ノート:ベルリン国際映画祭

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残りの受賞作[編集]

残りの受賞作お願いします。--以上の署名の無いコメントは、Wakusei会話投稿記録)さんが 2003年11月7日 (金) 05:48‎(UTC) に投稿したものです(Type20会話)による付記)。

受賞作をちまちま追加しております。--以上の署名の無いコメントは、Wakusei会話投稿記録)さんが 2004年5月26日 (水) 03:10‎(UTC) に投稿したものです(Type20会話)による付記)。

「生きる」が受賞した賞の日本語訳について[編集]

生きるでの記載が「銀熊賞」のままだったため、訂正を行う際に疑問に思った点がありました。

黒澤明のノートにおいて61.27.100.218氏が引用した山本英司氏のコラム(2000年2月8日)では、第4回ベルリン国際映画祭において「生きる」が受賞した賞は、英語訳"Special Prize of the Senate of Berlin"とあります(この賞について、de:Internationale_Filmfestspiele_Berlin_1954では、"Sonderpreise des Senats von Berlin"と記しています )。この賞に対し山本氏は「ドイツ上院陪審賞」と訳を当てています。現時点においてWikipedia日本語版の黒澤明では「ドイツ上院特別賞」「ベルリン上院特別賞」の2つの表記があり、本項ベルリン国際映画祭では「ドイツ上院議員賞」と記載されています。

黒澤明のノートにおいて、203.140.42.80氏が『クロサワ』という書籍から引用している文章では「ベルリン市政府特別賞」と訳されています。ネット上で検索できる三修社の独和辞典によると"sanat"には確かにアメリカ合衆国の「上院」を指す意味もありますが、(ドイツ中世の「市参事会」に源流を持つらしい)「市政府」を指す意味が筆頭に挙げられています。de:Senat von Berlinen:Berlin#City stateを見るに、Senat von Berlin(Senate of Berlin )は、ベルリン市長(ベルリン一市から構成されるベルリン州首相を兼ねる)と閣僚的なSenat(評議員?市参事?)からなるベルリン市の市政府(兼ベルリン州政府)としてまず記述されているようです。

ドイツの上院(連邦参議院 Bundesrat)を見るに、ベルリン市政府の閣僚が連邦参議院に議員として出席するようなので、市政府の閣僚を上院議員と呼ぶのはあながち間違いではないかも知れないのですが、「ドイツ上院議員賞」等よりは「ベルリン市政府特別賞」の方がヨリ妥当なのではないでしょうか。おそらく上院議員としてではなく、映画祭開催都市の首脳として与える賞ではないかと推測します。

参考までに、googleでの検索結果は「ドイツ上院陪審賞」約470件(市販されているDVDの解説を含む)、「ベルリン上院特別賞」6件、「ドイツ上院議員賞」2件(黒澤明を含むwikipeia系のみ)、「ベルリン市特別賞」5件、「ベルリン市政府特別賞」2件(上記『クロサワ』からの引用を含む2chスレッドのみ)、となっており、「ドイツ上院陪審賞」が社会でも広く使われているようですが、そもそも「ドイツ上院陪審」って何なのか。銀熊賞ではなかったことをいち早く?指摘した山本氏の訳が一人歩きしてるのではないのかというところも含め、釈然としないものがあります。ドイツには「上院陪審」と訳される役職があって、この賞がそれを踏まえた「定訳」であるならば恥ずかしい限りですが、本映画祭・ドイツ語・ドイツの行政機構に詳しい方のご意見を伺いたく思います。--桂鷺淵 2007年12月15日 (土) 15:58 (UTC)[返信]