ノート:洞窟潜水

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サイドマウント・ケイブダイバー(Sidemount Cave Diving)[編集]

 本項ガス・マネージメントの解説(2/3とか、1/3とか‥)はよく理解できません。詳しい方の修正/補足をお願いいたします。英恵芙

タンクを背中に担ぐバックマウントのスタイルではなく タンクをからだの側面に装着させて潜るスタイルをサイドマウントダイビングといい、そういったスタイルで ケーブに潜るダイバーをケーブサイドマウントダイバー などと呼ぶ。

ケーブダイビングを行う上で サイドマウントでの利点は バックマウントではタンクが邪魔で通り抜けることができない狭い場所を通過することができることである。 タンクをからだのサイドから前方に持ってきてすり抜けることができる。またレギのシステムが手が届きやすい位置にあるので、バルブの開け閉めやレギュレターの交換などの取り回しがしやすいなども利点と言える。さらにタンクを3本 4本5本と増やすこともできすべたサイドマントすることも可能である。その場合に 減圧症リスクなどを低減するために エントッリドエアーナイトロックスなども使うこともあるが、酸素比率の違うガスを、水深によってベストなものに替えるようなプランのダイビングにも使いやすい。

そして タンクを背中に担がないので、水面で、タンクを一本づつ BCに取り付け取り外しすることもできるわけで、重たさを感じず装着、脱着が可能となる。

ガスマネージメントの基本は 1/3づつ使うことである。200バール充填されてるタンクを2本使ってもぐる場合で、ケーブの奥に潜っていく場合などは 200バールを 「3」で割りやすい数字にする意味で 「180バール」として それを「3」で割る。すると 60バールとなる。 そして もともとあった200バールから 60を引いて 140バール が、タンクスイッチする残量と定める。スタートして 一本目のタンクが 140バールになると その時点で2本めにスイッチする。2本目のタンクも140バールになった時点で引き返す。そのまま2本目のタンクを吸いながら引き換えし、140-60=80バールになった時点で 一本目のタンクにスイッチして 一本目のタンクを140バールから60バール吸った80バールの時点が、スタート地点に戻れる算段になる。(流れがないとして) 残りの60バールづつ プラス はじめに予備として置いていた20バールづつも 残量として残す。1/3以上の残圧を残す計画でダイビングするわけであるが、狭いところで挟まったとか ライトが切れたとか ラインを見失ったとか レギュレターが不調でフローした などの不測の事態に備える意味ででも1/3以上残す計画をするのが鉄則である。 なお、サイドマウントの利点は ガス切れなどでエアシェアをしなければならないときに、タンクごとバディに渡すことも可能であるなどのメリットもある。