ハッランド級駆逐艦

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ハッランド級駆逐艦[1]
Halland BB sida.JPG
1974年、洋上のハッランド
概歴
就役開始 1955年6月8日
退役完了 1985年
前級 ヴィスビュー級駆逐艦
次級 エステルイェートランド級駆逐艦
計画数 4
建造数 2
要目
艦種 駆逐艦
艦名 地方名
排水量 基準排水量 2630t
満載排水量 3600t
全長 121m
全幅 12.6m
深さ 5.5m
機関 ボイラー (41 kgf/cm², 420℃) 2缶
蒸気タービン (29,000 hp/22 MW) 2基
推進器 2軸
速力 35kt
航続距離 445nm(35kt)、3000nm(20kt)
乗員 290
武装 120mm50口径連装砲 2基
4門
57mm60口径単装砲 2門
40mm70口径単装機関砲 6門
RB 08A SSM 2発[2]
M/50 375mm対潜ロケット砲 2基
5連装533mm魚雷発射管 1基
5門
3連装533mm魚雷発射管 1基
3門
レーダー Scanter 009 1基
9LV 200 Mk 2 1基
FCS HSA M22
その他 103mmフレア発射機6基
機雷敷設装置

ハッランド級駆逐艦(ハッランドきゅうくちくかん、スウェーデン語: Jagare typ Halland; Hallandsklass)は、スウェーデン海軍駆逐艦。4隻が計画され、2隻が建造された[1] 。輸出向けにコロンビア海軍シエテ・デ・アゴスト級駆逐艦2隻が建造されている[3]

建造[編集]

1948年11月19日、ハッランドとスモーランドの建造が承認された。共にヨーテボリに存在する造船所であるGötaverken造船所にハッランドが、Eriksbergs Mekaniska Verkstad造船所にスモーランドが発注された。1955年にはラップランドとヴェルムランドも発注されたが、これは1958年にキャンセルされている[1]

改装[編集]

ハッランドは1962年と1969年、スモーランドは1964年と1967年に改装が行われている[1]

当初艦対艦ミサイルとしては試作ミサイルであるRB 315を装備していた[1]RB 08Aの装備は、スモーランドが1966年、ハッランドが1967年となっている[4]。これにより、旧東側諸国を除いて初の艦対艦ミサイルを装備した駆逐艦となっている[1][5][6]

建造時の装備であったシグナール製のLW-03対空レーダーとM45射撃管制装置のセットは、9LV 200 Mk 2射撃指揮システムに交換されている[1]

一覧[編集]

ハッランド級駆逐艦[1]
艦名 起工 進水 就役 退役他
ハッランド(Halland) 1951年 1952年7月16日 1955年6月8日 1982年9月22日退役
スモーランド(Småland) 1951年 1952年10月23日 1956年1月12日 1985年除籍、博物館船として公開。
ラップランド(Lappland) 1958年計画キャンセル
ヴェルムランド(Värmland)
シエテ・デ・アゴスト級駆逐艦[3]
艦名 起工 進水 就役 退役他
シエテ・デ・アゴスト(7 de Agosto) 1955年11月 1956年6月19日 1958年10月31日 1986年廃棄
ベインテ・デ・フリオ(20 de Julio) 1955年12月 1956年6月26日 1958年6月15日 1984年廃棄

ギャラリー[編集]

出典・注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. p. 445. 
  2. ^ Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995では1発となっているが、連装ランチャー1基である。
  3. ^ a b Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. p. 68. 
  4. ^ RB 08A”. Arboga Robotmuseum. 2012年10月1日閲覧。
  5. ^ Jagaren Småland”. MARITIMAN. 2012年10月2日閲覧。
  6. ^ 試作ミサイルであるRB 315の装備を艦対艦ミサイルの配備とするならば、世界初。RB 08を基準とすると就役前の1957年からP-1を装備して公試を行い、1958年に就役したベドーヴイが先行する。

外部リンク[編集]