ノート:世界恐慌

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「社会心理学」節における無関係な投稿について[編集]

この項目の「社会心理学」節において、今年のプロ野球セントラル・リーグで全球団が負け越していることが書き込まれていますが、これは本節とは全くの無関係なので削除すべきだと考えます(2015年のプロ野球という項目では記載する価値があると思いますが)。皆様の御意見をうかがいたいと思います。--獰猛スイマー1000会話2015年7月5日 (日) 02:20 (UTC)[返信]

主題は1930年代の「大恐慌」か、一般論としての「世界恐慌」か?[編集]

ノート:世界恐慌/過去ログ1#世界恐慌・大恐慌にて、「世界恐慌」と「大恐慌」の用語法が議論されたようですが、これは主に本文中での用語の使い分けが論じられたのであって、記事の主題に根ざしたものではないように読めます。本文中で使用する一般名詞としての「世界恐慌」と「大恐慌」に関していえば、過去ログ1における大和屋敷さんの考え方は難なく理解でき、国語辞典的にはそれが正解だと思います。しかしながら、根本的に本記事の主題は何であるのかを考え直すと、2018年2月8日時点の版において、記事タイトル(世界恐慌)の定義文が一般名詞としての「世界恐慌」 (world economic crisis/panic) の説明で始まり、世界初の恐慌の例として19世紀の例を挙げているにもかかわらず、それに続く記事の内容の大部分は固有名詞としての(20世紀の)「世界恐慌」ないし「大恐慌」 (The Great Depression) を解説しているなど、同じ記事の中で一般名詞的用法と固有名詞的用法とが混在してしまっており、特に経済学・経済史に詳しくない読者にとっては混乱の元になっていると思われます。ちなみに、私もHANSONさんと同様、「「大恐慌」は"The Great Depression"という固有名詞の訳語としてしか知りませんでした」。いま一度、記事の主題を明確にし、認識を共有した上で、主題に沿って加筆していただけるよう、お願い申し上げます。--Doraemonplus会話2018年2月16日 (金) 09:30 (UTC)[返信]

Doraemonplusさんの提起をうけて、大恐慌(The Great Depression)を主題とした方向での改稿を検討しております。こちらの話題が立ち上げられたのを見て、いくつか調査してみたのですが、冒頭定義文の出典として挙げられている広辞苑から、「世界恐慌」の見出し語が削られているのを確認いたしました。第3版から第5版まではたしかに冒頭定義文どおりの内容が見出し「世界」以下の「ー恐慌」に示されているのですが、第6版、最新の第7版ではこれがなくなり、「ー大恐慌」として、1930年前後の固有の事件を示す記述のみに改められています。一般名詞としての用法をサポートする他の出典がなければ、そちらの用法を従とする改稿が妥当と考えます。もう一つ出典に上がっている有斐閣の経済辞典は手近なところで確認できなかったのですが、そちらについても可能なら複数の版を確認したいと考えています。岩波の経済辞典も固有の事件のみを扱っていたと記憶していますが、うろ覚えのため、こちらも掲載の版を含めて確認したいところです。あまりプライベートな時間に余裕がないため、調査はスローペースになると思います。--HANSON会話2018年6月11日 (月) 13:08 (UTC)[返信]
  • wikipediaには恐慌という記事がありまして、一般的語義として「大恐慌」「世界恐慌」という記事を新規に仕立て上げるのは微妙なことになりそうな気がします。本記事はあきらかに1929年から始まる世界恐慌について記述されてありますので、タイトルの修正たとえば「世界恐慌(1929年)」などは適切かもしれません。--大和屋敷会話2018年6月11日 (月) 19:57 (UTC)[返信]
  • なるほど、そうですね。一般的語義としての「大恐慌」「世界恐慌」の説明は省くか、恐慌に統合し、特定の大恐慌記事については、現行版のように{{Otheruses}}等を使った最低限の水先案内文にとどめて、本記事はThe Great Depressionの説明に専念するのが、主題と内容を一致させる最善の策かと思います。主題の次に問題になるとすれば記事名ですが、初版以来「世界恐慌」の記事名のまま、過去ログにも改名が議論された形跡はありませんでした。選択肢としては、「世界恐慌」「大恐慌」「世界大恐慌」+曖昧さ回避、(あるいはCategory:経済恐慌を参考に)「19XX年(-19XX年)恐慌」が考えられます。CiNiiで論文キーワード検索した結果、ヒット件数だけをみれば、「世界恐慌」よりも「大恐慌」のほうが多いようですが、どちらが当記事名にふさわしいでしょうか。--Doraemonplus会話2018年6月12日 (火) 08:00 (UTC)[返信]
  • なかなか悩ましいところです。『改訂新版体系経済学辞典』(東洋経済新報社,1979)では索引に世界恐慌、世界大恐慌があり、見出しは世界大恐慌のみです。意味は固有名詞としてのものだけが掲載されています。『日本国語大辞典第二版』(小学館,2001)も世界大恐慌で立項され、意味は固有名詞のみでした。一方で、高校の世界史教科書および資料集の目次等を検索で調べてみたところ、各社「世界恐慌」としており、高校社会科についてはこちらで用語の統一がされていそうな感じです。「大恐慌」については国立国会図書館のデジタルアーカイブなどで、20世紀初頭のイギリスにおける大恐慌(Great Depression)をさす用法が散見されました。また、国立情報学研究所のオンライン学術用語集では「世界大恐慌」でヒットがありますが、元にしたと思しき学術用語集に経済学編がないため、信頼性としては幾分下がる面がありそうです。個人的には、世界大恐慌のほうが意味の範囲にブレが少なくなるので好ましいと感じています。時間が取れたらもう少し調べてみようと思います。--HANSON会話2018年6月17日 (日) 12:50 (UTC)[返信]
  • だいぶ時間が空いてしまいましたが、『有斐閣経済辞典第五版』ほか、いくつかの書籍等を当たってみました。私個人としましては、本記事を記事名「世界恐慌」のまま"Great Depression"についての記事とし、曖昧さ回避ページへの誘導を冒頭に置き、曖昧さ回避ページでは「恐慌」、「金融危機」、イギリスの「大恐慌」等を案内する形を支持いたします。理由は、日本での恐慌という語の用いられ方にかなりの幅、ないし用語の混乱があるため、単一の記事内でその全てを統一的に扱うのが困難であると考えるためです。まず、一般的語義としての「世界恐慌」は確かに存在します。『有斐閣経済辞典』にもその方向での解説が載っており、各国が有機的に結びついている状況のもとで、一国の過剰生産恐慌が世界に波及していく現象という主旨で、マルクス経済学的な(少々古い)理解に基づく解説になっています。これは当然と言えば当然で、現在主流の経済学では(固有名詞は除いて)「恐慌」という語をあまり用いないため、用語として正確を期すならば昔あった理解によるしかないのです。一方でこの定義は、現在の本記事冒頭文が意図している大きな不況を「恐慌」と称する用法には不似合いな定義です。現在の不況は「過剰生産」の問題というよりは「金融」の問題として取り上げられるためです。また、現在の冒頭文では「世界恐慌」の訳語が"Global economic crisis/panic"となっていますが、これは素直に訳すなら「経済危機」「経済的混乱」ではないでしょうか。英語版などをみると、crisisとpanicの曖昧さ回避にfinancial crisisが入っており、おそらくこれを加えた方もそのようなニュアンスを意識されているのだと思いますが、これは日本語版では「金融危機」の記事でカバーするべき内容かと思います。加えて、近年の経済雑誌、新聞記事に出てくる「世界恐慌」「大恐慌」の用例について、web及び縮刷版でいくつか確認したところ、大半がGreat Depressionをさす用法、ないしは提喩的な用法でした。これらを勘案し、まずは「世界恐慌」としてこの歴史的事件を提示したあとで、「世界恐慌」とも呼びうる語や、そこから連想される用法を案内する形がよいと判断いたします。--HANSON会話2018年7月9日 (月) 17:30 (UTC)[返信]
    • コメント 詳細かつ広範な文献調査をして頂いて、大変恐れ入りました。私は、上でHANSONさんがご提示なさった方針にて、当記事が加筆され、関連記事と記述内容の棲み分けが進むことを願っています。門外漢の私が申し上げられることは以上です。失礼致しました。--Doraemonplus会話2018年7月10日 (火) 10:00 (UTC)[返信]
      • 他の方からもコメントもあるかと思い少し時間を置いてみましたが、反対コメントもありませんでしたので編集準備を始めようと思います。今後もしばらくはスローペースで取り組んでいく予定です。--HANSON会話2018年7月24日 (火) 13:02 (UTC)[返信]

かなり時間が過ぎてしまっていますが、上記作業について経過をご報告いたします。現在、メモ書き程度のまとめを私の利用者サブページにまとめておりますが、当初の訳語の意味を留めている用例がどこまでの範囲なのか判断がつかず、作業が停滞しております。他にも英語版とドイツ語版の世界恐慌に該当する記事に言語間リンクがないなど、用例を切り分けるに当たって無視できない情報が他にも複数あるため、まだ今しばらく調査を継続いたします。なお、この報告は他の方による作成を妨げるものではありません。あしからずご承知おきください。 HANSON会話2018年9月20日 (木) 04:06 (UTC)[返信]

だいぶ間があいてしまいました。日本での恐慌という言葉の用いられ方について、富塚文太郎氏の論文なども見つかったのですが、影響範囲の大きそうな語ですので、まだ出典不足かと考えています。まだしばらく仕事で忙しい時期が続くため、まずは情報提供まで。 HANSON会話2019年4月25日 (木) 08:26 (UTC)[返信]