ノート:ツルレイシ

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和名について[編集]

本(亜)種の標準和名は「ニガウリ」ではないでしょうか。YList及び私の持っている文献(『沖縄植物野外活用図鑑 第2巻 栽培植物』及び 『増補訂正 琉球植物目録』)ではそうなっております。また料理の本(『完本料理大百科』)でもニガウリ(ツルレイシ)になっておりました。ツルレイシが標準和名であるソースをお願いします。-- 2008年3月15日 (土) 05:05 (UTC)[返信]

標準和名は学名のように命名ルールが一元的に定まっているわけではなく、特定言語のローカルな俗名のひとつという扱いですので、日本語を使うプロやセミプロ級の使用者層の多数派がどう流れるかによる部分が大きいという性格を有します。昆虫では「ウスバシロチョウ」派と「ウスバアゲハ」派が真っ二つに割れている(どちらが多数派なのかは蝶の世界のリアルタイム情報に疎いので正確に把握をしていませんが)という例があります。クモや魚類では、そうした層の大多数を擁する学会がイニシアチブをとって一元的に標準和名の変更をやってしまったことがありますが、植物ではどうでしょうか。今出先なので資料に当たれないのでうろ覚えの印象なのですが、私見では古い資料では「ツルレイシ」を採用しているものが散見されたように思えます。ちなみに、千葉大学のサイトBGPlantsでは、「ニガウリ」を採用していますね。--ウミユスリカ 2008年3月15日 (土) 14:45 (UTC)[返信]

私は生態学の方から植物をかじっていたのではっきりとは言えませんが、植物の標準和名については、脊椎動物のように学会をあげて取りまとめてはいなかったと思います。また、おっしゃられるとおり、標準和名といっても当然揺らぎがあります。
私は植物の標準和名を判断する第一の根拠として「YList = BGPlants」を用いています。そこでは、ニガウリを標準和名とし、ツルレイシを別名にしていたのは、ウミユスリカさんのおっしゃる通りです。もちろんそこだけでも問題がある(参考としてヤエヤマヒルギをご覧ください)ので複数のフローラやリスト、図鑑、また、今回は食べ物関係の本も当たってみたのですがニガウリを採用しているものしか見当たりませんでした。そこでツルレイシを採用している資料を紹介していただきたいと思った次第です。
和名に揺らぎのある植物ですので、参考文献などの提示がない現状のままだと問題だと思っており、もしツルレイシとしている文献があれば参考文献の加筆を、なければ私の提示した資料を加筆した上で、改名したいと考えております。-- 2008年3月15日 (土) 15:08 (UTC)[返信]

私も、昆虫畑(元海洋生物畑)の生態屋なので、植物の和名関係の資料はあまり手元に充実していません。ただ、もしかしたら・・・なのですが、保育社の原色図鑑シリーズの中の『園芸植物図鑑』に、「ツルレイシ」の和名採用がなかったかなというようなあいまいな記憶があります。記憶違いである公算も大きいので、間違っていた場合にはご容赦ください。--ウミユスリカ 2008年3月15日 (土) 15:40 (UTC)[返信]

なるほど、園芸・農学関係だと「ツルレイシ」を採用している可能性がありますね。ご提示いただいた資料及びその関係の書籍を調べてみます。情報提供ありがとうございます。-- 2008年3月15日 (土) 15:52 (UTC)[返信]

農林水産省管轄の法令や園芸関係の図鑑では「ツルレイシ」を使用していることがわかりました。その辺を踏まえて名称及びその他の項目について加筆整理しました。ご助言どうもありがとうございます。-- 2008年3月17日 (月) 08:25 (UTC)[返信]

沖縄での呼称について[編集]

緩やかながら、沖縄県での呼称(方言名)について編集合戦が起こっていたため、手持ちの資料及び琉大図書館の沖縄方言プロジェクトを調べさせていただきました。沖縄本島(首里・那覇、石川、今帰仁)では「ゴーヤー」と語尾を伸ばしており、語尾を伸ばさない「ゴーヤ」は見受けられませんでした。また、「ゴーラ」は宮古地方で使われており、語尾は伸ばしません。出典は本文に入れておりますのでご確認ください。-- 2008年6月30日 (月) 16:38 (UTC)[返信]

またIPユーザさんにより、ゴーヤーからゴーヤに書き換えられました。私は沖縄に住んでいるのですが、ゴーヤーと語尾を伸ばす方を普通に使っており、商品名等にもそちらを使っていることが多いです。また上記のとおりいくつかの文献にあたってみましたが、語尾を伸ばさない方は見当たりませんでした。もちろん「ゴーヤ」は絶対ないとは言いませんが、琉大図書館のプロジェクトのようにメージャーなソースでは「ゴーヤー」となっているので、ゴーヤーをゴーヤに変更する編集は止めて下さい。また、「ゴーヤ」について加筆する場合にも出典を提示していただきたくお願いします。もし何かご意見があればお願いします。-- 2008年7月2日 (水) 09:36 (UTC)[返信]

また、同様な編集が行われました。こちらとしてはきちんと出典も提示し、対話もしております。今度同様なことが行われれば、本記事の保護依頼をしようと思います。-- 2008年7月2日 (水) 12:43 (UTC)[返信]


いまや蛇足の感なしとしませんが、「ゴーヤー」「ゴーヤ」に関する、琉球新報のコラムをInternet Archiveから発掘。 http://web.archive.org/web/20021223214916/http://www.ryukyushimpo.co.jp/kinkou/kin21/k021114.html http://web.archive.org/web/20030510035618/http://www.ryukyushimpo.co.jp/kinkou/kin21/k021121.html

一方、「ゴーヤ」を主張する方としては目取真俊氏がいます。出典を示せませんが、目取真氏の育った土地(今帰仁村)では「ゴーヤ」が正しい発音だという小論を読んだ記憶があります。--218.222.64.248 2009年5月10日 (日) 01:54 (UTC)[返信]


こんにちは。方言での名称について、お伺いしたいことと提案させていただきたいことがあります。

まず、「名称について」の項目に、「沖縄方言では本来はゴーヤーになっていますが、全国的には八重山方言のゴーヤといいます。ここでは全国的な言葉の表現ですので、語尾の『ー』は取ってください。」とのコメントがありますが、全国的な言葉の表現に八重山方言を採用した理由とはなんでしょうか。

僕は、本土での表記が「ゴーヤ」になっているのは、JIS規格における長音符の省略を準用したからだと思っていました。ちなみに長音符の省略は、本来は外来語(とりわけ工業分野)に対して適用されます。

官公庁の表記について、外来語は原則として長音符を省略します。しかし、琉球新報の2003年5月7日の記事によると、沖縄総合事務局では2003年から資料の表記名に「ゴーヤー」を使用し、表記を「にがうり(ゴーヤー)」に改めると発表しています。また、沖縄県農林水産部でも「ゴーヤー」を使用しています。市町村単位でも、少なくとも沖縄本島の市町村では、公式サイトや配布されているパンフレット・リーフレットなどのニガウリの方言表記には「ゴーヤー」を使用しているようです。

さらに、この記事(ツルレイシ)での表記は「ゴーヤ」ですが、チャンプルーの記事では「ゴーヤーチャンプルー」と、Wikipedia内でも表記が統一されていません。僕は生まれてからずっと沖縄県に住んでおり、「ゴーヤー」の表記に親しんできたため、本土の「ゴーヤ」という表記には違和感を抱いています。少なくとも、僕の周りでは「ゴーヤ」という表現は見受けられません。しかし、沖縄県内においても地域によって呼び方が異なるので、「ゴーヤー」と「ゴーヤ」どちらか一方が正しいとも思っていません。最近は本土でも「ゴーヤー」の表記が浸透してきたように思います。

そこで、名称について、「全国的にニガウリの沖縄方言である『ゴーヤ』または『ゴーヤー』を使うことが多くなっている。」と両名併記を提案したいと思うのですが、いかがでしょうか。異論がなければ両名併記します。よろしくお願いします。--日日草 2009年12月28日 (月) 08:33 (UTC)[返信]

提案から数日が経過しましたが、異論がないようですので、提案に賛同していただけたとみなして両名併記いたしました。--日日草 2010年1月3日 (日) 04:30 (UTC)[返信]

ゴーヤダンス・ゴーヤソング[編集]

このURLから辿るとDVD販売目的しか見あたらず、エアーメール封筒を示す。節削除を提案。--Namazu-tron 2010年1月5日 (火) 17:41 (UTC)編集者自ら削除しましたが広告活動です。色々研究した参加して下さい。--Namazu-tron 2010年1月6日 (水) 05:42 (UTC)[返信]

積極的に奨める訳では有りませんが加筆するならラッキィ池田の記事での経歴や実績としてでしょう。単に彼の仕事の振付師として請負った、それ以上のものではない筈。Wikipedia:特筆性 (組織)ありや。池田氏の記事でどの様な議論と成るかは当方判断しかねますが。いずれにしろ売り込み・購入案内のURLはいけません。--Namazu-tron 2010年1月6日 (水) 09:53 (UTC)[返信]

ニガゴリ、ニガゴーリ[編集]

このような異名はあるのでしょうか。この記事では方言名などについて上の方で様々な議論がありましたが、このような異名についてでてきたことはありません。私自身、沖縄での生活経験もあり、やはりこのような名を聞いたことはありません。どこでどのように使われている、という説明がなければ信じられないのです。どうかここは是非出典の提示を願います。--Keisotyo会話2017年8月27日 (日) 11:47 (UTC)[返信]

  • 『日本植物方言集』(1972), p. 180の記載を元に加筆しました。本文の方には、細かく書くのもわずらわしいし、そこまで詳細に書く必要も無いと考えたので書きませんでしたが、念のため『日本植物方言集』での記載例をすべて挙げておきます。
  1. ^ 私の手元の本では「福島」となっているが明らかに「福岡」の誤植でしょう

  • 日本植物友の会 編『日本植物方言集(草本類篇)』八坂書房、1972年。 
--Loasa会話2017年9月17日 (日) 02:43 (UTC)[返信]
  • しかしながら、これらの方言は「ニガウリ」「ゴーヤー」のように全国的な知名度のある異名でもなく、あまたある方言の一つにすぎませんから、冒頭文に書くべきことではない、という点には同意します(それを言うなら「ゴーヤー」も方言の一つですが、これは今や全国的に通じる名称ですから、標準和名に準じる異名と見なしてもよいと思います)。ニガゴリ、ニガゴーリに関しては、現状のように「名称について」節に記載されていれば十分でしょう。--Loasa会話2017年9月17日 (日) 02:58 (UTC)[返信]
  • 訂正 失礼しました。先の投稿では「ニガゴリ」と見間違えて「ニガゴイ」の記載を引用してしまいました。「ニガゴリ」の方は以下のようになっていました。(出典資料、ページ数などは先の投稿と同様です)
--Loasa会話2017年9月17日 (日) 03:04 (UTC)[返信]
出典確認のご苦労に感謝し、ご判断を支持します。ありがとうございました。--Keisotyo会話2017年9月17日 (日) 03:08 (UTC)[返信]