ノート:変異原

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遺伝毒性と変異原との混同について[編集]

最近、「変異原試験の結果を遺伝毒性と解釈してはならない」というガイドラインの趣旨を誤解して誤った解釈を出典付きで解説しているが、突然変異を起こすこと、起きた突然変異が修復されることなく遺伝毒性をあらわすということは別の段階の話。遺伝毒性は前提して突然変異がひつようであるが、(修復されるので)突然変異がすべて遺伝毒性のなるわけではない。つまり遺伝毒性なしの突然変異は存在するので(変異原の説明遺伝毒性のガイドラインをもってするのは)説明の原因と結果が逆転している本末転倒な説明である。--あら金 2009年3月1日 (日) 11:23 (UTC)[返信]

医薬品の遺伝毒性ガイドラインは、以前のバージョンは変異原性という用語でした。つまり、遺伝毒性と変異原性は同じ用語として扱われています。規制当局にもよりますが、遺伝毒性=変異原性ですよ。--122.26.152.58 2009年3月2日 (月) 15:51 (UTC)[返信]
まあ、頭の不自由な方には理解できないかもしれないですね。--122.26.152.58 2009年3月2日 (月) 15:56 (UTC)[返信]
資料を一つしか当たらないと足をすくわれますよ。遺伝毒性は変異原性の結果の一つに過ぎません。つまり変異原性∋遺伝毒性に過ぎないです。--あら金 2009年3月2日 (月) 17:58 (UTC)[返信]

上のお二人以外の方のためにコメントすると、mutagenicitygenotoxicity の意味は似ているようで違います。英語版の記事を参考にしてください。混同しても日常会話で困ることはあまりないと思いますが、専門家の間の会話では違和感を持たれるでしょう。--Su-no-G 2009年3月4日 (水) 04:57 (UTC)[返信]


主張は出典を示して[編集]

議論で主張するのは結構ですが、その根拠となる出典を示してください。 遺伝毒性と変異原の関係についてGHS第3版から引用しておきます:

3.5.1

定義および一般的考察

3.5.1.1 この有害性クラスは主として、ヒトにおいて次世代に受継がれる可能性のある突然変異を誘発 in および in vivo すると思われる化学物質に関するものである。 一方、 vitro での変異原性/遺伝毒性試験、 での哺乳類体細胞を用いた試験も、この有害性クラスの中で分類する際に考慮される。

3.5.1.2 本文書では、変異原性、変異原性物質、突然変異および遺伝毒性についての一般的な定義が採 用されている。ここで突然変異とは、細胞内遺伝物質の量または構造の恒久的変化として定義されてい る。

3.5.1.3 突然変異という用語は、表現型レベルで発現されるような経世代的な遺伝的変化と、その根拠 となっている DNA の変化 (例えば、 特異的塩基対の変化および染色体転座など) の両方に適用される。 変異原性および変異原性物質という用語は、細胞または生物の集団における突然変異の発生を増加させ る物質について用いられる。

DNA の構造や含まれる遺伝情報、 3.5.1.4 より一般的な用語である遺伝毒性物質および遺伝毒性とは、 または DNA の分離を変化させる物質あるいはその作用に適用される。これには、正常な複製過程の妨 害により DNA に損傷を与えるものや、非生理的な状況において(一時的に)DNA 複製を変化させるも のもある。遺伝毒性試験結果は、一般的に変異原性作用の指標として採用される。

これによれば、遺伝毒性と変異原性は同じではないが、遺伝性試験結果は変異原性の判定の指標となるようだ。ただし、これは商用化学物質に関する国際的な合意であって、他の分野での意味とどれだけ整合性が取られているか保証するものではない。ただし、Wikipediaの立場からはこの意味するところを他の分野で野意味と併記することは否定されるものではないと思われる。 --Kanehiro 2012年9月25日 (火) 03:57 (UTC)