ハロウィン (アルバム)

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ハロウィン
Helloween
ハロウィン の ミニアルバム
リリース 1985年2月
録音 1985年1月 - 2月
Musiclab Studio(ドイツベルリン
ジャンル ヘヴィメタル
スラッシュメタル
メロディック・パワー・メタル
時間 26分16秒(通常盤)
28分23秒(ピクチャーディスク)
レーベル ノイズ・レコード
ビクターエンタテインメント
プロデュース ハロウィン
専門評論家によるレビュー
ハロウィン 年表
ハロウィン
1985年
ウォールズ・オブ・ジェリコ
1985年
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ハロウィン』(Helloween)は、ドイツヘヴィメタルバンドハロウィン1985年2月に発表したメジャーデビューミニアルバム。オリジナル盤はノイズ・レコード、日本盤はビクターエンタテインメントから発売された。

1994年10月21日に、LPジャケット・スペシャル・コレクション(紙ジャケット仕様)が発売された。

単体発売の他、本作とアルバム『Walls Of Jericho』の楽曲、シングル『Judas』の表題曲をひとつにまとめ、『ハロウィン/ウォールズ・オブ・ジェリコ/ジューダス』(Helloween/Walls Of Jericho/Judas)として発売されたこともあった。

解説[編集]

  • 本作は『Kill 'Em All』時のメタリカのようなスラッシュメタルとなっている。しかし、曲の一部には叙情的なメロディを入れるなど、後のハロウィンの音楽性となるメロディック・パワー・メタルの要素は見られる。
  • ジャケットはハロウィンのマスコット「Fang Face」が、カボチャから顔を出しているイラスト。レコードのレーベル面に、このジャケットのイラストが描かれたピクチャーディスクが限定で発売された。ボーナストラックとして「Surprise Track」が収録されている。
  • 発売直後に1万5千枚が売れ、追加プレスも含めると最終的に4万枚を売り上げ[1]、当時地元バンドの競争が激しかったハンブルクで、彼らの存在を知らしめることになった。しかし、有名になる一方で、ハロウィンを慕っていた人達から急に非難されるようになり、ハンブルクのデスメタルシーンからは「コマーシャルになり過ぎてメタルを裏切った」などと批判されたという[1]

収録曲[編集]

全編曲:Helloween

  1. スターライト Starlight (5:17)
    (作詞・作曲:Weikath/Hansen
    イントロには芝居を入れており、眠りから起きた男が飲み物を口にし、ラジオのチャンネルをいじっていくうちに、ハロウィンのテーマ(『ロンドン橋落ちた』を元にしたメロディ)が流れる。その後、ハンセンの絶叫と共に演奏が始まる。歌詞は薬物依存者への警告となっている。
    後にマイケル・キスクをボーカルに録り直したバージョンが、『Future WorldC/W曲として収録された。
  2. マーダラー Murderer (4:20)
    (作詞・作曲:Hansen)
    ベストアルバム『Treasure Chest』ではリミックスされて収録された。
  3. ウォリアー Warrior (4:00)
    (作詞・作曲:Hansen)
  4. ヴィクティム・オブ・フェイト Victim Of Fate (6:37)
    (作詞・作曲:Hansen)
    間奏にある「悪魔の笑い声」はエンジニアのハリス・ジョンズによるもの。当時彼の妻がガンに侵されており、そのことに対する怒りと悲しみを解き放っていたことが、うまく出来たのではないかとマイケル・ヴァイカートは考えている[1]
    後にマイケル・キスクをボーカルに録り直したものが、『Dr. Stein』C/W曲として収録された。
  5. クライ・フォー・フリーダム Cry For Freedom (6:02)
    (作詞・作曲:Hansen/Weikath)
  6. サプライズ・トラック Surprise Track (White Christmas - I'll Be Your Santa Claus) (2:07)
    作詞・作曲:Traditional
    ピクチャーディスク版のボーナストラック。

LP盤は1曲目から3曲目までがA面、4曲目から5(ピクチャーディスクは6)曲目がB面となっている。

演奏メンバー[編集]

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b c 『Helloween/Walls Of Jericho/Judas Expanded Edition』ライナーノーツ