ノート:赤の女王仮説

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125.175.45.229です。先日の編集がリバートされているのに気づき、ノートを作成しました。 まずは私の言葉足らずをお詫び申し上げます。

改めて説明させていただきますと、私がこの記事に手を加えたのは雄という性に対して否定的な表現が目に付いたからです。たとえば、費用という表現は「雄の存在にはコストがかかっている」と見えてしまいますよね。雌だけで子孫を残せないというのは単為生殖を行わない生物についてのことでした(単為生殖を行う生物の大半は雌なので「多くの種で雄が半数を占める」と書かれている当該項目とは関係のないものだと解釈していました)

また、私自身も漠然と「雌のほうが子育てに貢献している種族が多い」というイメージを持ってはいますが、「雄という性は子育てに関する貢献が小さい」「雌という性は子育てに関する貢献が大きい」と断言してしまうのは雌性こそ生物の本質であるかのような印象を受け、(人間は例外なのかもしれませんが)男性でも女性でも閲覧する可能性のある辞書においてはあまり好ましくないものだと考えます。
乱暴な言い方になりますが、従前の記事には「雄はいても大して役に立たないし、雄と雌が交尾しないと子孫を残せないのは非効率的だから雄がいるのは疑問。雌だけで単為生殖したほうが効率がいい。でも軍拡競争や遺伝上のメリットがあるから仕方なくコストをかけて雄を存在させてやってる」と書かれているような印象を受けました。

そうではなく、「雄と雌が半々ずつを占める種族は多いが、雌だけで増えることのできる種族もいる。にも関わらず雄と雌という2つの性が存在するのには生物学上メリットがあると考えられており、主として以下のような説がある。この説によれば~であり、したがって有性生殖は効率的だと考えられている」という、より柔らかい(と、言ったら変でしょうかね?)記事を目指すべきだと私は思います。 「費用」という項目を「有性生殖は効率的か?」に直したりしたのはこのような考えがあったからで、他意はありません。ご理解いただければ幸いです。124.84.153.130 2007年1月7日 (日) 09:20 (UTC)[返信]

いくつか手を入れました。削除した部分をこちらに移しておきます。

性淘汰によって、生き残るのが難しくなるような特徴を持った個体が好まれることがある(例えば、クジャクサンコウチョウのオスの尾羽根)。

性淘汰は性が存在した上で同性間に起こる「個体選択の結果」ですから、性自体の問題とは別に考える必要があるのではないでしょうか。

ライオンなどではオスは自分の子供である若いオスを脅かすポーズをとる(しかし、ヒトタツノオトシゴペンギンなどの例外も存在する)。

これは親と子のコンフリクトのことかなと思ったんですが、前後と文脈が繋がっていなかったので削除しました。

また、直接子孫を残すことはないが、餌の確保や防衛などの面でオスが間接的に種の保存に貢献している種族も多い。

これは性が存在し、性的二型が生まれ、役割分担が生まれた結果であって、性そのものの利点というわけではありません。またオスの縄張り防衛、配偶者防衛は自分のためであって種のためではないです。--Mo-rin 2008年5月14日 (水) 04:56 (UTC)[返信]

英語版を読んで上の記述の意図を理解しました。ちょっと直しておきました。--Mo-rin 2008年7月23日 (水) 07:49 (UTC)[返信]