ノート:カロテノイド

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主な化合物がリンクになっていますが、それぞれの記事は短いですし、リンクも主に相互間のもののようです。さらに技術上の問題からαなどのギリシア文字が項目名に使えないため、ユーザーにとっては使いづらいものになっているように思われます。すべてこのページにまとめて見出しレベルで整理した方がいいように思われるのですがいかがでしょうか。カロテンのサブタイプ(っていうのでしょうか。αとかβとかです)の構造上、機能上の違いも並べておいた方が比較しながら理解でき便利だと思います。--汲平 2005年6月23日 (木) 04:49 (UTC)[返信]

αカロテンの分子式のCが20となっていますが40の間違いではないでしょうか。

その通りです。修整しました。--Calvero 2006年7月21日 (金) 16:09 (UTC)[返信]

「カロチン」と「カロテン」[編集]

中学でも、高校の保健体育でも、大学でもたしか(間違いなく)(カナリアを色付けてる β-など)「カロチン」や「カロチノイド」と学習してきましたけど、私としてはいつのまにか「カロテン」という語が多くなってきたような感じがしてなりません。 本当は元から「カロテン」が正式名称であって、「カロチン」と教えるのが間違いだったということでしょうか? もしも逆ならばこの項を「カロチノイド」に改名したほうがよろしいのでは? --メリケン・ステーツ 2007年5月16日 (水) 01:48 (UTC)[返信]

最新の『学術用語集 化学編 増訂2版』文部省、日本化学会編では「カロテン」となっていますが、20年くらい前の版の同じ学術用語集では「カロチン」となっています。つまりメリケン・ステーツさんの認識・記憶は正しいのですが、その後の文部省の改訂をご存じでなったということです。--あら金 2007年5月16日 (水) 09:35 (UTC)[返信]
ちなみに「カロチン」はドイツ語 (carotin) 由来ですね。ペーハーとピーエイチみたいなものでしょうか。--Calvero 2007年5月16日 (水) 14:19 (UTC)[返信]

(rev. indent)早速のご回答ありがとうございます。 調べたところ、どうやらそのようです。なんでも2000年11月の日食成分表の大改訂からだそうです。たまげました。こんなに長年使われてきたメジャーなwordを改名するとは、コトバの文化大革命状態ですね。 (あるsiteにもありましたが、この調子ではそのうち「テンテン」なんて活字を出すのもチンx2となってヤバそ(^_^)。) では。 --メリケン・ステーツ 2007年5月17日 (木) 14:06 (UTC)[返信]

「生合成経路」[編集]

この段落の今のバージョンの文章は ワールドサプリjp からうつされたものではありませんか? --Syonnbori 2009年1月19日 (月) 09:57 (UTC)

貴コメント節を時系列に合わせるべく最後尾に動かし、取り急ぎ最後の部分に関して履歴を調べました。ウィキペディアの カロテノイド では、例えば 2006年1月31日 (火) 20:13 (UTC) の編集 [1] などのように、元々の文章が推敲を経て現在の文章となったものです。ワールドサプリjp から カロテノイド へのコピーがあったと考えるには不自然で、ワールドサプリjp のほうが カロテノイド の文章をコピーしたと考えるほうが自然でしょう。--Su-no-G 2009年1月19日 (月) 10:07 (UTC)
早速のご回答・移動ありがとうございます。あちらのサイトは一番古いファイルが2007年なので、コピペの件についてはSu-no-Gさんのご意見に同意します。--Syonnbori 2009年1月19日 (月) 10:25 (UTC)

"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%86%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89" より作成 誤って消してしまいました すみません--しょんぼり 2009年1月22日 (木) 11:55 (UTC) [返信]


最初の一文を以下のように差し替えたいと思っています。

非メバロン酸経路から供給されたイソペンテニル二リン酸(IPP)と、IPPが異性化した化合物であるDMAPPが縮合してゲラニル二リン酸が合成され、更に2つのIPPが順次付加されることでゲラニルゲラニル二リン酸となる。


最後の一文を以下のように差し替え・追加したいと思っています。

一連の反応はプラスチドで行われるが、動物細胞はこれを持たないのでカロテノイドを食物から摂取する必要がある。 たとえばフラミンゴやカニやサケの色素(アスタキサンチン類)は食物中に含まれるカロテノイドを代謝・蓄積したものである。

25日まで待って意見が出ないようでしたら、上記のように本文を編集します。ご意見よろしくお願いします。--しょんぼり 2009年1月22日 (木) 11:46 (UTC)[返信]

すみません手元のヴォート見たのですがカロテノイドの生合成は残念ながら載ってなかったです。前にご紹介いただいた薬学会の解説ページ [1] しかまだ見てません。今回の改稿と直接は関係ありませんが、薬学会の解説ページの図では「ジメチルアリール二リン酸 (DMAP)」となってます。それは「ジメチルアリル二リン酸 (DMAPP)」の間違いということでよいのでしょうか。「アリール」が間違いだというのは構造からすぐ分かるのですが、略称はどんな具合なんでしょう。--Su-no-G 2009年1月22日 (木) 12:43 (UTC)[返信]
返信が遅くなってすみません。DMAPと書いたら、ふつうはジメチルアミノピリジンのことです。ジメチルアリル二リン酸を売ってるメーカーechelon-incおよび英語版wikipediaDimethylallyl_pyrophosphateでもDMAPPと略されています。薬学会のページが脱字しているのだと思います。--しょんぼり 2009年2月27日 (金) 13:03 (UTC)[返信]
  • ちなみに、「カロテノイド」『生化学辞典』、第三版、東京化学同人、1998年、pp.325-326を引用すると「緑色植物とある種のカビ、酵母、キノコ、細菌などの作る…ポリエン色素。…ステロイドやポリプレノールと同様にカルテノイドはメバロン酸から生じる3,3-ジメチルアリル二リン酸およびイソペンテニル二リン酸より作られる」とあります。同じく「テルぺンの生合成」」、『生化学辞典』、p.941を引用すると「非メバロン酸経路も高等植物の葉緑体や細菌では知られている」となっています。--あら金 2009年1月22日 (木) 12:52 (UTC)[返信]
生化学辞典の情報が部分的に古いのかもしれません。非メバロン酸経路は比較的最近(1990年前後)になって見つかった経路で、それ以前はメバロン酸経路しかないと思われていました。最近は論文の序文に書かれる内容例:EMA Enfissi et al., Volume 3, Issue 1, Pages 17-27, Plant Biotechnology Journal 2004  Figure 1を見てください なので、カロテノイドは非メバロン酸経路スタートでまちがいないはずです。前回の書き込みではオンラインで確認できる資料をあまり掲載せず、皆様にお手数をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。--しょんぼり 2009年2月27日 (金) 13:03 (UTC)[返信]
リンク先の Figure 1 と、その周りの文章を拝見しました。なるほどそういうことなんですか。勉強になります。ご提案の文章差し替えを進めていただければ助かります。--Su-no-G 2009年2月27日 (金) 13:23 (UTC)[返信]
非メバロン酸経路は菌・植物・原生動物で見つかっていますが、イーストと動物にはみつかっていませんので『生化学辞典』第三版p.941の既述は問題ありません。新しい修正案ではそのあたりをもう少し明快にしてみました。--しょんぼり 2009年2月27日 (金) 13:35 (UTC)[返信]

とりあえず1月22日投稿の文章に差し替えておきます。カロテノイド生合成経路について詳細を確認して(Rohmer, Nat Prod Rep 16,565,1999)修正案をベターと思うかたちに変更しました。ご意見よろしくお願いします。--しょんぼり 2009年2月27日 (金) 13:35 (UTC)[返信]

  • 『生化学辞典』でも高等植物の(色素体の)カロテノイドは非メバロン酸経路由来と書かれていますし、一部の細菌のイソプレノイドは非メバロン酸経路由来と書かれています。ただ、「すべてのカロテノイドは非メバロン酸由来である」と書かれている文献が見つからないのでご提示いただきたいという趣旨です。「高等植物および一部の細菌のカロテノイドは非メバロン酸経路で生合成される」という記述であれば異論はないです。--あら金 2009年2月27日 (金) 13:40 (UTC)[返信]
反証される可能性は今もこれからもあるので「すべて」を冠して積極的に言い切る論文はおそらくないと思います。他のイソプレノイド化合物では両方の経路から原料が供給されている場合がみつかっているので尚更です。今迄に例が知られていないという間接的な証拠(?)をあげることしかできません。ないことの証明と「すべて」を証明することは難しいです。
もしメバロン酸経路由来のカロテノイドの生合成系についての論文をご存じでしたら読みたいので教えてください。藻類などでそのような例がみつかっているのでしょうか。そしてそちらの例も挙げておいた方がよりよいと思います。当方が調べた限りでは見つけることができませんでした。
あら金さんの現バージョンの文章の方が、動物に含まれるカロテノイドについての既述との対比にもなっていて良いと思いますので、この議論の行方はどうあれ、本文は今のままがよいです。--しょんぼり 2009年2月28日 (土) 04:29 (UTC)[返信]
色素体(葉緑素もその一種ですが)は細胞質遺伝する胞内器官です。原核生物のシアノバクテリアに起原を持つと考えられる(植物のクロモソームとは)独立したDNAと代謝系を持つ植物の細色素体と原核生物は非メバロン酸酸経路を持つことが知られているということです。一方、真核生物はメバロン酸経路を持つことが知られていますし、真核生物である植物は当然のようにメバロン酸経路も持っています。非メバロン酸経路を持つことがメバロン酸経路を持たないことを意味しません。
KEGG PATHWAY DatabaseのBIOSYNTHESIS OF STERODISには既知の生物種のイソペンテニルPP生合成経路がほぼ全て示されています。非メバロン酸経路からイソペンテニルPPを生成する酵素EC 1.17.1.2の存在が鍵であり、メバロン酸-5PPからイソペンテニルPPを生成するメバロン酸経路はEC 4.1.1.33の存在が鍵であるということです。このKEGG PATHWAYページでreference pathwayセレクターを「Oryza sativa japonica(Japanese rice)」に合わせると、非メバロン酸経路もメバロン酸経路も緑で指示されるように両方の経路が生きています。(Humanに合わせれば当然非メバロン酸経路はOffになることがわかります。)なので「すべてのall-trans-geranylgeranyl-ppは非メバロン酸経路のみに由来する」というには色素体と原形質とのあいだにイソペンテニルリン酸をはじめとした中間代謝物の物質交換が存在しないとする根拠がいるということであると考えます。--あら金 2009年2月28日 (土) 10:02 (UTC)[返信]
(蛇足)動物がカロテノイド生合成系をもたないことはCarotenoid biosynthesisALL PATHWAy ENTRYOrtholog tableなりで調べれぱ明確になります。(Ortholog tableでphytoene synthase [EC:2.5.1.32]が生物種であり/なし、がどうであるかをみればよいということです)--あら金 2009年2月28日 (土) 10:15 (UTC)[返信]