ノート:メガドライブ

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CD-ROM関連記部分を執筆される方へ、CD-ROM接続を見越した設計について(参考情報)[編集]

これからCD-ROM関連記部分を執筆される方がいた場合の備えて以下の情報を残しておきます。(フルネームで書くと晒し扱いされたことがあるので苗字のみとします。敬称は略します。)

  • 先日メガドライブの開発者石川のインタビュー記事(ファミ通2013年8月29日号付録ファミ通ファミ通付録。以下付録と呼ぶ)を参考に疑問を呈する声があったので、出典からの引用を交えてそこを整理しておきます。
  • メガドライブ大全増補改訂版(太田出版)には同一人物へのインタビュー記事があります。(以下本文では「大全」とする)増補改訂版のみ該当する記事があるのでご注意ください。
インタビュアー:メガドラはオプション機器もたくさん出てましたよね。

石川:そちらにはね、まったく関わってないんですよ。実際の量産に乗っかる製品の設計は第三研究開発部(CS部隊)ですね。ROMカートリッジもそうです。

インタビュアー:外付けのCD-ROMドライブであるメガCDまで出すことは想定していなかった?

石川:いや、佐藤はCDへのこだわりはあったと思います。(中略。内容はデータ容量の増加の問題やCDの利点などの話。)だから、ここ(メガドラ横にある拡張用スロット)に必要な端子の本数を出しておけば後でどうとでもなるだろうと。

(中略)

インタビュアー:まだパソコン用のCD-ROMが登場はじめた頃にそこまで視野に入っていたんですね。(以下略、内容はランダムアクセス含むアクセス方式の話題)

石川:あれは開発のほうから相当苦労したと聞いています。やっぱり、半導体のROMよりスピードが遅いじゃないですか。(以下略、内容は読み込み時間を短縮しないと製品にならないという話)

(中略)

インタビュアー:新たなゲームハードが、ゲームソフトの可能性を切り開いてきたんですよね。メガドラのデュアルポートRAMのように。

石川:あれは佐藤さんに言われるがままに実装したんですね。どうやって使うかなって。

インタビュアー:そう考えると、佐藤さんはムチャぶりをされているようで実は未来を見据えておられたんですよね。

石川:そうですね。佐藤さんはね、その方向が正しいと思うなら、可能性が1%でも行く人です。だからチャレンジ精神という意味では、佐藤さんがCSを引っ張ってこられたなあ、と。アーケードのシステム16もそうですし、要所要所は佐藤さんが設計してきてるんですね。

— インタビュー記事、太田出版「メガドライブ大全 増補改訂版」 p315-316

大全には以上の文面が記載されています。今回開発に関与する人員まで説明する必要があるため引用範囲を広めに取っています。

  • 引用から読み取れる情報
    • メガドライブの設計には佐藤、石川の少なくとも2名が関与している。
    • 要所の設計と仕様のオーダーは佐藤が行っている。つまり上位にいるという事になる。またCDにもこだわっていた。
    • 周辺機器関連は第三研究開発部が担当している。
    • CD-ROMドライブは開発(第三研究開発部?)が行っている。
    • パソコン用のCD-ROMが登場はじめた頃の話である。
  • ファミ通付録
    • 石川の「もともとCD-ROMを使うという発想はありませんでした」と発言しているが何時の誰の考えのものかという情報が書かれていない。
  • 発売されたメガドライブには何があるか
    • メガドライブには直接CD-ROMドライブを接続できる拡張スロットが存在する。

大全と付録の両方を満たすなら「発想していない人としている人がいて、発想してる人が仕様に盛り込んだ、もしくは盛り込ませた。」といったところでしょう。第三研究開発部を含む他の開発については情報は今のところないです。

それなりの額を払う書籍に対し雑誌付録という条件の違いでページ数、文字数に大きな制限があり、結果として付録のほうは開発の詳細までは書かれていません。要約の時に意味が違う文になった可能性も否定はできません。

  • 大全のインタビュー記事310-317の8ページ。内310ページのみ写真や表題に使用。メガドライブ関連に限定すると約3ページ半。
  • ファミ通の議題の付録は全35ページ、うちインタビュー記事は22-23ページ(上半分はハードの写真などで使用のため実質1ページ)メガドライブ関連はそのうち約半分。


CDに関連する情報を掘り下げるなら各担当者のインタビュー以外に開発を担当した開発部の公開資料があればその方向から調べてみることをお勧めします。

、、、という風に一度ここまで書いてから類似する資料がないか見てみたのですが、Beepメガドライブ1990年6月号57ページに「まあCD-ROMは、当初からのプランでしたからね。」という発言もあったので、CD-ROMの考え自体はセガ社内ではあったようです。--Kaonohito会話2017年2月20日 (月) 01:42 (UTC)[返信]

  • コメント 出典を拝見しましたが完全な独自研究ですね。「CD-ROMを使うという構想はありませんでした」と書かれた出典とまったく逆のうえ、「おもちゃ屋としての性格がある」「LDの開発実績」などの理由付けは完全な創作です。また出典には「後でどうとでもなるだろう」と事後判断である事が書かれ、実際にはフロッピードライブが発表されていたように節自体が虚構です。他にも設計について(石川が)「全部一人」で行ったとも書かれていて、自説に合わない記述は隠されているようです。この編集を行った利用者は出典改竄など問題のある編集を繰り返しておりコメント依頼が提出されています。--Towns会話2017年3月30日 (木) 15:26 (UTC)[返信]