ハルキゲニア

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?ハルキゲニア

ハルキゲニア(想像図)
保全状態評価
絶滅(化石
地質時代
古生代カンブリア紀前期-中期
(約5億4,500万-約5億3,000万年前)
分類
: 動物界 Animalia
: 有爪動物門? Onychophora?
: Xenusia?
: Scleronychophora?
: †ハルキゲニア科 Hallucigeniidae
Conway Morris, 1977
: ハルキゲニア属 Hallucigenia
Conway Morris, 1977
  • ハルキゲニア・スパルサ (模式種
    H. sparsa Conway Moris, 1977
  • ハルキゲニア・フォルティス
    H. fortis Hou et Bergstrom, 1995
ハルキゲニアを含むバージェス動物群の比較図(ハルキゲニアは中央下)

ハルキゲニアHallucigenia)は、古生代カンブリア紀前期-中期(約5億4,500万-約5億3,000万年前)の海に生息していた動物バージェス動物群に属するものの一つである。

近年では、現生するカギムシと同じ有爪動物門に属するものと考えられている。

目次

[編集] 学名

属名ラテン語)は「奇怪で夢幻のような特質(bizarre and dream-like quality)を持つもの」との意味合いをもって造られたギリシア語由来の名称であり、多くは「幻覚のようなもの(like a hallucination)」の意味であると解説される。その姿のあまりの不思議さ、理解しがたい造形に由来する名づけである。中国語名「怪誕虫」。

[編集] 間違っていた復元像

全長約0.5- 3.0cm。本種は、カナダはブリティッシュコロンビア州バージェス頁岩(カンブリア紀中期、約5億3,000万年前に属す)にて、1911年、米国の古生物学者チャールズ・ウォルコットによって発見された。

英国人古生物学者サイモン・コンウェイ・モーリスSimon Conway Morris)によって記載[1]された(1977年)。このとき、彼はこの動物を、細長い体の腹面に長い(とげ)が歩脚のように2列で並び、背面に触手が縦一列に並ぶ形で復元した。腹面にある棘状の脚で海底を移動し、背面にある細長い触手を自在に伸ばしては、その先端部にあるはずの口で餌を吸い取るようにして食べていたのではないかと想像したのである。

また一方で、現存するいかなる動物からも掛け離れたそのような
復元像をあり得ないものと考え、他の生物の付属肢が脱落したものではないかとも言われていた。

ところが、1984年以降、中国雲南省澄江生物群(カンブリア紀前期、約5億4,500万年前に属す)から近縁種の化石が発見され始める。 そして、記載当時からの復元像が誤りであり、上下と前後を逆さまにしたものであったことが判明した。 以来今日では、棒状の細長い胴体の腹面に7対の細長い脚を、背面には防御用であろう2列の鋭い棘を持つ、極めて特徴的なトゲトゲした外見の生物として復元される。 触手と思われていたものは、節の無い柔らかな歩脚であるとしている。

化石標本の状況から、屍肉をあさる動物(スカヴェンジャーscavenger)であったと考えられている。

[編集] 脚注

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  1. ^ 生物学上の正式登録。

[編集] 関連項目

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[編集] 外部リンク

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