ノート:サンタクロース (競走馬)

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従来の記事と、ハリーオン系で書いたものとを統合しました。

  • 馬名の由来については、私があたった出典の中には言及したものが全く無かったので、いったん除去しています。まあ、サンタクロースが由来なんだろうとは思いますけども。関連する情報としては、出典の新聞記事サスカトゥーン・スター・フェニックス紙 1964年6月27日付 アイルランドダービー優勝はその名もサンタクロースで、「サンタクロースに賭けた者にとってはその名前の通りの存在になっただろう」というくだりがあります。また、本馬が生まれた1961年には、フィンランド郵政省がサンタクロースの住所を公開したとありますので(サンタクロース#年表)そこらへんなのかなーという気はしますが、いかんせん出典が全く無いです。本馬に限らず、「馬名の出典」があるケースというのは稀で、日本の場合は近年中央競馬が馬名の由来を公開している(たぶん、気がつかずに変な名前を認証してしまった時のための言い訳なんでしょう)ので、それが馬名の由来として動かない根拠になるんですが、外国馬の場合にはそういう記述がほとんどない。「外国馬を紹介した日本語の文献」あたりが、そういう記述をよく行うのですが、残念ながらサンタクロースにはそういうのも無く、現時点ではお手上げです。
  • 従来の記事にあった「生涯に4勝しかしていないが、勝ち鞍はすべて現在G1に格付けされている重要レース」というのは、ちょっとちがうと思ったので除去しました。たしかに、アイルランドナショナルステークス(2014年時点ではヴィンセントオブライエンステークス)は1985年以降G1に格付けされていますが、グループ制導入時の1971年から1984年まではG2です。そのナショナルステークスを1963年に勝ったのを「G1クラスの競走を勝った」みたいに言うのはアンフェアだなと。それが通るなら、フェブラリーハンデの優勝馬もG1級という理屈になってしまいます。競走馬の評価というのは難しいですが、この馬の場合には「アイルランド2000ギニー勝ち」よりも「凱旋門賞2着」のほうが価値が上でしょうし、単純に「G1級を何勝した」という叙述で評価を記すというものでもないと考えました。
  • 子孫のGidronが「東ドイツ三冠馬」であるという点について、きちんとした出典を見つけることができませんでした。「きちんとしていない出典」ならば、PedigreeQuery SantamossとかSporthorse-Data Gidronとかがあって、東ドイツ三冠馬と書いてあるのですが、これらのサイトはいずれも「誰でも自由に編集できる」データベースでして(私もいろいろ編集している)、「信頼できる情報源」とはいえないです。この系統の産駒はASVH スウェーデン温血種協会 Darling 1991年生までたどることができます。また、「信頼できる情報源」ではないですが、上に書いた「Sporthorse-Data」ではDarssの牡馬産駒も登録されています。出生年からすると2000年を超えて生きていた可能性は高いと思いますが、不確実なので本文には書いていません。Darssが「サンタクロースのひ孫」ですから、Darssに牡馬産駒がいたということは、「父系はひ孫の代で消えた」という記述は誤り(種牡馬入りしたことを“父系”と表現するのならば誤りであるとは断定できない)になります。いずれにしても信頼できる情報源ではないので、ここらへんの記述はあらためました。一般に「父系が途絶えた」と断定するのはかなり難しく(悪魔の証明)、慎重に表現するなら「◯◯には次の代が登録されていない」とかいう言い方になると思います。もっといいのは「いつまでは確実にいた」という書き方をすることで、それならば断定可能です。もちろん、何らかの文献が「父系は途絶えた」と言っているのであれば話は別です。

--零細系統保護協会会話2014年6月8日 (日) 12:45 (UTC)[返信]