシコモンテネグロオランダノルウェーフィリピンポーランドルーマニアロシアセルビアスロベニアスペインスウェーデンスイストルコウクライナイギリス(トータル:世界43ヶ国)

日本での評判[編集]

日本では、「ライク・ア・ヴァージン」や「ヴォーグ」などに並ぶ代表曲として定着している。シングルが発売されてから、全国の主要都市でのラジオエアプレイランキングではいずれもTOP3以内に入るなど人気の高さが伺えた。ちなみに、東京のJ-WAVETOKIO HOT 100』では11週連続No.1を記録。これまでの最高記録であったホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You」の記録に並んだ。

一気に同曲が知れ渡ったのは、バラエティー番組でのパフォーマンスであろう。2005年12月に放送された人気バラエティー番組『SMAP×SMAP』に出演し、同曲を披露。赤いレオタードを纏い、47歳とは思えないスタイルとキレのあるダンスを披露し、日本の視聴者にもクイーン・オブ・ポップの貫禄を見せつけた。これを機に、特に10代や20代の若者の支持を受け、発売から1年経った時点でも着うたの音楽配信チャートでランクインし続けた。(ダブル・プラチナに認定されている)

  • ネットミュージックストア、mora(モーラ)の2006年 年間トップ100 ダウンロード・ランキング(集計期間:2005年12月1日~2006年11月30日)の洋楽部門でO-Zoneの「恋のマイアヒ」を抑え、3位にランクイン。総合でも55位にランクインするなど人気の高さが伺える。

NHKの『東京カワイイ★TV』(2008年4月から5年間放送)でもテーマ曲として使用された。

脚注[編集]

  1. ^ Bones, Susan (2005年10月18日). “Madonna 'begged' Abba for sample”. BBC. BBC News. 2013年4月7日閲覧。